2011年10月12日水曜日

パンセキートにカジェ・デ・アルカラ賞


カディス県ラ・リネア生まれのベテラン・カンタオール、
パンセキートが
2012年のカジェ・デ・アルカラ賞に決定した。

カジェ・デ・アルカラ賞は
毎年2月にマドリードで行われる、
カハ・マドリードのフラメンコ・フェスティバル
(1994年にはじまったこのフェスティバルは
今年からスポンサーの銀行の名前が変わったことにより、
バンキア・フラメンコ・フェスティバル)
でフラメンコの貢献者におくられる賞。

これまでの受賞者には
パコ・デ・ルシア(1998年)
エンリケ・モレンテ(2000年)
カルメン・リナーレス(2003年)
チャノ・ロバート(2006年)
メルチェ・エスメラルダ(2008年)
ホセ・メルセ(2009年)
などがいる。

パンセキートは1946年生まれ。
カディス県プエルト・デ・サンタ・マリアに住み、
古いアルバムなどではパンセキート・デル・プエルトと書かれていることもある。
マドリードでタブラオや舞踊伴唱で活躍。
1974年コルドバのコンクールで優勝。
少しかすれた、
でものびのいい声で歌う
のりのいいブレリアやタンゴで
70年代はヒットチャートにおどりでるほどの人気を博した。

パリージャ・デ・ヘレス、
エンリケ・デ・メルチョール、
トマティート、
ニーニョ・デ・プーラらの伴奏で多数の録音がある。

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