『レシタル・フラメンコ』、フラメンコ・リサイタルというタイトル通り、全編フラメンコのみ。
踊り、歌ソロ、踊り、歌ソロ、という、ちょっと前のフラメンコ公演のようなスタイル。
でもその見せ方は、椅子の位置を変えたり、伴奏を工夫したり、と時代にあわせて変わっている。
最初はタンゴ。これが良かった。
トリアーナでもグラナダでもマラガでもない、コンチャのタンゴだ。
庶民的で、ムイ・フラメンカ。
© Javier Fergo / Festival de Jerez |
椅子に座った形がもうフラメンカで、それだけでオレ!
© Javier Fergo / Festival de Jerez |
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マヌエル・ガーゴの歌を立って向かい合って伴奏するカニートのギターの凄さ。
ちょっとバロックギターのような、通常のフラメンコのマラゲーニャ伴奏とは全く違うオリジナリティに溢れ、しかもフラメンコ!
終演後、どっからそんなアイデア出てくるの、って思わず本人に聞いたくらい。
(笑って答えてくれなかったけどね)
黒い衣装でのマルティネーテ。
© Javier Fergo / Festival de Jerez |
© Javier Fergo / Festival de Jerez |
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観客は拍手喝采。そうだよね、へレスに来る観客の大半はフラメンコがみたいんだよね。
コンチャは踊り方がちょっと変わったような印象。
なんかガチャガチャしていて落ち着きがない。動きすぎ?
昔はもっと優雅な感じもあったように思うんだけど、気のせい?
歌のガーゴとガジ、パーカッションのバンドレーロ、パルマのオルーコというバックはいい感じで彼女を支えているんだけど。
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