2010年8月10日火曜日
ラ・ウニオン2010 ミゲル・ポベーダ
今、最も熱いカンタオール、ミゲル・ポベーダ。
マイテ同様、ランパラ・ミネーラが彼を世界に押し出した。
あれから20年。
今や押しも押されぬ、スペインで最も人気のあるカンタオールとなったミゲルの
ラ・ウニオン凱旋公演は「シン・フロンテーラ」
モライート、ルイス・デ・サンボ、アンドレス・ペーニャ(初演はホアキン・グリロ)らとの共演の作品だ。
ヘレスのブレリアやソレア・ポル・ブレリアと
ミゲルのカンテ・デ・レバンテが
交互に現れる。
それがトナーをともにうたいまざりあい、
ブレリアの宴へ。
そう、フラメンコにはフロンテーラ、国境はない。
フラメンコを愛する者は皆フラメンコ人。
カタルーニャもヘレスも、日本だって、フラメンコへの愛に変わりはない。
机をたたいてコンパス。
ブレリアに続きミゲルのタンゴ・デ・マラガ。
ちょいと踊って満場の観客は拍手喝采。
モラオのブレリアのファルセータにチクエロがからむ。
怒濤のブレリアは迫力満点。
モライートの深い深い音が
ルイスのシギリージャをよぶ。
オーセンティックなフラメンコ。
昔ながらのフラメンコがカンテの殿堂に響く。
リズムはやがてアレグリアスへ。
アンドレス・ペーニャが舞う。
ミゲルのカンシオン・ポル・ブレリアス
最後はアンドレスのサパテアードにはじまる
ブレリアの響宴。
ヘレスとカタルーニャがひとつになって夜はふけていくのでありました。。。。
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