最終日の模様も市のYouTubeにあったよ。
2023年7月28日金曜日
ベラ2023 フラメンコ公演から
最終日の模様も市のYouTubeにあったよ。
2023年7月27日木曜日
アルカサルの夜/サンドラ・カラスコとダビ・デ・アラアル 『レコルダンド・ア・マルチェーナ』
とても素敵なコンサートだった。
ウエルバ出身サンドラ・カラスコとセビージャ県アラアル出身のギタリスト、ダビ。
二人による極上のフラメンコ音楽。
20世紀中盤に活躍し、全国的な人気を誇ったフラメンコ歌手であるぺぺ・マルチェーナを思い出して、というタイトル通り、マルチェーナのレパートリーを歌い継いでいく。ブレリア、ミロンガ、タランタ、ポロ、ファルーカ、コロンビアーナ、ガロティン、ファンダンゴ…
©︎Actidea |
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2023年7月24日月曜日
アルカサルの夜/ホセ・アントニオ・ロドリゲス
セビージャの夏はアルカサルの夜。
ムリージョ庭園の方から入るアルカサル庭園でのコンサート。毎年、フラメンコ、ジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどバラエティに富んだプログラム。入場料が安いこともあってセビージャ市民にも、観光客にも人気の催し。
庭園の
© Actidea - Rosa García |
© Actidea - Rosa García
その彼のひさしぶりのセビージャでのソロ公演。いや去年のビエナルでも公演があったのだけどイスラエル・ガルバンの日だったので行けなかったのであります。今回もビエナル同様、パーカッションなどもないギター一本だけ、というので、わーい、と思っていたのでありますが、そのギターはなんとエレアコ。プラグがついてるエレクトリック・アコースティック・ギターということで、ええ? となったのでありますが、始まってみるとエフェクター使うなどもあって、なるほど、ではありました。
息子に捧げたナナ『大きい男の子のナナ』に始まり、ソレア、とビエナルと同じプログラム。
地中海音楽のいろいろを取り込んだという3曲目の『ダンサ・デル・アマネセル』はパコ・デ・ルシア、アル・ディメオラの『地中海の舞踏』を思わせる曲で最後はエフェクターでエレキギターぽい音で締める。なるほど〜。
そして「プログラムにはないけれど、スペイン最高峰の振付家ホセ・アントニオ・ルイスに捧げます」、と弾き始めたのはアンダルシア舞踊団や国立バレエで上演された『レジェンダ』の曲。
彼の曲はこれに限らず、情景が、絵が見えてくるような、映画音楽のような感じがある。いつかどこかで耳にしたようななじみやすいメロディ、聴きやすく心地よい。と思ってググったら、映画音楽も手掛けているのですね。
影響を受けたというギタリスト、エドゥアルド・ロドリゲスに捧げたコロンビアーナ。そういえばフラメンコにとどまらない姿勢や流れるような曲の感じとかはエドゥアルドににているかも?
アルゼンチンタンゴ風の『アディオス・ムチャチョス』という曲もようございました。
最後は『マンハッタン・デ・ラ・フロンテーラ』,+1999年の発表のアルバムのタイトルであるこの曲はジャズぽさとフラメンコぽさをうまくミックスした曲。昔、マリオがグラナダで舞踊学校をやった時、その発表会でモネータたちが踊っていたなあ、とかノスタルジー。
気持ちの良いコンサートでありました。
フラメンコを全然知らない人が聞いてもきっと楽しめる、親しみやすいコンサートでありました。
© Actidea - Rosa García |
なお、今年は蚊が多いのか会場で何ヶ所か刺されたので行く人は虫除けスプレーして行ったほうがいいかもです。
2023年7月20日木曜日
カディスのフラメンコ
夏はカディス。昼は海、夜はフラメンコ!というフェスティバル/公演シリーズ。
中田佳代子さんも出演するよ。
◇カディス・エス・フラメンコ
8/2(水)22時
[出]〈c〉レブヒナ・デ・カイ、パコ・レジェス
[場]カディス ラ・パルマ通りのバルコニー
8/9(水)22時
[出]〈c〉セリア・ヒメネス、ピラール・ビジャール
[場]カディス マルケス・デ・カディス通り
8/11(金)22時
[出]〈c〉モンセ・コルテス、マイ・フェルナンデス、〈b〉ミゲル・アンヘル・エレディア、〈g〉ノノ・レジェス、ジョニ・ヒメネス
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/12(土)22時「ギターラ・デスヌーダ」
[出]〈g〉ヘラルド・ヌニェス、ヘスス・ゲレロ、カニート、リカルド・モレノ、サルバドル・グティエレス、アルバロ・マルティネテ
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/13(日)22時
[出]〈fl, sax他 〉ディエゴ・ビジェガス、〈g〉ビクトル・フランコ、〈perc〉パハロ、〈b〉ノエリア・ビルチェス
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/14(月)22時
[出]カジャオス
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/15(火)22時
[出]〈c〉ミゲル・ロセンド、〈g〉アンドレス・マルティネス、〈b〉ヘスス・エルモ、ロラ・ロセンド、特別協力〈c〉カルメン・デ・ラ・ハラ、フェリペ・スカパチニ、〈c、b〉アナ・サラサール
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/16(水)22時
[出]〈b〉中田佳代子
[場]カディス ラ・メルセ広場
8/17(木)22時
[出]〈ベース〉フアンフェ・ペレス、〈perc〉マヌ・マセアード、ホセ・モンターニャ、〈c〉ラ・レブリ、ゲスト〈c〉マティアス・ロペス
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/18(金)22時
[出]〈c〉マリナ・エレディア、〈g〉ボリータ、〈perc〉パキート・ゴンサレス、〈palmas〉アナベル・リベラ、フィタ・エレディア
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/19(土)22時
[出]ソン・デ・アリカンテ
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/17(木)22時
[出]〈b〉アルフォンソ、ロサ、パトリシア・ゲレロ、〈c〉サンドラ・カラスコ、エル・ボラ、〈g〉フランシスコ・ビヌエサ
[場]カディス サンタ・カタリナ城
[料]15ユーロ
8/23(水)22時
[出]〈b〉ラケル・ゴンサレス
[場]カディス プンタレス広場
[問]https://www.cadizesflamenco.com
トリアーナの夏祭り
トリアーナの夏祭りが今年も開催されます。
ベティス通りにカセータが立ち並び、夜中まで大勢の人で賑わいます。
毎日18時半からはクカーニャという、船から出た棒の先につけられた旗をとって賞金をもらう伝統行事が川で開催、夜は無料コンサートなどが開催されます。
◇ベラ・デ・トリアーナ※フラメンコのみ
7/22(土)22時
[出]〈c〉ダビニア・ハエン
7/25(水)22時
[出]〈c〉アントニオ・レジェス、カンカニージャ・デ・マラガ、レメディオス・レジェス
7/26(木)22時
[出]〈g〉ホセリート・アセド、〈c〉トレメンディータ
[場]セビージャ アルトサノ広場
[問]https://www.sevilla.org/actualidad/noticias/imagenes-docs/2023/programa.pdf
2023年7月19日水曜日
フェルナンド・ベルモンテ逝く
2023年7月15日土曜日
2024年ヘレスのフェスティバル クルシージョ発表
来年のヘレスのフェスティバル、クルシージョ詳細が発表されました。
値段据え置きです。申し込みは9月5日スペイン時間9時からなのでたっぷり悩んで決めましょう。
ラトーレのクラスの最終日公演後の記念写真 |
▽舞踊クルソ
2/24(土)〜3/1(金)
9時30分〜11時20分
[教]〈b〉フェルナンド・ヒメネス
[内容]入門1;ヘレスのブレリア入門
9時30分〜11時50分
[教]〈b〉マリア・ホセ・フランコ
[内容]基礎;『マントンのバンベーラの技術』
[教]〈b〉フアン・アントニオ・テヘロ
[内容]基礎;『シギリージャの舞踊の技術』
[教]〈b〉メルセデス・ルイス
[内容]中級;『タンゴ・デ・マラガの技術とスタイル』
[教]〈b〉ラファエラ・カラスコ
[内容]中級;『アバニコのカラコーレスの技術とスタイル』
[教]〈b〉アンドレス・ペーニャ
[内容]中級;『ブレリアスの舞踊の技術とスタイル』
12時30分〜14時20分
[教]〈b〉フェルナンド・ヒメネス
[内容]入門2;『ヘレスのブレリア入門』
12時30分〜14時50分
[教]〈b〉マリア・ホセ・フランコ
[内容]基礎;『マントンのカラコーレスの技術』
[教]〈b〉インマクラーダ・アギラール
[内容]基礎;『ブレリアス・ポル・ソレアの舞踊の技術』
[教]〈b〉ラファエラ・カラスコ
[内容]基礎;『ファルーカの舞踊の技術』
[教]〈b〉アンドレス・ペーニャ
[内容]中級;『タラントスの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉エドゥアルド・ゲレロ
[内容]中級『カーニャの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉オルガ・ペリセ
[内容]中級;『ソレア・ポル・ブレリアスの技術とスタイル』
15時30分〜17時20分
[教]〈b〉イレネ・カラスコ
[内容]入門2;『アレグリアスの舞踊の技術』
15時30分〜17時50分
[教]〈b〉イバン・バルガス
[内容]基礎;『グラナダのタンゴスの技術』
[教]〈b〉ピラール・オガージャ
[内容]基礎;『バタ・デ・コーラのソレアの技術』
[教]〈b〉マルコ・フローレス
[内容]中級;『カンティーニャスの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉コンチャ・ハレーニョ
[内容]中級;『アバニコのグアヒーラの技術とスタイル』
[教]〈b〉ハビエル・ラトーレ
[内容]中級 ;『ペテネーラの技術とスタイル』
3/3(日)〜9(土)
9時30分〜11時20分
[教]〈b〉アルムデナ・セラーノ
[内容]入門1;『アレグリアスの舞踊入門』
9時30分〜11時50分
[教]〈b〉アンヘル・ムニョス
[内容]基礎;『タンゴスの舞踊の技術』
[教]〈b〉ロシオ・コラル
[内容]基礎:『バタ・デ・コーラの技術。アバニコのカラコーレス』
[教]〈b〉マヌエラ・カルピオ
[内容]基礎;『アレグリアスの舞踊の技術』
[教]〈b〉ラ・モネータ
[内容]中級;『タラントスの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉アントニオ・エル・ピパ
[内容]中級;『ブレリアスの舞踊の技術とスタイル』
12時30分〜14時20分
[教]〈b〉カルメン・エレーラ
[内容]入門2:『タンゴスの舞踊入門』
12時30分〜14時50分
[教]〈b〉アンヘル・ムニョス
[内容]基礎;『ロマンセの舞踊の技術』
[教]〈b〉マヌエル・ベタンソス
[内容]基礎;『ファンダンゴのアイレのブレリア・ポル・ソレアの技術』
[教]〈b〉アナ・モラーレス
[内容]中級;『技術と動きの自覚。シギリージャ』
[教]〈b〉マヌエル・リニャン
[内容]中級;『アレグリアスの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉マリア・デル・マル・モレーノ
[内容]中級;『ソレアの舞踊の技術とスタイル』
15時30分〜17時20分
[教]〈b〉ソラジャ・クラビホ
[内容]入門2;『ブレリアスの舞踊入門』
15時30分〜17時50分
[教]〈b〉アリシア・マルケス
[内容]基礎;『ガロティンの舞踊の技術』
[教]〈b〉マリア・ホセ・レオン・ソト
[内容]基礎;『ファンダンゴスの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉マヌエル・ベタンソス
[内容]中級;『ソロンゴの技術とスタイル』
[教]〈b〉レオノール・レアル
[内容]中級;ファルーカの舞踊の技術とスタイル』
[教]〈b〉ハビエル・ラトーレ
[内容]向上;『カラコーレスの舞踊のスタイルと振付』
集中クラス
3/2(土)
11時〜13時30分、15時〜17時30分
[教]〈b〉ソラジャ・クラビホ
[内容]『ヘレスのブレリアス』
[教]〈b〉アゲダ・サアベドラ
[内容]『ソレア・ポル・ブレリアス』
[教]〈b〉メルセデス・デ・コルドバ
[内容]『タラントスの舞踊』
[教]〈b〉マルコ・フローレス
[内容]『シギリージャの舞踊』
[教]〈b〉マヌエル・リニャン
[内容]中級;『タンゴスの舞踊』
コンパスとパルマス、カスタネットのアトリエ
2/26(月)〜3/1(金)
12時〜13時30分
[教]〈palmas〉ダビ ・モラン“エル・ガンバ”
[内容]フラメンコのコンパスとパルマのアトリエ
13時45分〜15時15分
[教]〈palmas〉ダビ ・モラン“エル・ガンバ”
[内容]フラメンコのコンパスとパルマのアトリエ
3/4(月)〜8(金)
12時〜13時30分
[教]〈g〉
[内容]ヘレスのトーケ
[教]〈カスタネット〉ガラ・ビバンコス
[内容]フラメンコのカスタネットの技術と構成
*一般クラス共通インフォメーション
▽ レベル
・1イニシアシオン(入門)1:初心者。フラメンコの素養がほとんどない初心者
・2イニシアシオン(入門)2;フラメンコの素養があるもの
・3バシコ(基礎):受講する曲種についての基礎的な知識とフラメンコ舞踊の経験をもつ (スペイン国外でのクラスの中級程度)
・4メディオ(中級):テクニックと受講する曲種についての知識双方において高いレベルにあり、その曲種の技術と振り付けを向上させようとする(スペイン国外でのクラスでの上級程度)
以下のレベルはじゅうぶんなテクニックを持った上級者のみ参加可能。
・5ペルフェクショナミエント(向上):プロフェッショナル・レベル。振付とその様式での表現を深める。このレベルのためには十分な技術レベルが必要。
※スペインのレベルは国外のレベルよりも高い。レベルについての疑問はフェスティバルに問い合わせること。cursosfestivaldejerez@teatrovillamarta.es
▽クラスの所要時間
・イニシアシオン(入門);7日間計12時間(1日1時間50分、5分の休憩含む)
・バシコ(基礎)、メディオ(中級)、ペルフェクショナミエント(向上);7日間計15時間(1日2時間20分、10分の休憩含む)
▽定員 25名
ハビエル・ラトーレの振り付けクラスのみ20名
▽受講料
・イニシアシオン(入門);330ユーロ
・バシコ(基礎)、メディオ(中級)、ペルフェクショナミエント(向上);370ユーロ
・ 割引;同じ週に2つ以上の7日間のクラスを受講の場合、同時に申し込めば金額の低い方のクラスが25パーセント引き。同時に申し込んだ場合は自動で行われる。後から申し込む場合は申し込みの前にcursosfestivaldejerez@teatrovillamarta.esまでメールで割引クーポンを申請のこと。
※ 受講料には7日間のクルシージョ受講期間中のビジャマルタ劇場公演6回の入場券が含まれる。
・ハビエル・ラトーレの振り付けとテクニックのクラスでは最終日に期間中に振り付けたものを公演する。この公演は観客が入って行われるもので、生徒のうち希望者が出演できる。
集中クラスのインフォメーション
・定員25名
・受講料130ユーロ
・受講する1日(3/2)のビジャマルタ劇場での入場券が含まれる。
コンパスとパルマス、カスタネットのアトリエ
・5日間で計7時間30分※毎日1時間30分
・定員20名
・受講料120ユーロ(パルマ、カスタネット)、ギターは150ユーロ
申し込み
・申し込みは希望詳細を送り、支払いも済ませて後、公式なものとなる。
・申し込みはフェスティバルの公式ウエブ、www.festivaldejerez.esより行う。
・申し込み受付は9月5日スペイン時間朝9時に開始。それ以前に申し込まれたものは無効。
・申し込み受付は到着順に行われる。
支払い
・支払いはユーロでクレジットカードまたはBIZUM(スペインの銀行に口座がある人のみ可能)により行われる。
・使用可能カードはVISA, MASTER,JCB、EURO6000(スペインのカード)、 MAESTRO、VPAY(ヨーロッパのVISAデビットカード) JCB、UNION PAY(銀聯国際)
・16桁の番号と有効期限、セキュリティコードが必要。
・支払い後のキャンセル、返金は不可。ただし、以下の場合は返金可能。
・Covid19再燃のため、スペイン政府が国境閉鎖もしくはスペイン行きの航空便がキャンセルされた場合。
・Covid19再燃で、参加者が住んでいる国の政府がスペインへの渡航を推奨しない、もしくは禁止した場合。
・住んでいる国で、スペインからの帰国の際、隔離期間が必要になった場合。
以上3つの場合はフェスティバルもしくはクラスの開始前に連絡すること。
・参加予定のクラスがキャンセルになった場合
なおフェスティバルはいかなる代理店とも契約を結んでいないので、直接の申し込み以外のものの責任はフェスティバル事務局にない。
▽公演チケット
クルシージョ受講期間中のビジャマルタ劇場公演の入場券6枚はは講習料金に含まれる。受講生は劇場入り口で入場証を見せなくてはならない。
▽修了証と受講生のサポート
・主催者は何時間のクラスを受講したかを記した修了証を発行する。
・すべてのクラスはスペイン語で行われる。
・ 全てのクラスに歌い手とギタリストをつけられるようにしているが、クラスをどのようにオーガナイズしクラスをすすめるかは講師次第。歌い手、ギタリストの有無はフェスティバル事務局に問い合わせ可能。
・ クラスの場所は変更の可能性あり。
フェスティバル事務局
festivaldejerez@teatrovillamarta.es
電話 スペイン34 956149685
劇場入場券売り場
電話 スペイン34 956149686
[問]https://www.festivaldejerez.es/cursos/