オルガ・ペリセの実力は誰もが知るところだけど、彼女の作品ではコンテンポラリーの要素や奇抜な演出というか、演出家の自己主張?が鼻についたりと、なかなか大満足とまではいかない部分もあったのだけど、今回はシ!イエス!
ギターの名器をテーマにしているのだけど、彼らが意図した物語が伝わってきたかというとよくわからない。でもわからなくても何かは伝わり、何より美しく、すごい踊り満載なのだ。
最初はコンテンポラリーというか、薄明かりの中、半裸で床を転げ回るようなものだったのだけど、なんだろう、取って付けた感はなく、ちゃんとしたコンテンポラリーの踊りに見えたこともあって個人的には違和感なし。抵抗を感じた人もあったとは思うけど、“誕生”のイメージが伝わってきたし、
© Festival de Jerez/Tamara Pastor |
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パーカッションのロベルト・ハエンとボーカルのイスラエル・モーロのハサミでコンパス聞かせるなどのユーモアも盛り込んで、
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男装でのファルーカ。これが絶品。伝統を抑えつつも新しい試みもあり、何より形が綺麗。最後のポーズなど宝塚の男役スターもかくやという美しさ。かっこいい。
© Festival de Jerez/Tamara Pastor |
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カスタネットを聞かせつつ見せたボレーラの足取りの見事さ。唸るしかない。
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もう一度見たい作品です。
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