2009年8月31日月曜日

第1回グラナダ振り付けコンクール

グラナダのフェスティバル・デ・オトーニョ、秋のフェスティバルで今年初めて、
フラメンコとスペイン舞踊の振り付けコンクールが開催されます。
今年で10回目を迎える、秋のフェスティバル、ですが、
秋といいつつ、12月3日から7日までの開催。もう冬だと思うんですけど???
フェスティバルの方には、ホセ・エル・フランセス、モンセ・コルテス、チョンチ・エレディア、ラ・モネータ、ラケル・エレディアらが出演。
一方、コンクールの方はグラナダ出身のバイラオール、フアン・アンドレス・マジャが総指揮をとっています。

応募要項はここにありますが、
応募資格は16歳から30歳までのアンダルシア在住者、ということなので、
日本人でもセビージャやグラナダに住んでいる人は応募可能ですね。
優勝者には1200ユーロの賞金。また最優秀舞踊家にも600ユーロの賞金がでるそうですが、
それだけではなく、フェスティバル最終日のベレン・マジャの公演に出演できるそう。
応募締め切りは11月1日。まずはビデオ審査で決勝進出者を決めるそうです。
アンダルシアでははじめての振り付けコンクール、有望な若手がでてくるのでしょうか?

2009年8月28日金曜日

ドランテス マドリード公演

何度かの来日で日本でもおなじみのフラメンコ・ピアニスト、ドランテス。
その彼が9月9日から30日まで、マドリードのモニュメンタル劇場で初の! 長期公演にいどみます。
タイトルは「コンビベンシア」
ともに生きる、共同生活、といった意味ですが、その名の通り、
彼の伯父のベテラン・カンタオール、レブリハーノをはじめ、
兄でギタリストのペドロ・マリア・ペーニャ、
今最もフラメンカなバイラオーラ、パストーラ・ガルバン、
ホルヘ・パルド+カルラス・ベナベン+ティノ・ディ・ジェラルドというジャズ/フラメンコのトリオ、
フラメンコ・ポップな歌手、ローレ・イ・マヌエルの愛娘アルバ・モリーナ、
そしてアンダルシア交響楽団というクラシックばりばりのメンバーで、
ひとところにとどまらない、ドランテスの世界をみせてくれるということです。
うーん、これは楽しみ!

2009年8月26日水曜日

今週末、セビージャ郊外のトマーレスで第34回シウダ・デ・トマーレス フラメンコ祭が開催されます。
左のポスターにあるように、出演はカンテに、ファンダンゴで人気のエル・カブレーロ、今最も人気のあるカンタオール、ミゲル・ポベーダ、カディスのあかるいおばちゃんカンタオーラ、マリアナ・コルネホ、ラ・ウニオンで優勝したことのあるミゲル・デ・テナ、そして踊りにはベテラン、ラ・デブラと若手のローラ・ハラミージョという、なかなかバラエティにとんだメンバーです。

トマーレスはセビージャのベッドタウンのひとつで、 バスがプラサ・デ・アルマスのバスターミナルから出ています。ただはじまるのが22時なので、終わるころには終バスはないかな。でもタクシーよんでセビージャまで帰ってもそれほど高くないと思いますよん。20ユーロするか、しないか。

夏のフェスティバルは、野外で、バルもあって、とても気持ちがいいのだけど、行き帰りの足には不自由しますね。

2009年8月24日月曜日

カルロス・サウラのフラメンコ・オイ

最終日にようやく観て来ました!
会場はマドリード、王宮の下、カサ・デ・カンポの入り口あたりの特設会場です。
ちょっと不便な場所にあるせいか、8月夏休みでマドリードに人が少ないせいか、客席は空席が目立ちます。

で、作品。
映画「セビジャーナス」で歌われていたセビジャーナス・ビブリカスやコラレーラスをつかったセビジャーナスの場面や、稽古場でのシーンという構成のボッケリーニのファンダンゴなど、ラファエル・エステベス/ナニ・パーニョス振り付けの群舞はすばらしかったし、へスース・メンデスのシギリージャやダビ・パロマールのトナーなどカンテにも見せ場がありました。パストーラ・ガルバンとロシオ・モリーナ、今をときめく二大若手バイラオーラもさすがの踊りっぷりでございます。パストーラは最新作「パストーラ」幕開きのタンゴ。ロシオ・モリーナも最新作「オロ・ビエホ」のグアヒーラ。だったのですが、オリジナルの伴奏メンバーとくらべるとやっぱバックがちょっとものたりないかな。。。またコンチャ・ハレーニョの優雅さやラウラ・ロサレンの女性らしい美しい腕の動きにも魅了されたのですが、衣装がいまいち舞踊向きではない、というのか、バタ・デ・コーラの布にはりがなく、せっかくのバタがいきてこなかったり、ホタ風の振付けを腰下まで少しぴったりめのスカートで踊るので窮屈そうだったり、というのも不満でございます。衣装と姿勢にはちょっとうるさいんですよ、私。
すごくすてきな場面もたくさんあるのだけど、物語があるわけでもないし、全体をとおしてのコンセプトとか、流れとかがまったくみえてこないので、なんかちょっととっちらかった印象なのは残念でしたが、観客はスタンディングオーベーションでこたえていました。
正直いって休憩なし2時間は長かったですが、まずは成功ということでしょうか。

2009年8月23日日曜日

カルロス・サウラのフラメンコ・オイ

木曜、マドリードで初演となったカルロス・サウラの「フラメンコ・オイ」

パストーラ・ガルバンとロシオ・モリーナという、二人の今一番旬なバイラオーラをはじめ
ラファエル・エステベスとナニ・パーニョスの振付けによる群舞、
歌にヘスース・メンデス、ダビ・パロマール、ギターにアントニオ・レイと、
若手ぞろい。

新聞評はかなり厳しかったようですが、フラメンコ専門ウエブの評はわりとよいので
さて、という感じ。
上演時間2時間っていうのがネックなのかな。
明日私もみにいってきますので、あさってにはご報告できることと思います。

なお、映画版の方にはロシオ・モリーナらのほか、ミゲル・ポベーダも出演だそうです!
こちらも楽しみ!

2009年8月19日水曜日

17歳のパーカッショニスト


なんかいつまでも先週のラ・ウニオンをひきずっているようですが、
コンクールではもうひとつうれしい出会いがありました。

写真のイグナシオ君、通称ナチョ。
今年からはじまったその他楽器のコンクールで優勝したボルハ・エボラの伴奏者の一人として舞台に立ちました。
まだ弱冠17歳。
こどものときからカホンが好きで、サンルーカルで名手、セピージョについて勉強を重ねています。
今回もセピージョとともにやってきました。
なかなかの腕前です。

で、実は日本には、こどもの彼のことを知っている人がたくさんいるはず。
実は、彼のお父さんは日本で活躍した歌い手で。お母さんは日本人の踊り手さん、なんです。
え、もうこんなに大きくなったの? ってびっくりする人も多いのでは?

ラジートにつづき、日本人の血もひく、スペイン人フラメンコ・アーティストが誕生?
将来が楽しみです。

2009年8月18日火曜日

ヘレスのブレリア祭り


フラメンコ・ファン待望の、ヘレスのフラメンコ・フェスティバル、
第42回フィエスタ・デ・ブレリアのプログラムが発表されました。
9月5日土曜日、22時開演。会場はいつものようにヘレスの闘牛場でございます。
今年は亡くなったヘレスの名ギタリスト、パリージャ・デ・ヘレスに捧げられ、
第一部がパリージャ家の人々によるコンサート、第二部がファルーのバイレ、第三部がヘレスのコンパスの魔術師、ディエゴ・カラスコという構成。
これは楽しみ!

なお出演者詳細は下記の通りでございます。


第1部 ファミリア・パリージャ
〈c〉ロシオ・パリージャ、マレーな・パリージャ、サンドラ・リンコン、グレゴリオ・パリージャ、〈g〉フアン・パリージャ(亡くなったパリージャの兄)、マヌエル・パリージャ(フアンの長男)、〈violin〉ベルナルド・パリージャ、〈flauta〉フアン・パリージャ、〈perc〉ルイス・デ・ペリキン、〈palmas〉グレゴリオ、マルコス

第2部 エル・ファルー
〈b〉ファルー、〈g〉シモン・ロマン、アントニオ・ビジャール、ペドロ・グラナイーノ、〈g〉ヘスーリ、アントニオ・レイ、〈perc〉イシドロ・スアレス、〈violin〉ベルナルド・パリージャ

第3部ディエゴ・カラスコ
〈c、g〉ディエゴ・カラスコ、〈ゲスト・アーティスト〉レメディオス・アマジャ、ジュニオ、ダビ・デ・マリア、ティオ・ディエゴ・パントーハ、〈g〉クーロ・デ・ナバヒータ、フェルナンド・カラスコ、〈perc.palmas〉フアン・グランデ、アネ・カラスコ、マロコ、ルイス・カラスコ、〈コーラス、パルマ〉カルメン&ホアキナ・アマジャ“ラス・ペリグロ”

ちなみにディエゴ・カラスコと共演のジュニオはトリアーナ生まれのヒップホップ系の、ダビ・デ・マリアはポップ系のどちらも人気歌手。どんな舞台をみせてくれるのか楽しみです。