ラ・アルヘンティーナ
パストーラ・インペリオ
ビセンテ・エスクデーロ
ラ・アルヘンティニータ
カルメン・アマジャ
グラン・アントニオ
ピラール・ロペス
アントニオ・ガデス
マリオ・マジャ…
フラメンコ舞踊の歴史を彩るアルティスタたち。
その中でもビセンテ・エスクデーロはひときわ異彩を放っている。
生まれたのはフラメンコと縁の薄い中央スペイン、バジャドリード。
ジプシーの血ももたず、パリでキュービズムの画家たちと親交を結び
自らも絵筆をもてば、カンテのレコードをも録音し、本も書く。
「恋は魔術師」の初演でカルメロを踊り、
歌のための曲であったシギリージャを初めて踊ったとされ
彼を師と慕ったガデスと共演した映画「コン・エル・ビエント・ソラーノ」や
いくつかのビデオなどに晩年の映像ものこされている、彼我なくなって今年で30年。
それを記念して、スペイン国立バレエ団公演が行われるマドリードのサルスエラ劇場で、
彼の絵画の展覧会が開催される。
バルセロナに舞踊教室をもつホセ・デ・ラ・ベガのコレクションによるもので
あざやかな色彩と自由な筆致は一見の価値有り。
国立バレエ団公演をみるなら忘れずにこれらの絵もみておくべし。
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