2009年11月16日月曜日

小松原庸子舞踊団40周年記念マドリード公演

日本から来た生え抜きの舞踊団のメンバーとスペインのアルティスタたちがいっしょにつくりあげた「カルメン」はスペインの観客のあたたかい拍手に包まれて、昨夜、無事千秋楽を迎えました。

日本のフラメンコ舞踊団がマドリードで公演、というニュースはいくつかのスペインのメディアにも取り上げられたのでちょっとご紹介。

新聞エル・パイスでは舞踊評論家ロヘル・サラスによるインタビューが掲載。

テレビ局アンテナ3  のニュースでもインタビューにこたえています。

そのほかにもスペイン国営放送の老舗フラメンコ番組「ヌエストロ・フラメンコ」
美術倶楽部ラジオでの「シルクロ・フラメンコ」でもインタビューされました。

ウエブ、デフラメンコ。コムでは写真ギャラリーで取り上げられていますし
YouTubeでもいくつが映像がアップされています。


で、どこでも訊かれるのが「日本人はなぜフラメンコが好きなのだ?」という疑問。

小松原さんは、
「日本は感情を隠す文化でしたが、フラメンコは正反対。それをみて私も同じ、と思って憧れるのではないでしょうか」
とお話されてましたが、
「スペインも日本も同じ。私はアーティストの家に育ったのですが、アーティストの気質は日本もスペインも変わりませんよ」
とのこと。

ちなみに今回は舞踊団の井上圭子さん、谷淑江さん、田村陽子さんがトリプルキャストカルメンを踊り
相手役のホセはマルコ・バルガス、カルメン夫をスペイン国立バレエ団のホセ・マヌエル・ブソンが踊りました。




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