スペインの舞台芸術に対するアカデミー賞的存在、マックス賞の舞台芸術への貢献で、セビージャのビエナル・デ・フラメンコの受賞が決定した。昨年はセントラル劇場だったので、セビージャが二年連続の受賞となる。
授賞式は5月18日バルセロナで行われる。
なお各部門で最終選考に残っているフラメンコ関係者は以下の通り。
最優秀舞踊作品、最優秀振付
ボスケ・アルドラ/ロシオ・モリーナ
最優秀女性舞踊家
ロシオ・モリーナ(ボスケ・アルドラ)、オルガ・ペリセ(ピサダ)
最優秀男性舞踊家
イスラエル・ガルバン(フラコメン)、マヌエル・リニャン(ノマダ)
最優秀群舞
ジョナタン・ミロ、アドリアン・サンタナ、イン枕だ/アランダ、アナベル・モレノ、アゲダ・サアベドラ(ノマダ)
2015年4月30日木曜日
2015年4月29日水曜日
イスラエル・ガルバン国際舞踊の日のメッセージ/翻訳+ビデオのリンク追加
「カルメン・アマジャ、ヴァレスカ・ゲルト、花柳寿々紫、マイケル・ジャクソン…ダンスはジャンル分けできないものだ。僕には彼らの舞踊のスタイルを解き明かすことはできないだろう。彼らに見るものはエネルギーを生み出すタービンであり、このことが僕に考えさせるのだ、踊る同じエネルギーにおける振り付けの重要性を。おそらく重要なのは振り付けではなく、そのエネルギーなんだ。巻き起こるつむじ風なんだ。…」
ユネスコの国際舞踊の日である今日29日、イスラエル・ガルバンのオフィシャルメッセージ。最初の一節だけ訳したけど、いやいやじんとくるメッセージです。
ちなみにスペイン語はここにあります。
「すべてを巻き込んでいくテスラのボビンを想像する。癒しの光をだし、身体を変身させる。ピナ・バウシュは信心深いカマキリに、ライムンド・ホーゲはごますりカブトムシに、ビセンテ・エスクデーロはナナフシに、ブルース・リーはムカデに。
最初にデュオで踊ったのは僕の母とだった。母は妊娠7ヶ月。オーバーだと思うかもしれないけれどね。 ほとんどいつでも一人で踊ってきたけれど、僕には僕の“バイラオール・デ・ソレダーデス孤独の踊り手”という役割を辞めなきゃという亡霊がまとわりつく。ディディユーベルマンがいいたかったのはソレアレスではないのだ。
小さい頃から踊りは好きじゃなかった。 でもそれは僕の中からでてくるもので、自然でたやすいことだった。ほとんど本能的なものだった。時がたつにつれ、踊ることは癒すこと、僕には効果がある、医療みたいに。僕を内向的過ぎじゃなくして他の人にも開いていくことを助けてくれた。エボラにかかったこどもが踊って治している映像を見た。それは迷信だって知っているけど、それもできるかもしれない?
後に、舞踊は強迫観念となって、時間をとり、僕がじっとしているとき、動いていない時ですら、現実から離れているようにまでなってしまった。それがいいのか悪いのか、必要なことなのかわからない。僕の娘のミレナは、僕がソファに座って考え事をしてふんふんとやっているときにいうんだ、「パパ踊らないで」って。
だって人々が外を歩いている、タクシーを止めようと動いているのを見る。それぞれ違った形、スタイル、ゆらぎをもっている。みんな踊っている!わかってないけどみんな踊っているんだ!僕は叫びたいよ。まだ知らない人がいるんだ!僕らはみんな踊っているんだ! 踊らない人は運が悪かった、死んでいて感じもしないし苦しみもしない!
フュージョン融合という言葉が好きだ。マーケティング上での言葉ではないよ。それはあるスタイルを売る為の誤解であり、ひとつのブランドだ。いい融合は核の混ざり合いだ。カクテルシェーカーにフアン・ベルモンテの地に張り付いた足とイサドラ・ダンカンの空中の腕、『グーニーズ』のジェフ・コーエンのお腹の揺れをいれる。これらの材料からできる飲み物は心地よく強烈で、おいしいか苦いか、頭にがーんとくるか。僕らの伝統もこの混ざり合いなんだ。僕たちはカクテルからやってきた。正統主義者はその秘密のレシピを隠したいんだ。でもそれはできない。人種も宗教も政治信念も、全ては混ざり合う!みんな一緒に踊れるんだ!ぴったりくっついてではないかもしれない。でも隣り合ってね。
中国の古いことわざにこういうのがある。蝶の羽ばたきを遠い世界で感じることができる。日本で蠅が飛んだ時、カリブにタイフーンが大雨を降らせる。ペドロ・G・ロメロが圧倒的なセビジャーナスの踊りのあとで言った。広島に爆弾が落ちた日にニジンスキーはオーストリアの森で大きな跳躍を繰り返したって。僕は想像し続ける。セビアン・グローバーのステップがミハイル・バリシ二コフを回転させる。その瞬間、大野一雄はじっと動かずマリア・ムニョスに電気を送る。彼女はボンラッド・ファイトのことを考えていて、アクラム・カーンにその楽屋で自身をおこさせようとしている。彼の鈴が動いて、床は疲れた汗で染められる。
国際ダンスデーに僕はこの言葉を今この瞬間に踊っている人誰にでも捧げたい。でも冗談と願いを許してくれるなら、ダンサー、ミュージシャン、プロデューサー、批評家、プログラムを組む人たち、僕たちみんなでフィン・デ・フィエスタをしよう。ベジャールがやったように、大きく、ラベルのボレロを踊ろう。みんな一緒に踊ろう。」
これまでの彼の作品からのシーンをちりばめたビデオのリンクはこちら
ユネスコの国際舞踊の日である今日29日、イスラエル・ガルバンのオフィシャルメッセージ。最初の一節だけ訳したけど、いやいやじんとくるメッセージです。
ちなみにスペイン語はここにあります。
「すべてを巻き込んでいくテスラのボビンを想像する。癒しの光をだし、身体を変身させる。ピナ・バウシュは信心深いカマキリに、ライムンド・ホーゲはごますりカブトムシに、ビセンテ・エスクデーロはナナフシに、ブルース・リーはムカデに。
最初にデュオで踊ったのは僕の母とだった。母は妊娠7ヶ月。オーバーだと思うかもしれないけれどね。 ほとんどいつでも一人で踊ってきたけれど、僕には僕の“バイラオール・デ・ソレダーデス孤独の踊り手”という役割を辞めなきゃという亡霊がまとわりつく。ディディユーベルマンがいいたかったのはソレアレスではないのだ。
小さい頃から踊りは好きじゃなかった。 でもそれは僕の中からでてくるもので、自然でたやすいことだった。ほとんど本能的なものだった。時がたつにつれ、踊ることは癒すこと、僕には効果がある、医療みたいに。僕を内向的過ぎじゃなくして他の人にも開いていくことを助けてくれた。エボラにかかったこどもが踊って治している映像を見た。それは迷信だって知っているけど、それもできるかもしれない?
後に、舞踊は強迫観念となって、時間をとり、僕がじっとしているとき、動いていない時ですら、現実から離れているようにまでなってしまった。それがいいのか悪いのか、必要なことなのかわからない。僕の娘のミレナは、僕がソファに座って考え事をしてふんふんとやっているときにいうんだ、「パパ踊らないで」って。
だって人々が外を歩いている、タクシーを止めようと動いているのを見る。それぞれ違った形、スタイル、ゆらぎをもっている。みんな踊っている!わかってないけどみんな踊っているんだ!僕は叫びたいよ。まだ知らない人がいるんだ!僕らはみんな踊っているんだ! 踊らない人は運が悪かった、死んでいて感じもしないし苦しみもしない!
フュージョン融合という言葉が好きだ。マーケティング上での言葉ではないよ。それはあるスタイルを売る為の誤解であり、ひとつのブランドだ。いい融合は核の混ざり合いだ。カクテルシェーカーにフアン・ベルモンテの地に張り付いた足とイサドラ・ダンカンの空中の腕、『グーニーズ』のジェフ・コーエンのお腹の揺れをいれる。これらの材料からできる飲み物は心地よく強烈で、おいしいか苦いか、頭にがーんとくるか。僕らの伝統もこの混ざり合いなんだ。僕たちはカクテルからやってきた。正統主義者はその秘密のレシピを隠したいんだ。でもそれはできない。人種も宗教も政治信念も、全ては混ざり合う!みんな一緒に踊れるんだ!ぴったりくっついてではないかもしれない。でも隣り合ってね。
中国の古いことわざにこういうのがある。蝶の羽ばたきを遠い世界で感じることができる。日本で蠅が飛んだ時、カリブにタイフーンが大雨を降らせる。ペドロ・G・ロメロが圧倒的なセビジャーナスの踊りのあとで言った。広島に爆弾が落ちた日にニジンスキーはオーストリアの森で大きな跳躍を繰り返したって。僕は想像し続ける。セビアン・グローバーのステップがミハイル・バリシ二コフを回転させる。その瞬間、大野一雄はじっと動かずマリア・ムニョスに電気を送る。彼女はボンラッド・ファイトのことを考えていて、アクラム・カーンにその楽屋で自身をおこさせようとしている。彼の鈴が動いて、床は疲れた汗で染められる。
国際ダンスデーに僕はこの言葉を今この瞬間に踊っている人誰にでも捧げたい。でも冗談と願いを許してくれるなら、ダンサー、ミュージシャン、プロデューサー、批評家、プログラムを組む人たち、僕たちみんなでフィン・デ・フィエスタをしよう。ベジャールがやったように、大きく、ラベルのボレロを踊ろう。みんな一緒に踊ろう。」
これまでの彼の作品からのシーンをちりばめたビデオのリンクはこちら
2015年4月28日火曜日
カタルーニャ・フラメンコ芸術祭
今年もバルセロナ近郊でフラメンコ祭が開催される。
カタルーニャはアンダルシアからの移民が多く、フラメンコのペーニャも多数あり、それが中心になってできたフェスティバル。値段も無料または安価でフラメンコが楽しめる。
公演だけでなくお祭りも行われるようだ。
◆第32回カタルーニャ・フラメンコ芸術祭FAFCC2015
5/8(金)19時開会式
[出]〈c〉アナ・ブレネス、〈g〉アルバロ・マルケス
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ サラ・ライモン
5/9(土)22時「ア・ミ・ティエンポ」
[出]〈c〉マリナ・エレディア、ボリータ、ミゲル・アンヘル・コルテス、ディエゴ・デル・モラオ、〈perc〉パキート・ゴンサレス、〈palmas〉ハラ・エレディア、アナベル・リベラ
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ テアトロ・アウディトリ・デ・コルネラ
[料]15ユーロ
5/15(金)22時
[出]〈c〉ランカピーノ・チーコ、〈g〉アントニオ・イゲーロ
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ ペーニャ・ロス・アフィシオナオス
[料]無料
5/16(土)22時
[出]〈c〉モンセ・コルテス、ヘスース・メンデス。〈g〉パコ・エレディア、マヌエルシルベリア
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ テアトロ・アウディトリ・サン・イルデフォンソ
[料]無料(ペーニャで招待券をもらうこと)
5/22(金)22時
[出]〈c〉フアン・ホセ・ルテ、〈g〉フアン・アントニオ・ルイス
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ ペーニャ・ロス・アフィシオナオス
[料]無料
5/23(土)22時
[出]〈c〉ホアキン・エル・ドゥエンデ、ダビ・デ・ラ・ランブラ、〈g〉ホセ・マヌエル・サウセド、〈b〉イバン・アルカラ
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ アソシアシオン・イホス/デ・アルマチャル
[料]無料
5/29(金)22時
[出]〈piano〉マリア・トレド、〈c〉へロモ・セグーラ、〈g〉ヘスース・ゲレーロ
[場]バルセロナ圏コルネラ・デ・ヨブレガ テアトロ・アウディトリ・サン・イルデフォンソ
[問]http://ajuntament.cornella.cat/
2015年4月27日月曜日
バジャドリードのフラメンコ・イベント
第12回ホルナダス・フラメンカス・デ・バジャドリードが6月、バジャドリードで開催される。
講演+リサイタルがセットになった3日間+ラ・ウニオンのコンクール予選 、そしてリサイタルというプログラム。
◆第12回ホルナダス・フラメンカス・デ・バジャドリード
6/2(火)20時
[出]講演「パコ・デ・ルシア」ホセ・マヌエル・ガンボア、〈g〉ラウル・オリベル
6/3(水)20時
[出]講演「地獄はほか。フラメンコの起源における失われた天国」フアン・ベルヒージョ、〈c〉ニーニョ・カリオン、〈g〉フアン・マヌエル・モネオ
6/4(木)20時
[出]講演ホセ・マリア・ベラスケス・ガステル「ラジオとテレビの日々」、〈c〉ダビ・ラゴス、〈g〉アルフレド・ラゴス
6/5(金)19時30分
第55回カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバルコンクール予選
6/6(土)20時30分
[出]〈c〉ビセンテ・ソト、〈g〉ミゲル・サラド
[場]バジャドリード LAVA サラ・コンチャ・ベラスコ
[問]http://www.info.valladolid.es
講演+リサイタルがセットになった3日間+ラ・ウニオンのコンクール予選 、そしてリサイタルというプログラム。
◆第12回ホルナダス・フラメンカス・デ・バジャドリード
6/2(火)20時
[出]講演「パコ・デ・ルシア」ホセ・マヌエル・ガンボア、〈g〉ラウル・オリベル
6/3(水)20時
[出]講演「地獄はほか。フラメンコの起源における失われた天国」フアン・ベルヒージョ、〈c〉ニーニョ・カリオン、〈g〉フアン・マヌエル・モネオ
6/4(木)20時
[出]講演ホセ・マリア・ベラスケス・ガステル「ラジオとテレビの日々」、〈c〉ダビ・ラゴス、〈g〉アルフレド・ラゴス
6/5(金)19時30分
第55回カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバルコンクール予選
6/6(土)20時30分
[出]〈c〉ビセンテ・ソト、〈g〉ミゲル・サラド
[場]バジャドリード LAVA サラ・コンチャ・ベラスコ
[問]http://www.info.valladolid.es
2015年4月26日日曜日
ドランテス カディス公演
ドランテスのトリオのカディス公演。
メンバーは先日の日本公演と同じ。ハビはカディス出身なので盛り上がるかも?
◆ドランテス・トリオ
4/30(木)21時
[出]〈piano〉ドランテス、〈コントラバス〉フランシス・ポセ、〈perc〉ハビ・ルイバル
[場]カディス パラシオ・デ・コングレソ
[問]http://www.palaciocongresos-cadiz.com/es/
2015年4月25日土曜日
サラ・バラス「ボセス」
カディスのファリャ大劇場でサラ・バラスの新作「ボセス」アンダルシア初演。
昨年12月パリで初演となったこの作品、道半ばで亡くなった巨匠たちに捧げた作品。
パコ・デ・ルシア、カマロン、アントニオ・ガデス、エンリケ・モレンテ、モライート、そしてカルメン・アマジャ。カルメンだけは彼女が生まれる前に亡くなっているので直接のコンタクトはなかったが、カマロンとは同じサン・フェルナンドで子供の頃から知っていたし、モライートとも「エサ・フォルマ・デ・ビビール」という作品で共演した。パコとは1990年、新宿「エル・フラメンコ」出演中に知り合い、後に五輪誘致関係の公演やビール会社のテレビCMで共演している。ガデスに知り合ったのも90年、やはり日本でタブラオに出演してたときで、 まだ十代の彼女に助言をしてくれたという。エンリケとも特にマドリードに住むようになってからは何度も会っているという。
「ボセス」とは声。映画やインタビューなどから抜粋した彼らの声に導かれるようにして綴られたこの作品にはサラの思いがあふれている。一時代を築いた巨匠たちとサラの声が交差する。サラの声は言葉ではない。彼女の踊りそのものが彼女の声なのだ。
オープニングのパコ・デ・ルシアの「愛のうた」から最後のブレリアまで、サラは自らをさらけだして、彼らへの思いを踊り続ける。その心がストレートに伝わってくるのだ。
サラの超絶サパテアードも華やかな回転もちろん健在で、それももちろん魅力だけれど、今回の作品ほど、ありのままの“サラ”自身をみることができたことはなかったように思う。
オープニング。舞台の前に椅子が積み重ねられ、真ん中には火がともったカンテラ。パコの愛のうたが流れる中、下手よりゆっくりと歩いてくるサラ。男装に白いジャケット。舞台奥には6人の肖像を描いたパネルがあり、それにひとつずつライトがあたっていく。
同じサン・フェルナンド出身のニーニャ・パストーリの夫でパーカッショニスト/作曲家のチャボリ作曲のブレリアが流れ、サラのソロ、そして群舞で、リズムを刻んでいく。
波の音の上にパコの声がかぶさる。ミュージシャンたちが登場しそれぞれ座っていく。
上手からホセ・セラーノ、下手からサラが現れる。サラは黒地に白水玉の衣装。
早いリズムのシギリージャ。伝統的なパレハのように、ホセは常にサラを見守り、すっと少し後ろに控えているのが美しい。サラは得意の早く正確で美しい音のサパテアードももちろんきかせるが、美しいブラセオ、腕の動きでも魅了する。彼女の靴音は音楽のよう。語りかけてくるように聞こえる。
町の音となりカマロンの声が響く。
タランタのギターソロからカンテ・デ・レバンテ。ここでも腕の動きでみせるサラ。白い衣装だ。そこに群舞も加わりテンポが早くなり、舞踊団員一人一人のソロもみせる。
映画「カルメン」でアントニオ・ガデスがカルメン役を踊る踊り手を探しマドリードのフラメンコスタジオ、アモール・デ・ディオスのマリア・マグダレーナのクラスにいくシーンがあったが、その場面の、マリアによるカスタネットをつかっての上体の動きのレッスンシーンの音が流れ、「カルメン」のイメージが群舞とホセ・セラーノによって踊られる。赤い衣装の3人のカルメン。マントンやアバニコを使ってみせていく。
そしてパネルを裏返しにした鏡に囲まれてのファルーカ。ガデスの舞台版「カルメン」でも鏡に囲まれドン・ホセの牢獄の場面をつくっていたのを思い出させる。サラのファルーカ。映画の中のガデスのように黒のタートルネックにズボン。ファルーカは以前もほかの作品で踊ってきた曲だが、その時とは全く違う振り付け。以前のものは、伝統的な振り付けに基づいていたもので、ガデスが踊っていたファルーカに近いけれど、ギター一本の伴奏で踊るこのファルーカはもっと独創的。そこここにガデスのような“かたち”をみせるものの、サラが自身の言葉で語っているという感じだ。最後、パーカッションの二人がタンバリンと壷で伴奏していく。アラブ風にも響く音との掛け合いが楽しい。
ティエント/タンゴは群舞で。ショーアップされた群舞だ。
エンリケの声。鳥の声。下手奥のテーブルを囲む歌い手3人とホセ。テーブルを叩きコンパスを刻み、歌が始まる。ホセのソレア。ルビオ・デ・プルーナ、ミゲル・ロセンド、イスラエル・フェルナンデス。三人の歌声を縫うように踊るホセ。歌の見事さは特筆もの。声の色が違う三人それぞれの魅力が際立つ。自由に歌われる歌に反応して踊るソレアは地にしっかりと足がついた、深みのあるもの。
モライートの声でギターが流れ、ソレア・ポル・ブレリア。
緑色の衣装のサラ。サパテアードで語る。マシンガンのような熱いサパテアードだが、そこここに、コンチャ・バルガスやカルメン・レデスマのような。伝統的なフラメンコのかたちがみえかくれする。その昔共演したコンチャのかたちが彼女の心の奥底に残っていてでてくるのだろう。サラとコンチャ。全くタイプの違う踊りなのだけど、奥底でつながっているというのが面白い。
ホセが上着をさしだしサラがそれを切るとサパテアードのソロ。カルメン・アマジャに捧げたサラの足のソロ。
それがフィナーレのブレリアへとつながっていく。
観客の熱狂も頂点に達する。満員の観客が総立ちで拍手をおくる。
先人たちへのサラへの思いは作品となり、観客の心をたしかにとらえた。
サラが舞台にひざまづいた瞬間、涙がこぼれそうになった。
今はもうここにいない巨匠たちへのサラの熱い思いがそのままに飛び込んで来たのだ。
サラの思いに私の思いも重ねてしまおう。
オマージュといっても直接的に使われていtるのは最初のパコの曲と、パコがカマロンの死を悼んで歌った「カマロン 」くらいで、カマロンの場面でもカマロンが歌った歌詞を使うわけでも、モレンテの場面でもモレンテ風に歌うわけでもない。それでもサラの記憶の中にある彼らが、後進のアルティスタたちを導いていくような気がする。サラの中に残る巨匠たち。フラメンコはこうやってつながれていくのかもしれない。
昨年12月パリで初演となったこの作品、道半ばで亡くなった巨匠たちに捧げた作品。
パコ・デ・ルシア、カマロン、アントニオ・ガデス、エンリケ・モレンテ、モライート、そしてカルメン・アマジャ。カルメンだけは彼女が生まれる前に亡くなっているので直接のコンタクトはなかったが、カマロンとは同じサン・フェルナンドで子供の頃から知っていたし、モライートとも「エサ・フォルマ・デ・ビビール」という作品で共演した。パコとは1990年、新宿「エル・フラメンコ」出演中に知り合い、後に五輪誘致関係の公演やビール会社のテレビCMで共演している。ガデスに知り合ったのも90年、やはり日本でタブラオに出演してたときで、 まだ十代の彼女に助言をしてくれたという。エンリケとも特にマドリードに住むようになってからは何度も会っているという。
「ボセス」とは声。映画やインタビューなどから抜粋した彼らの声に導かれるようにして綴られたこの作品にはサラの思いがあふれている。一時代を築いた巨匠たちとサラの声が交差する。サラの声は言葉ではない。彼女の踊りそのものが彼女の声なのだ。
オープニングのパコ・デ・ルシアの「愛のうた」から最後のブレリアまで、サラは自らをさらけだして、彼らへの思いを踊り続ける。その心がストレートに伝わってくるのだ。
サラの超絶サパテアードも華やかな回転もちろん健在で、それももちろん魅力だけれど、今回の作品ほど、ありのままの“サラ”自身をみることができたことはなかったように思う。
オープニング。舞台の前に椅子が積み重ねられ、真ん中には火がともったカンテラ。パコの愛のうたが流れる中、下手よりゆっくりと歩いてくるサラ。男装に白いジャケット。舞台奥には6人の肖像を描いたパネルがあり、それにひとつずつライトがあたっていく。
同じサン・フェルナンド出身のニーニャ・パストーリの夫でパーカッショニスト/作曲家のチャボリ作曲のブレリアが流れ、サラのソロ、そして群舞で、リズムを刻んでいく。
波の音の上にパコの声がかぶさる。ミュージシャンたちが登場しそれぞれ座っていく。
上手からホセ・セラーノ、下手からサラが現れる。サラは黒地に白水玉の衣装。
早いリズムのシギリージャ。伝統的なパレハのように、ホセは常にサラを見守り、すっと少し後ろに控えているのが美しい。サラは得意の早く正確で美しい音のサパテアードももちろんきかせるが、美しいブラセオ、腕の動きでも魅了する。彼女の靴音は音楽のよう。語りかけてくるように聞こえる。
町の音となりカマロンの声が響く。
タランタのギターソロからカンテ・デ・レバンテ。ここでも腕の動きでみせるサラ。白い衣装だ。そこに群舞も加わりテンポが早くなり、舞踊団員一人一人のソロもみせる。
映画「カルメン」でアントニオ・ガデスがカルメン役を踊る踊り手を探しマドリードのフラメンコスタジオ、アモール・デ・ディオスのマリア・マグダレーナのクラスにいくシーンがあったが、その場面の、マリアによるカスタネットをつかっての上体の動きのレッスンシーンの音が流れ、「カルメン」のイメージが群舞とホセ・セラーノによって踊られる。赤い衣装の3人のカルメン。マントンやアバニコを使ってみせていく。
そしてパネルを裏返しにした鏡に囲まれてのファルーカ。ガデスの舞台版「カルメン」でも鏡に囲まれドン・ホセの牢獄の場面をつくっていたのを思い出させる。サラのファルーカ。映画の中のガデスのように黒のタートルネックにズボン。ファルーカは以前もほかの作品で踊ってきた曲だが、その時とは全く違う振り付け。以前のものは、伝統的な振り付けに基づいていたもので、ガデスが踊っていたファルーカに近いけれど、ギター一本の伴奏で踊るこのファルーカはもっと独創的。そこここにガデスのような“かたち”をみせるものの、サラが自身の言葉で語っているという感じだ。最後、パーカッションの二人がタンバリンと壷で伴奏していく。アラブ風にも響く音との掛け合いが楽しい。
ティエント/タンゴは群舞で。ショーアップされた群舞だ。
エンリケの声。鳥の声。下手奥のテーブルを囲む歌い手3人とホセ。テーブルを叩きコンパスを刻み、歌が始まる。ホセのソレア。ルビオ・デ・プルーナ、ミゲル・ロセンド、イスラエル・フェルナンデス。三人の歌声を縫うように踊るホセ。歌の見事さは特筆もの。声の色が違う三人それぞれの魅力が際立つ。自由に歌われる歌に反応して踊るソレアは地にしっかりと足がついた、深みのあるもの。
モライートの声でギターが流れ、ソレア・ポル・ブレリア。
緑色の衣装のサラ。サパテアードで語る。マシンガンのような熱いサパテアードだが、そこここに、コンチャ・バルガスやカルメン・レデスマのような。伝統的なフラメンコのかたちがみえかくれする。その昔共演したコンチャのかたちが彼女の心の奥底に残っていてでてくるのだろう。サラとコンチャ。全くタイプの違う踊りなのだけど、奥底でつながっているというのが面白い。
ホセが上着をさしだしサラがそれを切るとサパテアードのソロ。カルメン・アマジャに捧げたサラの足のソロ。
それがフィナーレのブレリアへとつながっていく。
観客の熱狂も頂点に達する。満員の観客が総立ちで拍手をおくる。
先人たちへのサラへの思いは作品となり、観客の心をたしかにとらえた。
サラが舞台にひざまづいた瞬間、涙がこぼれそうになった。
今はもうここにいない巨匠たちへのサラの熱い思いがそのままに飛び込んで来たのだ。
サラの思いに私の思いも重ねてしまおう。
オマージュといっても直接的に使われていtるのは最初のパコの曲と、パコがカマロンの死を悼んで歌った「カマロン 」くらいで、カマロンの場面でもカマロンが歌った歌詞を使うわけでも、モレンテの場面でもモレンテ風に歌うわけでもない。それでもサラの記憶の中にある彼らが、後進のアルティスタたちを導いていくような気がする。サラの中に残る巨匠たち。フラメンコはこうやってつながれていくのかもしれない。
2015年4月24日金曜日
サン・イシドロ・フラメンコ
マドリードのタブラオ、カサ・パタスの上階にあるサラ・ガルシア・ロルカでのカンテコンサート。5月はマドリードの守護聖人サン・イシドロのお祭りがあることからサン・イシドロ・フラメンコとなうって若手からベテランまでが登場する充実のプログラムだ。
◆サン・イシドロ・フラメンコ
5/8(金)22時30分
[出]〈c〉アウロラ・バルガス、〈g〉ディエゴ・アマジャ、〈palmas〉ラファエル・フンケーラ、チチャリート
5/9(金)22時30分
[出]〈c〉パンセキート、〈g〉ミゲル・サラド、〈palmas〉ラファエル・フンケーラ、チチャリート
5/15(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・ジージャ、〈g〉ニーニョ・マヌエラ
5/16(土)22時30分
[出]〈c〉ランカピーノ・チーコ、〈g〉アントニオ・イゲーロ
5/22(金)22時30分
[出]〈c〉ビセンテ・ソルデーラ、〈g〉ノノ・ヘロ
5/23(土)22時30分
[出]〈c〉セグンド・ファルコン、〈g〉マノロ・フランコ
5/29(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・カニェータ・デ・マラガ、〈g〉アントニオ・ソト、〈palmas〉ホセ・サラサール、ローラ・カニェータ、キコ・デ・マラガ
6/5(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・マカニータ、〈g〉マヌエル・バレンシア、〈palmas〉チチャリート、マカノ
6/12(金)22時30分
[出]〈c〉グアディアナ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
6/13(土)22時30分
[出]〈c〉ポティート、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
[場]マドリード サラ・ガルシア・ロルカ(カサ・パタス上階)
[問] 前売www.ticketea.com 914298471
◆サン・イシドロ・フラメンコ
5/8(金)22時30分
[出]〈c〉アウロラ・バルガス、〈g〉ディエゴ・アマジャ、〈palmas〉ラファエル・フンケーラ、チチャリート
5/9(金)22時30分
[出]〈c〉パンセキート、〈g〉ミゲル・サラド、〈palmas〉ラファエル・フンケーラ、チチャリート
5/15(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・ジージャ、〈g〉ニーニョ・マヌエラ
5/16(土)22時30分
[出]〈c〉ランカピーノ・チーコ、〈g〉アントニオ・イゲーロ
5/22(金)22時30分
[出]〈c〉ビセンテ・ソルデーラ、〈g〉ノノ・ヘロ
5/23(土)22時30分
[出]〈c〉セグンド・ファルコン、〈g〉マノロ・フランコ
5/29(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・カニェータ・デ・マラガ、〈g〉アントニオ・ソト、〈palmas〉ホセ・サラサール、ローラ・カニェータ、キコ・デ・マラガ
6/5(金)22時30分
[出]〈c〉ラ・マカニータ、〈g〉マヌエル・バレンシア、〈palmas〉チチャリート、マカノ
6/12(金)22時30分
[出]〈c〉グアディアナ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
6/13(土)22時30分
[出]〈c〉ポティート、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
[場]マドリード サラ・ガルシア・ロルカ(カサ・パタス上階)
[問] 前売www.ticketea.com 914298471
2015年4月23日木曜日
アルコベンダス・フラメンカ
マドリード郊外のアルコベンダスのフラメンココンクールの優勝者ガラが5月29日開催される。
このコンクールは14歳から30歳までの若者を国籍を問わず対象にしたもので、申し込みも審査もインターネットで行われた。参加者はビデオをYouTube, Vimeoなどにアップし、それに対して一般の投票(Facebookのいいねの数で決定)による観客賞と専門家による賞があり、後者の優勝賞金は2000ユーロ。
今年の優勝はカンテ部門がロシオ・ルナ、舞踊部門がクリスティアン・ペレス、
観客賞はカンテ部門がフィナ・コルメネロ、舞踊部門がギリシア出身ホルヘ・アテナス。
ロシオ・ルナは1998年コルドバ県カニャダ・デル・ロバダン生まれ。7歳で初舞台。ペーニャを中心に活躍している若手カンタオーラ。
クリスティアン・ペレスは1990年生まれ。マドリードのマリエンマ王立舞踊学院出身で、2012年にはアンダルシアの青少年フラメンココンクールで、2013年にはペーニャ・ペルラ・デ・カディス主催のアレグリアス・コンクールで優勝している実力派。日本にも小松原庸子スペイン舞踊団の招きで何度も来日している。
なおここにあげたビデオはどちらも審査対象になったものであります。
◆アルコベンダス・フラメンカ コンクール受賞者ガラ
5/29(金)19時30分
[出]優勝者〈c〉ロシオ・ルナ、〈b〉クリスティアン・ペレス、ゲスト〈c〉クリスティーナ・ソレール、
[場]マドリード圏アルコベンダス アウディトリオ・パコ・デ・ルシア
[問]http://alcobendasflamencanuevostalentos.org/
このコンクールは14歳から30歳までの若者を国籍を問わず対象にしたもので、申し込みも審査もインターネットで行われた。参加者はビデオをYouTube, Vimeoなどにアップし、それに対して一般の投票(Facebookのいいねの数で決定)による観客賞と専門家による賞があり、後者の優勝賞金は2000ユーロ。
今年の優勝はカンテ部門がロシオ・ルナ、舞踊部門がクリスティアン・ペレス、
観客賞はカンテ部門がフィナ・コルメネロ、舞踊部門がギリシア出身ホルヘ・アテナス。
ロシオ・ルナは1998年コルドバ県カニャダ・デル・ロバダン生まれ。7歳で初舞台。ペーニャを中心に活躍している若手カンタオーラ。
クリスティアン・ペレスは1990年生まれ。マドリードのマリエンマ王立舞踊学院出身で、2012年にはアンダルシアの青少年フラメンココンクールで、2013年にはペーニャ・ペルラ・デ・カディス主催のアレグリアス・コンクールで優勝している実力派。日本にも小松原庸子スペイン舞踊団の招きで何度も来日している。
なおここにあげたビデオはどちらも審査対象になったものであります。
◆アルコベンダス・フラメンカ コンクール受賞者ガラ
5/29(金)19時30分
[出]優勝者〈c〉ロシオ・ルナ、〈b〉クリスティアン・ペレス、ゲスト〈c〉クリスティーナ・ソレール、
[場]マドリード圏アルコベンダス アウディトリオ・パコ・デ・ルシア
[問]http://alcobendasflamencanuevostalentos.org/
2015年4月22日水曜日
ポタへ・ヒターノ・デ・ウトレーラ
スペインで最も古い、今まで続いているフラメンコ祭、ポタヘ・ヒターノ。そのプログラムが発表になった。今年は「マカレーナ」で世界的大ヒットをとばした、セビジャーナス&ルンバのデュオ、ロス・デル・リオに捧げられ、ペレやニーニャ・パストーリらが出演。
入場券はインターネットでも購入できる。
◆第59回ポタヘ・ヒターノ・デ・ウトレーラ
6/27(土)22時30分
[出]〈c〉エル・ペレ、ニーニャ・パストーリ、ヘスース・メンデス、アントニオ・レジェス、〈b〉パストーラ・ガルバン
[場]セビージャ県ウトレーラ サレシアノ学校校庭
[問]www.potajegitano.com
2015年4月21日火曜日
ペーニャ・ラ・プラテリアのプログラム
グラナダの老舗ペーニャ、ラ・プラテリアの今季のプログラムは以下の通り。
カンテを中心にギター、バイレとなかなか充実のプログラムでございます。
◆ペーニャ・ラ・プラテリア
4/25(土)22時
[出]〈g〉マルコス“パロメタス”、〈c〉マヌエル&フィタ・エレディア、〈b〉ライムンド・ベニテス
5/9(土)22時
[出]〈c〉アリシア・モラーレス、〈g〉パコ・チョロボ、アルバロ・ペレス“エル・マルティネーテ”
5/16(土)22時
[出]〈c〉ホセリート・モントージャ、〈g〉パコ・ハビエル・ヒメノ
5/23(土)22時
[出]〈c〉アルフレド・テハダ、〈g〉パトロシニオ・イーホ
5/30(土)22時
[出]〈c〉マティアス・デ・パウラ、〈g〉ルイス・マリアノ
6/13(土)22時
[出]〈b〉アナベル・モレーノ
6/20(土)22時
[出]〈c〉キケ・モレンテ、〈g〉ルベン・カンポス
6/27(土)22時
[出]〈c〉ダビ・ラゴス、〈g〉アルフレド・ラゴス
[場]グラナダ ペーニャ・ラ・プラテリア
[問]http://www.laplateria.org.es
カンテを中心にギター、バイレとなかなか充実のプログラムでございます。
◆ペーニャ・ラ・プラテリア
4/25(土)22時
[出]〈g〉マルコス“パロメタス”、〈c〉マヌエル&フィタ・エレディア、〈b〉ライムンド・ベニテス
5/9(土)22時
[出]〈c〉アリシア・モラーレス、〈g〉パコ・チョロボ、アルバロ・ペレス“エル・マルティネーテ”
5/16(土)22時
[出]〈c〉ホセリート・モントージャ、〈g〉パコ・ハビエル・ヒメノ
5/23(土)22時
[出]〈c〉アルフレド・テハダ、〈g〉パトロシニオ・イーホ
5/30(土)22時
[出]〈c〉マティアス・デ・パウラ、〈g〉ルイス・マリアノ
6/13(土)22時
[出]〈b〉アナベル・モレーノ
6/20(土)22時
[出]〈c〉キケ・モレンテ、〈g〉ルベン・カンポス
6/27(土)22時
[出]〈c〉ダビ・ラゴス、〈g〉アルフレド・ラゴス
[場]グラナダ ペーニャ・ラ・プラテリア
[問]http://www.laplateria.org.es
2015年4月20日月曜日
第二回テトゥアン地区振り付けコンクール結果
第2回テトゥアン地区振り付けコンクールは4月16日から18日までマドリードのテトゥアン地区エドゥアルド・ウルクロ文化センターで開催された。テレサ・ニエトとダニエル・ドーニャのカンパニーの本拠地でもあるこのセンターで行われるこのコンクール、コンテンポラリーとスペイン舞踊/フラメンコの二部門で行われた。
今年の受賞者は以下の通り。
最優秀振付賞
コンテンポラリー部門/「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
スペイン舞踊またはフラメンコ部門/「ウエルバ」パルミラ・ドゥラン
審査員特別優秀舞踊家賞
コンテンポラリー部門/ミゲル・バジャブリガ
スペイン舞踊またはフラメンコ部門/リディア・ゴメス、マルタ・ガルベス
エドゥアルド・ウルクロ文化センター賞(同センターでの稽古と公演)
「ピド・パソ。トレス・ヘネラシオネス・エン・エセナ」ホアキン・アベラ
レジデンス・カンパニー賞
「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
「インオルビダブレ・ニニェス」フリオ・ルイス、パルミラ・ドゥラン
カスティジョ・デ・ラス・アルテス賞(モロン・デ・ラ・フロンテーラにある舞台研究センターでの振り付け補助)
「エミグラル」イリス・ピントス
テレプシコーラ文化協会賞(2015年6月15日ベニカシムで行われる舞踊祭参加)
「バイラレ」アントニオ・ロペス、エンリケ・ビセント
「ピド・パソ。トレス・ヘネラシオネス・エン・エセナ」ホアキン・アベラ
「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
「エミグラル」イリス・ピントス
タブラオ・ビジャ・ロサ賞(タブラオに1週間出演)
パルミラ・ドゥラン
テトゥアン地区観客賞
「インポルタ」ヘスス・ロサノ
今年の受賞者は以下の通り。
最優秀振付賞
コンテンポラリー部門/「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
スペイン舞踊またはフラメンコ部門/「ウエルバ」パルミラ・ドゥラン
審査員特別優秀舞踊家賞
コンテンポラリー部門/ミゲル・バジャブリガ
スペイン舞踊またはフラメンコ部門/リディア・ゴメス、マルタ・ガルベス
エドゥアルド・ウルクロ文化センター賞(同センターでの稽古と公演)
「ピド・パソ。トレス・ヘネラシオネス・エン・エセナ」ホアキン・アベラ
レジデンス・カンパニー賞
「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
「インオルビダブレ・ニニェス」フリオ・ルイス、パルミラ・ドゥラン
カスティジョ・デ・ラス・アルテス賞(モロン・デ・ラ・フロンテーラにある舞台研究センターでの振り付け補助)
「エミグラル」イリス・ピントス
テレプシコーラ文化協会賞(2015年6月15日ベニカシムで行われる舞踊祭参加)
「バイラレ」アントニオ・ロペス、エンリケ・ビセント
「ピド・パソ。トレス・ヘネラシオネス・エン・エセナ」ホアキン・アベラ
「...エラン・カシ・ラス・ドス」カルメン・フメロ、ミゲル・バジャブリガ
「エミグラル」イリス・ピントス
タブラオ・ビジャ・ロサ賞(タブラオに1週間出演)
パルミラ・ドゥラン
テトゥアン地区観客賞
「インポルタ」ヘスス・ロサノ
2015年4月19日日曜日
スペイン舞踊とフラメンコの振付けコンクール
第24回スペイン舞踊とフラメンコの振り付けコンクールは現在参加申し込み受付中。
1992年にマドリードのアルベニス劇場ではじまったこの催し、同劇場閉鎖後はカナル劇場、フェルナン・ゴメス劇場などを経て昨年からシルクロ・デ・ベジャス・アルテス内フェルナンド・ロハス劇場を舞台にしている。今年は6月30日から7月2日までマドリードので開催予定。スペイン舞踊、エスクエラ・ボレーラ、クラシコ・エスパニョール、民族舞踊、フラメンコ、そのいずれをも対象としている。今年の申し込み締め切りは5月26日。
対象となるのは振り付けであり、そのアイデアとコンセプト、創造性等が審査されるが、それとともに、それを踊る人の技術の質、音楽の使い方なども審査対象になっている。
希望者はビデオをYou TubeやVimeroのようなウエブにアップし、それをみて予選審査が行われ、10〜14作品が選出され、30日、1日の準決勝、そして2日の決勝にのぞむことになる。
なおこれまでの受賞者にはアドリアン・ガリア(1992年)現在スペイン国立バレエ団芸術監督のアントニオ・ナハロ(1996年準優勝、1999年優勝)、ラファエラ・カラスコ・アンダルシア・フラメンコ舞踊団監督(2002年優勝)、オルガ・ペリセ(2004年優勝)らをはじめ錚々たる顔ぶれが並ぶ。
詳細はホームページで確認のこと。
◆スペイン舞踊とフラメンコの振付けコンクール
6/30(火)〜7/2(木)
[場]マドリード シルクロ・デ・ベジャス・アルテス内フェルナンド・ロハス劇場
[問]http://www.certamenflamenco.com
1992年にマドリードのアルベニス劇場ではじまったこの催し、同劇場閉鎖後はカナル劇場、フェルナン・ゴメス劇場などを経て昨年からシルクロ・デ・ベジャス・アルテス内フェルナンド・ロハス劇場を舞台にしている。今年は6月30日から7月2日までマドリードので開催予定。スペイン舞踊、エスクエラ・ボレーラ、クラシコ・エスパニョール、民族舞踊、フラメンコ、そのいずれをも対象としている。今年の申し込み締め切りは5月26日。
対象となるのは振り付けであり、そのアイデアとコンセプト、創造性等が審査されるが、それとともに、それを踊る人の技術の質、音楽の使い方なども審査対象になっている。
希望者はビデオをYou TubeやVimeroのようなウエブにアップし、それをみて予選審査が行われ、10〜14作品が選出され、30日、1日の準決勝、そして2日の決勝にのぞむことになる。
なおこれまでの受賞者にはアドリアン・ガリア(1992年)現在スペイン国立バレエ団芸術監督のアントニオ・ナハロ(1996年準優勝、1999年優勝)、ラファエラ・カラスコ・アンダルシア・フラメンコ舞踊団監督(2002年優勝)、オルガ・ペリセ(2004年優勝)らをはじめ錚々たる顔ぶれが並ぶ。
詳細はホームページで確認のこと。
◆スペイン舞踊とフラメンコの振付けコンクール
6/30(火)〜7/2(木)
[場]マドリード シルクロ・デ・ベジャス・アルテス内フェルナンド・ロハス劇場
[問]http://www.certamenflamenco.com
2015年4月18日土曜日
カンテ・デ・ラス・ミーナス祭のプログラム発表
日本人参加者がいるということで、いつも以上に日本での注目が集まっているカンテ・デ・ラス・ミーナス祭。そのプログラムが16日マドリードで発表された。
今年もエストレージャ・モレンテにサラ・バラス、カプージョ、アルカンヘルと人気者が顔を揃える。
前売り券は6月1日から発売予定。
◆第55回カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバル
8/5(水)~15(土)
8/6(木)開会式
[出]〈c〉ダビ・ラゴス、〈b〉バルージョ、〈g〉ホセ・トマス、〈perc〉アントニオ・モレーノ、開会宣言エストレージャ・モレンテ
8/7(金)
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ、ゲスト〈b〉イスラエル・ガルバン
8/8(土)
[出]〈g〉カルロス・ピニャーナ+ムルシア州交響楽団、〈c〉エンカルナシオン・フェルナンデス、〈g〉アントニオ・ムニョス
8/9(日)「ボセス」
[出]〈b〉サラ・バラス舞踊団
8/10(月)
[出]〈c〉エル・ペレ、カプージョ、〈g〉パトロシニオ・イーホ、ニーニョ・ヘロほか
8/11(火)「オロール・ア・ティエラ」
[出]〈c〉アルカンヘル
8/12(水)〜14(金)
コンクール準決勝
8/15(土)
コンクール決勝
[場]ムルシア県ラ・ウニオン カンテの殿堂
[出]未定
[問]http://www.fundacioncantedelasminas.org/ 968541792
今年もエストレージャ・モレンテにサラ・バラス、カプージョ、アルカンヘルと人気者が顔を揃える。
前売り券は6月1日から発売予定。
◆第55回カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバル
8/5(水)~15(土)
8/6(木)開会式
[出]〈c〉ダビ・ラゴス、〈b〉バルージョ、〈g〉ホセ・トマス、〈perc〉アントニオ・モレーノ、開会宣言エストレージャ・モレンテ
8/7(金)
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ、ゲスト〈b〉イスラエル・ガルバン
8/8(土)
[出]〈g〉カルロス・ピニャーナ+ムルシア州交響楽団、〈c〉エンカルナシオン・フェルナンデス、〈g〉アントニオ・ムニョス
8/9(日)「ボセス」
[出]〈b〉サラ・バラス舞踊団
8/10(月)
[出]〈c〉エル・ペレ、カプージョ、〈g〉パトロシニオ・イーホ、ニーニョ・ヘロほか
8/11(火)「オロール・ア・ティエラ」
[出]〈c〉アルカンヘル
8/12(水)〜14(金)
コンクール準決勝
8/15(土)
コンクール決勝
[場]ムルシア県ラ・ウニオン カンテの殿堂
[出]未定
[問]http://www.fundacioncantedelasminas.org/ 968541792
2015年4月17日金曜日
グラナダ国際音楽舞踊祭
グラナダ国際音楽舞踊祭のプログラムが発表された。
フラメンコ関係ではエストレージャ・モレンテ、ビセンテ・アミーゴ、スペイン国立バレエ、フアン・アビチュエラ・ニエトが登場する。
また閉幕公演ではマリナ・エレディアがバルセロナの演劇集団フーラ・デルス・バウスの「恋は魔術師」を歌う予定。
人気公演は売り切れ必至なので入場券はお早めに。
◆グラナダ国際音楽舞踊祭
6/19(金)~7/10(金)
フラメンコ関係公演
6/21(日)22時30分「グラナダ、カンテ・イ・ギターラ」
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ、〈g〉フアン・ビチュエラ・ニエト、ダビ・カルモナ、ミゲル・アンヘル・コルテス、モントジータ、ゲスト〈c〉ホセ・エンリケ・モレンテ、〈b〉フアン・アンドレスマジャ
[場]グラナダ アルハンブラ内カルロス5世宮殿
[料]20~40ユーロ
6/28(日)22時30分
[出]〈g〉ビセンテ・アミーゴ、アニル・フェルナンデス、〈c〉ラファエル・デ・ウトレーラ、〈perc〉パキート・ゴンサレス
[場]グラナダ アルハンブラ内カルロス5世宮殿
[料]20~40ユーロ
7/4(土)22時30分「アレント&サグアン」
[出]〈b〉スペイン国立バレエ
[場]グラナダ アルハンブラ内ヘネラリフェ劇場
[料]20~40ユーロ
7/8(水)22時30分「ディエス・カンシオネス・パラ・アルハンブラ」
[出]〈g〉フアン・アビチュエラ・ニエト、アントニオ・デ・ラ・ルス、〈コントラバス〉フアン・マサナス、〈violin〉ダビ・モレイラ、〈perc〉フアン・カルモナ
[場]グラナダ アルハンブラ内アルヒベスの中庭
[料]25ユーロ
7/10(金)22時30分「恋は魔術師。炎と言葉」
[出]劇団ラ・フーラ・デルス・バウス、〈c〉マリナ・エレディア、アンダルシア青少年管弦楽団
[場]グラナダ 闘牛場
[料]15~55ユーロ
[問]http://www.granadafestival.org/ 前売www.ticketmaste.es ☎958221844
2015年4月16日木曜日
ヘレスのフェスティバル新人賞はルイサ・パリシオに
ヘレスのフェスティバルの新人賞はルイサ・パリシオに決定した。
この賞はヘレスを代表するバル、フアニートが後援し、ジャーナリストらの投票によって選ばれるもの。2008年に始まり、これまでに、ナニ・パーニョス&ラファエル・エステベス、コンチャ・ハレーニョ、オルガ・ペリセ、レオノール・レアル、マヌエル・リニャン、カリメ・アマジャ、アルベルト・セジェスとサラ・カレーロが受賞してきた。
ルイサは1984年マラガ生まれの30歳。ミラグロス・メンヒバルの愛弟子で師とも数多く共演。そのバタ・デ・コーラづかいには定評がある。2006年にはビエナルの新人賞をも受賞した。
なお受賞理由となった彼女の公演ルポはこちら
この賞はヘレスを代表するバル、フアニートが後援し、ジャーナリストらの投票によって選ばれるもの。2008年に始まり、これまでに、ナニ・パーニョス&ラファエル・エステベス、コンチャ・ハレーニョ、オルガ・ペリセ、レオノール・レアル、マヌエル・リニャン、カリメ・アマジャ、アルベルト・セジェスとサラ・カレーロが受賞してきた。
ルイサは1984年マラガ生まれの30歳。ミラグロス・メンヒバルの愛弟子で師とも数多く共演。そのバタ・デ・コーラづかいには定評がある。2006年にはビエナルの新人賞をも受賞した。
写真 Javier Fergo Festival de Jerez |
2015年4月15日水曜日
アントニオ・カンポ新譜発表会「エスクリビエンド・エン・エル・アルファル」
セビージャの中心地区のクーナ通りにあるキンテーロ劇場でアントニオ・カンポの新譜発表会。
これがただのCDではない。彼がかきためた詩の数々がモロッコ人画家による
絵に彩られている、詩集のCDブックなのだ。
彼が書いた43の詩のうち3つは彼自身によって歌われている。そのほかにポピュラー、昔からの伝統的なものなど4曲、計7曲がCDにおさめられている。
その伴奏はギターではなく、パブロ・スアレスのピアノ。
会場には彼の同僚であるホセ・バレンシアやミゲル・オルテガ、ダビ・ラゴス、メルチョーラ・オルテガ、フアン・ホセ・アマドール、ロセンドといった歌い手たちをはじめ、踊り手ミラグロス・メンヒバル、カルメン・レデスマ、カルメリージャ、ラファエル・デ・カルメン、ルベン・オルモやアンダルシア舞踊団のメンバー、そしてパコ・コルテス、ラファエル・リケーニらギタリストたち などアルティスタたちや家族など関係者ばかり。
ピアノ伴奏での歌はジャズのようにもきこえる。フラメンコの曲のかたちをつかい、またそこから離れてもフラメンコの歌い方。ある意味フラメンコでのシンガーソングライターなのかもしれない。
3月にこの録音をきかせたときから彼を支持してきたというアントニオ・カナーレスが詩を読み、最後にはタンゴを踊り会場をわかせた。
写真Antonio Acedo
これがただのCDではない。彼がかきためた詩の数々がモロッコ人画家による
絵に彩られている、詩集のCDブックなのだ。
彼が書いた43の詩のうち3つは彼自身によって歌われている。そのほかにポピュラー、昔からの伝統的なものなど4曲、計7曲がCDにおさめられている。
その伴奏はギターではなく、パブロ・スアレスのピアノ。
会場には彼の同僚であるホセ・バレンシアやミゲル・オルテガ、ダビ・ラゴス、メルチョーラ・オルテガ、フアン・ホセ・アマドール、ロセンドといった歌い手たちをはじめ、踊り手ミラグロス・メンヒバル、カルメン・レデスマ、カルメリージャ、ラファエル・デ・カルメン、ルベン・オルモやアンダルシア舞踊団のメンバー、そしてパコ・コルテス、ラファエル・リケーニらギタリストたち などアルティスタたちや家族など関係者ばかり。
ピアノ伴奏での歌はジャズのようにもきこえる。フラメンコの曲のかたちをつかい、またそこから離れてもフラメンコの歌い方。ある意味フラメンコでのシンガーソングライターなのかもしれない。
3月にこの録音をきかせたときから彼を支持してきたというアントニオ・カナーレスが詩を読み、最後にはタンゴを踊り会場をわかせた。
写真Antonio Acedo
2015年4月14日火曜日
フラメンコとスペイン舞踊の舞踊団公演enバレンシア
元アントニオ・ガデス舞踊団で、アントニオ・ガデスが引退後、ガデス監督のもと、ガデスの役を踊っていたホセ・マヌエル・ウエルタスが主宰する舞踊団、メディテラネオの新作公演が行われる。
◆メディテラネオ舞踊団「ティエラ」
4/ 24(金)21時、25(土)21時、26(日)19時
[出]〈b〉メディテラネオ舞踊団
[場]バレンシア プリンシパル劇場
[問] http://teatres.gva.es
2015年4月13日月曜日
ティオ・ルイス・デ・ラ・フリアーナ・フラメンコ祭
マドリー度のイサベル・デ・エスパーニャ大学寮講堂で行われるフラメンコ祭、ティオ・ルイス・デ・ラ・フリアーナは今年で17回目。
4/21(火)20時
[出]〈c〉ロシオ・マルケス、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス
4/22(水)20時「ビバ カフェ・カンタンテ」
[出]〈b〉アナ・モジャ、ハビエラ・デ・ラ・フエンテ、マレーナ・アルバ、〈c〉エドゥ・イダルゴ、〈g〉リアム・ホワース
4/23(木)20時
[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス
[場]マドリード イサベル・デ・エスパーニャ大学寮
[問]http://www.cmisabel.com
2015年4月12日日曜日
コルドバ フラメンコの白夜
コルドバのフラメンコの白夜が今年も行われる。夜22時30分に開始し、朝の5時までコルドバ市内各所でノンストップでフラメンコ公演が行われるという珍しいフェスティバル。全公演野外で行われ入場無料。体力に自信がある方はぜひ。人気のファルキートやエストレージャはかなりの混雑が予想されます。
◆コルドバ フラメンコの白夜
6/20(土)22時30分
[出]〈c〉エル・ペレ、〈piano〉ドランテス、〈b〉ファルキート
[場]コルドバ テンディージャ広場
6/21(日)00時「アソマテ」
[出]〈b〉ダニ・ナバッロ
[場]コルドバ カラオラ周辺
00時30分「エテルノ・カマロン」
[出]〈c〉ペドロ・グラナイーノ、〈b〉メルセデス・ルイス
[場]コルドバ コンパス・デ・サン・フランシスコ通り
01時
[出]〈c〉インディア・マルティネス
[場]コルドバ コレデーラ広場
01時
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ
[場]コルドバ オレンジの中庭
01時30分「ジプシー・レボリューション」
[出]〈c〉リン・コルテス
[場]コルドバ ポトロ広場
02時30分「エル・ビアへ・デル・ミルロ」
[場]コルドバ アバデス広場
03時30分
[出]〈c〉ダビ・バルール
[場]コルドバ ヘロニモ・パエス広場
05時
[出]〈c〉トマシート
[場]コルドバ トリウンフォ広場
[料]無料
[問]http://www.lanocheblancadelflamenco.cordoba.es
◆コルドバ フラメンコの白夜
6/20(土)22時30分
[出]〈c〉エル・ペレ、〈piano〉ドランテス、〈b〉ファルキート
[場]コルドバ テンディージャ広場
6/21(日)00時「アソマテ」
[出]〈b〉ダニ・ナバッロ
[場]コルドバ カラオラ周辺
00時30分「エテルノ・カマロン」
[出]〈c〉ペドロ・グラナイーノ、〈b〉メルセデス・ルイス
[場]コルドバ コンパス・デ・サン・フランシスコ通り
01時
[出]〈c〉インディア・マルティネス
[場]コルドバ コレデーラ広場
01時
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ
[場]コルドバ オレンジの中庭
01時30分「ジプシー・レボリューション」
[出]〈c〉リン・コルテス
[場]コルドバ ポトロ広場
02時30分「エル・ビアへ・デル・ミルロ」
[場]コルドバ アバデス広場
03時30分
[出]〈c〉ダビ・バルール
[場]コルドバ ヘロニモ・パエス広場
05時
[出]〈c〉トマシート
[場]コルドバ トリウンフォ広場
[料]無料
[問]http://www.lanocheblancadelflamenco.cordoba.es
2015年4月11日土曜日
ルフォ・デ・サンティポンセ逝く
歌い手ルフォ・デ・サンティポンセが4月10日亡くなった。63歳だった。
本名ホセ・アントニオ・ロペス・ルフォはセビージャ県カスティルブランコ・デ・ロス・アロージョス生まれ。
1976年べラ・デ・トリアーナでのコンクールで優勝し名が知られるようになり、マイレーナやラ・ウニオンのコンクール等で入賞。1990年にはサエタ・デ・オロ受賞。
主にペーニャや村のフェスティバルなどで活躍。
いくつかの録音があり、またマヌエル・グティエレス・アラゴンによるセマナ・サンタの映画にも彼のサエタが収録されている。
本名ホセ・アントニオ・ロペス・ルフォはセビージャ県カスティルブランコ・デ・ロス・アロージョス生まれ。
1976年べラ・デ・トリアーナでのコンクールで優勝し名が知られるようになり、マイレーナやラ・ウニオンのコンクール等で入賞。1990年にはサエタ・デ・オロ受賞。
主にペーニャや村のフェスティバルなどで活躍。
2015年4月10日金曜日
フエベス・フラメンコス「セイス・サパトス」
セビージャの木曜日はカハソルでのフエベス・フラメンコス。今回はソラジャ・クラビホ、メルセデス・デ・コルドバ、ルシア・アルバレス“ピニョーナ”という3人の女性舞踊手たちによる「セイス・サパトス」 6つの靴、つまり3足の靴という意味。3人それぞれのソロに加え、プレゼンテーション、まんなかのカンティーニャス、最後のシギリージャと三人一緒に踊る曲もあるという、満足のいく構成。二人でやっても最初ちょっとあわせて最後フィン・デ・フィエスタのブレリアだけっていうこともよくあるから余計リスペクト。
3人で踊るとそれぞれの個性がより際立つ。
ソラジャの野性、メルセデスの官能、ピニョーナのまっすぐさ。
それは衣装にも、それぞれのソロにも現れていた。
最初のソロでセラーナを踊ったピニョーナは男装。ただし、パンタロンには短いフレコが全体についており(そういう生地なのかな)、白いジャケットの下はタンクトップというちょっと不思議なもの。白いジャケットの前が前下がりになっているせいか、姿勢が悪くみえる。上体は固い印象。まっすぐな感じ。カンティーニャスのバタ・デ・コーラさばきはクリスティーナ・ヘーレン財団でミラグロスに習っただけはある見事なテクニックだが、やはり上体が少し弱いか。
メルセデスは得意のタラント。この人はピニョーナとは対称的に身体を柔軟に使って効果をあげる。背をまるめ小さくみせたり大きく身体を開いたり。長年その舞踊団で活躍しているエバ・ジェルバブエナ(会場にも来てました)の影響は大きいけれど、そのテクニックはとってつけたようなものではまったくなく、彼女自身の血肉となっており、自らの表現になっているのは高評価。エバにはあまりみられない色気、官能性が彼女の魅力かも。タラントはかなり複雑な構成で、照明とかにもこれないこの劇場では少々残念なかんじもあったけれど、カンティーニャでもシギリージャでもきちんと髪を結い、きちんとした衣装を着こなした彼女は一番セビージャ風かもしれない。コルドバの出身だけどセビージャ在住も一番長いかも?
ソラジャはソロの男っぽいマルティネーテは彼女らしく、彼女にあっていてなかなかの力演でよかったけれど、衣装が残念すぎる。マルティネーテは身体にぴったりしたすとんとしたワンピースに黒い短いブラウス風上着。カンティーニャスのバタにいたっては上はレオタードであります。劇場でこれってありえない、と思う私は考え方がセビージャ式過ぎるのでありましょうか。
この日もっと残念だったのは音響。歌いはじまる前にすでにハウリング。古い劇場でいろいろ問題があるのかもしれないが、せっかくいいアルティスタたちがそろっているのだから、
そこはなんとかしてもらいたいものであります。
3人で踊るとそれぞれの個性がより際立つ。
ソラジャの野性、メルセデスの官能、ピニョーナのまっすぐさ。
それは衣装にも、それぞれのソロにも現れていた。
最初のソロでセラーナを踊ったピニョーナは男装。ただし、パンタロンには短いフレコが全体についており(そういう生地なのかな)、白いジャケットの下はタンクトップというちょっと不思議なもの。白いジャケットの前が前下がりになっているせいか、姿勢が悪くみえる。上体は固い印象。まっすぐな感じ。カンティーニャスのバタ・デ・コーラさばきはクリスティーナ・ヘーレン財団でミラグロスに習っただけはある見事なテクニックだが、やはり上体が少し弱いか。
メルセデスは得意のタラント。この人はピニョーナとは対称的に身体を柔軟に使って効果をあげる。背をまるめ小さくみせたり大きく身体を開いたり。長年その舞踊団で活躍しているエバ・ジェルバブエナ(会場にも来てました)の影響は大きいけれど、そのテクニックはとってつけたようなものではまったくなく、彼女自身の血肉となっており、自らの表現になっているのは高評価。エバにはあまりみられない色気、官能性が彼女の魅力かも。タラントはかなり複雑な構成で、照明とかにもこれないこの劇場では少々残念なかんじもあったけれど、カンティーニャでもシギリージャでもきちんと髪を結い、きちんとした衣装を着こなした彼女は一番セビージャ風かもしれない。コルドバの出身だけどセビージャ在住も一番長いかも?
ソラジャはソロの男っぽいマルティネーテは彼女らしく、彼女にあっていてなかなかの力演でよかったけれど、衣装が残念すぎる。マルティネーテは身体にぴったりしたすとんとしたワンピースに黒い短いブラウス風上着。カンティーニャスのバタにいたっては上はレオタードであります。劇場でこれってありえない、と思う私は考え方がセビージャ式過ぎるのでありましょうか。
この日もっと残念だったのは音響。歌いはじまる前にすでにハウリング。古い劇場でいろいろ問題があるのかもしれないが、せっかくいいアルティスタたちがそろっているのだから、
そこはなんとかしてもらいたいものであります。
2015年4月9日木曜日
ヘレスのフェスティバル批評家賞はイスラエル・ガルバンに
イスラエル・ガルバン「フラ。コ。メン」が、今年度ヘレスのフェスティバルの批評家賞に決定した。
この賞はフェスティバルを観た批評家/ジャーナリストたちの投票によって選ばれるもので、1999年、第3回のときから始まった。なおこれまでの受賞は以下の通り。
1999年アントニオ・エル・ピパ「ヘネラシオネス」
2000年アントニオ・マルケス「デスプエス・デ・カルメン」
2001年サラ・バラス「フアナ・ラ・ロカ」
2002年スペイン国立バレエ「フエンテオベフーナ」
2003年ハビエル・ラトーレ「リンコネテ・イ・コルタディージョ」
2004年ホセ・ウダエタ「エル・セクレト・デ・ラ・カスタニュエラ」
2005年アントニオ・マルケス「三角帽子」「ボレロ」
2006年ホアキン・グリロ「ア・ソラス」
2007年メルセデス・ルイス「フンカー」
2008年メルチェ・エスメラルダ、ベレン・マジャ、ロシオ・モリーナ「ムヘーレス」
2009年ロシオ・モリーナ「オロ・ビエホ」
2010年ホアキン・グリロ「レジェンダ・ペルソナル」
2011年メルセデス・ルイス「ペルスペクティバス」
2012年マルコ・フローレス「デ・フラメンカス」
2013年イサベル・バジョン「カプリチョス・デル・ティエンポ」
2014年ベレン・マジャ「ロス・インビタードス」
この賞はフェスティバルを観た批評家/ジャーナリストたちの投票によって選ばれるもので、1999年、第3回のときから始まった。なおこれまでの受賞は以下の通り。
1999年アントニオ・エル・ピパ「ヘネラシオネス」
2000年アントニオ・マルケス「デスプエス・デ・カルメン」
2001年サラ・バラス「フアナ・ラ・ロカ」
2002年スペイン国立バレエ「フエンテオベフーナ」
2003年ハビエル・ラトーレ「リンコネテ・イ・コルタディージョ」
2004年ホセ・ウダエタ「エル・セクレト・デ・ラ・カスタニュエラ」
2005年アントニオ・マルケス「三角帽子」「ボレロ」
2006年ホアキン・グリロ「ア・ソラス」
2007年メルセデス・ルイス「フンカー」
2008年メルチェ・エスメラルダ、ベレン・マジャ、ロシオ・モリーナ「ムヘーレス」
2009年ロシオ・モリーナ「オロ・ビエホ」
2010年ホアキン・グリロ「レジェンダ・ペルソナル」
2011年メルセデス・ルイス「ペルスペクティバス」
2012年マルコ・フローレス「デ・フラメンカス」
2013年イサベル・バジョン「カプリチョス・デル・ティエンポ」
2014年ベレン・マジャ「ロス・インビタードス」
2015年4月8日水曜日
フアナ・アマジャ「モロン・バイラ」
セビージャ、セントラル劇場、フラメンコ・ビエネ・デル・スールはフアナ・アマジャ。なんだかひさしぶりな気が。調べてみると2011年ヘレスでアントニオ・エル・ピパ公演のゲスト出演をみたのが最後のようだ。かつてはビエナルで主演した作品などもあったのだけど、基本、自分で作品作りをするタイプじゃないということもあって大きな舞台には遠ざかっていたのだろうか。それとも私がみていないだけか。基本クラス中心にやってきたのかもしれない。
幕が開くと下手に2段の台。高い方には4人の歌い手、低い方にはギターとパーカッション。そのギター、フアン・カンパージョのソロから始まる。 ロンデーニャ。
続いてシギリージャのファルセータを弾いてマルティネーテのカンテソロが次々に。
踊りの公演なのに、なぜ踊りが始まるまでにこんなにかかるんだろう、と思ってると
舞台奥からフアナ登場。シギリージャ。緑と赤のまだらのような衣装。強力なサパテアード。
続くアレグリアスはゲストのエル・チョロ。さらに強力なサパテアード。うまいんだけど、ずーっと同じ調子。で不思議な回転をする。
カンテソロのマラゲーニャ/アバンドラオはなぜこのメンバーでこの選曲? というくらいにこなれていない。
フアナ、チョロにフアナの娘ナサレも加わって3人のブレリア。
ナサレのタンゴ。
フアナのソレア。青いマントンをまとって入ってくるけどマントンで踊るわけではなく、すぐに脱ぎ捨て、水色にラメというアナ雪風の衣装(髪が金色の三つ編みなのでよけいそうみえるのかも)でまたサパテアード。サパテアードしないときの振りが最初のシギリージャと全く同じだったり、ファルダたくし上げすぎて下着がみえたりちょっと残念。
そういえば25年以上も前、彼女の踊りを野性的だがフラメンコ的ではない、という人もいたなあ。
サパテアードをフラメンコの第一の魅力ととらえる人は堪能できたことだろう。でもコンパスの呼吸や抜き、歌を踊る腕や身体を楽しみたい私にはあわないのかも。
バックも呼吸があってない感じだったしなあ。
タイトルの「モロンが踊る」はどうなんだろう。たしかにフアナはモロン生まれだけど、バックにモロンの人がいるわけでもない。ペペ・トーレやハイロ・バルールらが出演したビエナルの公演を思い出しつつ、帰途についたのでありました。
幕が開くと下手に2段の台。高い方には4人の歌い手、低い方にはギターとパーカッション。そのギター、フアン・カンパージョのソロから始まる。 ロンデーニャ。
続いてシギリージャのファルセータを弾いてマルティネーテのカンテソロが次々に。
踊りの公演なのに、なぜ踊りが始まるまでにこんなにかかるんだろう、と思ってると
舞台奥からフアナ登場。シギリージャ。緑と赤のまだらのような衣装。強力なサパテアード。
続くアレグリアスはゲストのエル・チョロ。さらに強力なサパテアード。うまいんだけど、ずーっと同じ調子。で不思議な回転をする。
カンテソロのマラゲーニャ/アバンドラオはなぜこのメンバーでこの選曲? というくらいにこなれていない。
フアナ、チョロにフアナの娘ナサレも加わって3人のブレリア。
ナサレのタンゴ。
フアナのソレア。青いマントンをまとって入ってくるけどマントンで踊るわけではなく、すぐに脱ぎ捨て、水色にラメというアナ雪風の衣装(髪が金色の三つ編みなのでよけいそうみえるのかも)でまたサパテアード。サパテアードしないときの振りが最初のシギリージャと全く同じだったり、ファルダたくし上げすぎて下着がみえたりちょっと残念。
そういえば25年以上も前、彼女の踊りを野性的だがフラメンコ的ではない、という人もいたなあ。
サパテアードをフラメンコの第一の魅力ととらえる人は堪能できたことだろう。でもコンパスの呼吸や抜き、歌を踊る腕や身体を楽しみたい私にはあわないのかも。
バックも呼吸があってない感じだったしなあ。
タイトルの「モロンが踊る」はどうなんだろう。たしかにフアナはモロン生まれだけど、バックにモロンの人がいるわけでもない。ペペ・トーレやハイロ・バルールらが出演したビエナルの公演を思い出しつつ、帰途についたのでありました。
2015年4月7日火曜日
ヘレスのフェスティバル 舞踊伴唱賞にダビ・ラゴス
ヘレスのフェスティバルの舞踊伴唱
賞にダビ・ラゴスが選ばれた。
これは地元ヘレスのペーニャ協会が毎年、ヘレスのフェスティバルの出演者の中から優れた舞踊伴唱 をした歌い手を選ぶもの。これまでの受賞者にはホセ・バレンシア、ミゲル・オルテガ、ミゲル・ラビ、エル・ロンドロ、ダビ・カルピオらがいる。ダビは今年、メルセデル・ルイスの開幕公演「エジャ」に始まり、イスラエル・ガルバン「フラ。コ。メン」での伴唱 を認められての受賞で、2007年に続き2回目となる。
おめでとうダビ!
これは地元ヘレスのペーニャ協会が毎年、ヘレスのフェスティバルの出演者の中から優れた舞踊伴唱 をした歌い手を選ぶもの。これまでの受賞者にはホセ・バレンシア、ミゲル・オルテガ、ミゲル・ラビ、エル・ロンドロ、ダビ・カルピオらがいる。ダビは今年、メルセデル・ルイスの開幕公演「エジャ」に始まり、イスラエル・ガルバン「フラ。コ。メン」での伴唱 を認められての受賞で、2007年に続き2回目となる。
おめでとうダビ!
2015年4月5日日曜日
パコに捧げる
パコ・デ・ルシアへのオマージュは世界各地で行われているが、これはパコの最後のグループのメンバーにゲストを迎えた出演者ということで一線を画すもの。
最後のグループの、アントニオ・サンチェス、ダビ・デ・ハコバ、ピラニャ、アントニオ・セラーノ、アライン・ペレスにドゥケンデが、ゲストのディエゴ・デ・モラオ、ホセミ・カルモナ、パケーテ、モンセ・コルテス、サブをゲストに繰り広げるもの。
◆トリビュート・パコ・デ・ルシア
5/26(火)
[出]〈g〉ホセミ・カルモナ、パケテ、アントニオ・サンチェス、ディエゴ・デ・モラオ、〈c〉ドゥケンデ、ダビ・デ・ハコバ、〈perc〉ピラニャ、サブ、〈ハーモニカ〉アントニオ・セラーノ、〈ベース〉アライン・ペレス
[場]マドリード ヌエボ・アポロ劇場
[問]http://summummusic.com
2015年4月4日土曜日
ヘレスのギターenバルセロナ
ヘレス・プーロなディエゴとアントニオ・レイによる公演がバルセロナで。
今テレビで人気のアントニオの妹マラとその息子ホセらも出演。
◆アントニオ・レイ&ディエゴ・デ・モラオ
5/8(金)21時30分
[出]〈g〉アントニオ・レイ、ディエゴ・デ・モラオ。マヌエル・ウルビナ、〈c〉マラ・レイ、ホセ・レイ、ラ・ファビ、サンブージョ
[場]バルセロナ サラ・アポロ
[問]https://www.sala-apolo.com/
2015年4月3日金曜日
レメディオス・アマジャenバルセロナ
レメディオス・アマジャのリサイタルはバルセロナで。
天下一品のタンゴはもちろん、幅広いレパートリーがきけるはず。
◆レメディオス・アマジャ
5/2(土)21時
[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、〈g〉フアン・レケーナ、〈perc〉パコ・ベガ、〈 coro、palmas〉ペオン、ホアキナ・アマジャ、マヌエル・ルセナ
[場]バルセロナ サラ・バルツ
[料]20〜26ユーロ
[問]http://www.barts.cat/
天下一品のタンゴはもちろん、幅広いレパートリーがきけるはず。
◆レメディオス・アマジャ
5/2(土)21時
[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、〈g〉フアン・レケーナ、〈perc〉パコ・ベガ、〈 coro、palmas〉ペオン、ホアキナ・アマジャ、マヌエル・ルセナ
[場]バルセロナ サラ・バルツ
[料]20〜26ユーロ
[問]http://www.barts.cat/
2015年4月2日木曜日
サラ・カレーロ新作「コスモゴニア」
昨年ヘレスのフェスティバルで新人賞を受賞したサラ・カレーロの新作が5月マドリードで初演される。
国立ダンスカンパニーのプリンシパル、モイセス・マルティン、元スペイン国立バレエのカルロス・チャモッロとの共演でどんな舞台をみせてくれるのだろうか。
◆「コスモゴニア」
5/1(金)20時
[出]〈b〉サラ・カレーロ、モイセス・マルティン、カルロス・チャモッロ、〈c〉へマ・カバジェーロ、〈g〉パブロ・ロメーロ、ホセ・アルマルチャ
[場]マドリード パロマーレス パコ・ラバル文化センター
[問]http://www.madrid.org/agenda-cultural/cc-paco-rabal/home
http://www.saracalero.com/
国立ダンスカンパニーのプリンシパル、モイセス・マルティン、元スペイン国立バレエのカルロス・チャモッロとの共演でどんな舞台をみせてくれるのだろうか。
◆「コスモゴニア」
5/1(金)20時
[出]〈b〉サラ・カレーロ、モイセス・マルティン、カルロス・チャモッロ、〈c〉へマ・カバジェーロ、〈g〉パブロ・ロメーロ、ホセ・アルマルチャ
[場]マドリード パロマーレス パコ・ラバル文化センター
[問]http://www.madrid.org/agenda-cultural/cc-paco-rabal/home
http://www.saracalero.com/
2015年4月1日水曜日
バルセロナのフラメンコ公演
バルセロナのソシエダ・フラメンカ・デ・バルセロナ“エル・ドラード”での4月から6月にかけての公演&講演予定。
◆バルセロナ エル・ドラード
4/30(木)20時
[出]〈c〉ダビ・パロマール、〈g〉ラファエル/ロドリゲス
5/7(木)20時
[出]〈講演〉ホセ・マヌエル・ガンボア「サビーカスの手紙」
5/19(火)20時
[出]〈g〉ラファエル・リケーニ
5/28(木)20時
[出]〈講演〉アンヘル・クストディオ・ゴメス「映画におけるフラメンコの存在の覇権と抵抗」
6/4(木)20時
[出]〈c〉マリオラ・メンブリベス、〈g〉トマス・ロレンソ、〈チェロ〉マルティン・メレンデス
6/11(木)20時
[出]〈c〉マイテ・マルティン、フアン・ラモン・カロ
[場]バルセロナ サラ・サンダル
[問]www.eldorado-sfb.com
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