カディス県ラ・リネア生まれのベテラン・カンタオール、
パンセキートが
2012年のカジェ・デ・アルカラ賞に決定した。
カジェ・デ・アルカラ賞は
毎年2月にマドリードで行われる、
カハ・マドリードのフラメンコ・フェスティバル
(1994年にはじまったこのフェスティバルは
今年からスポンサーの銀行の名前が変わったことにより、
バンキア・フラメンコ・フェスティバル)
でフラメンコの貢献者におくられる賞。
これまでの受賞者には
パコ・デ・ルシア(1998年)
エンリケ・モレンテ(2000年)
カルメン・リナーレス(2003年)
チャノ・ロバート(2006年)
メルチェ・エスメラルダ(2008年)
ホセ・メルセ(2009年)
などがいる。
パンセキートは1946年生まれ。
カディス県プエルト・デ・サンタ・マリアに住み、
古いアルバムなどではパンセキート・デル・プエルトと書かれていることもある。
マドリードでタブラオや舞踊伴唱で活躍。
1974年コルドバのコンクールで優勝。
少しかすれた、
でものびのいい声で歌う
のりのいいブレリアやタンゴで
70年代はヒットチャートにおどりでるほどの人気を博した。
パリージャ・デ・ヘレス、
エンリケ・デ・メルチョール、
トマティート、
ニーニョ・デ・プーラらの伴奏で多数の録音がある。
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