第2回カビルド・フラメンコでマラガ県アルチドーナに来ています。
セビージャからぐらなだに向かう街道沿いの丘の町。
アンテケーラからすぐのこの町でのフラメンコ祭は火曜から金曜まで毎日、講演と本のプレゼンテーションと公演二つというプログラム。加えて舞踊などのクラスも今年から加わりました。
初日は開会式、
セビージャのビエナルの初代監督でこの企画の生みの親ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボの挨拶に始まり、少女による宣言朗読、市長の挨拶と続きます。
そして講演。ヘネシス・ガルシアによる「フラメンカとバイラオーラ。自由の仕草」
アンヘレス・クルサード(左)による紹介に続き、講演。
サルスエラやサイネーテのような舞台上で演じられるものではなく、舞台の外で、辺境の不良たちによって演じられたフラメンコが今も生き生きとしているのはなぜか、フラメンコの女性たちの仕草は誇りにあふれ、場を支配しているのはなぜか、という話。
ヨーロッパの西の果てのイベリア半島はカルタゴやギリシャ時代から日が落ちる辺境の、悪いイメージがあったとか、スペインは産業革命に遅れをとったせいもあるのか、フェミニズムを否定する動きはなかったとか、興味深いエピソードに彩られあっという間の1時間半でした。
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