今年のニームのフラメンコ祭は昨年亡くなったレブリハーノに捧げられている。
そんなこともあって、今日の講演はペドロ・ペーニャ。聞き手には伝説のフラメンコ番組「リト・イ・ヘオグラフィア・デ・カンテ」の司会を務め、現在もラジオでフラメンコ番組を持つ、ホセ・マリア・ベラスケス。
最初にペドロの紹介があり、かつてのビデオを挟みながら、ペドロが書いた「ヒターノス・フラメンコス」という本に触れながら、フラメンコの思い出を、ヒターノを語る。
母ペラータを、なんとも言えない神秘的な痛みを持つ声、と評しつつ、ぐっと、言葉に詰まる場面も。
本で、「僕はフラメンコになったのではない、フラメンコとして生まれたのだ」と語るペドロ。ヒターノは、ビベンシア、その生活体験こそが重要なのだ、とも語っていた。さもありなん。
最後は、息子ペドロ・マリア・ペーニャのソレアをペドロが伴奏し、
ペドロの歌うシギリージャをペドロ・マリアが伴奏
心のこもった、真実あふれる歌に、演奏に、観客は盛んな拍手をおくっていた。
さて、これから飛行機に乗り遅れたマリア・テレモートの代わりに歌う、ダビ・カルピオを見に行ってきます。
夜はビセンテ・アミーゴ!
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