志風恭子のフラメンコ最前線: へレスのフェスティバル二日目その２　レラ・ソト「エレンシア・カンタオーラ』

2019年2月24日日曜日

始まったばかりのフェスティバルで断言するのもどうかと思うけど、間違いなく、この夜のコンサートは長い間、そこにいた人たちの記憶に残ること間違いなし。

みなさん、この名前を覚えてください。

レラ・ソト。

ビセンテ・ソトの愛娘。

一昨年、ヘーレン財団のコンクールでアレグリアスを歌って賞をとり、去年のへレスのフィエスタ・デ・ブレリアで聴いて好きになった。

で昨日のリサイタルで大感動。

この人、本物です！

ミロンガに始まり、先祖代々のソレア・ポル・ブレリアも、アレグリアスも、グラナイーナも、ブレリアも。なんでも素晴らしいのであります。

ちょっと甘えた感じの声もよければ、抜群の音程の良さと自然体。

力んでも決して音やリズムを外すことなく、完璧！

ゲストで登場した左から叔父ホセリート、レラ、父ビセンテ、伯父エンリケによるトナー。これがもう感動モノで泣かせられました。

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志風恭子のフラメンコ最前線