2015年10月21日水曜日

戸塚マリさん逝く

日本のフラメンコの黎明期に日本で活躍し、後、ブラジルに渡り、かの地でフラメンコを教えた舞踊家戸塚マリさんが10月15日、サンパウロの病院で亡くなった。84歳。
肺がんなどの影響で7月頃から入退院を繰り返していたのだという。

1931年北京生まれ。15歳で日本にひきあげ、小牧バレエ団を経て、フラメンコへ。
伊藤日出夫、高田健三、宝とも子らとクアドロを結成し、全国巡演した、日本のフラメンコの草分けの一人。
1973年最後の移民船で夫戸塚ユポさんとブラジルに渡り、以後、サンパウロでフラメンコやアルゼンチンタンゴなどの舞踊を教えるなどした。晩年はお年寄りに健康体操を教えるなどもしていたそうだ。

冥福を祈ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿