2018年6月17日日曜日

第1回全日本フラメンココンクール予選

6月16日、麹町のインスティトゥト・セルバンテスでの全日本フラメンココンクール予選。
先週のセビジャーナスフェスティバルに引き続き、審査員を務めさせていただきました。
20人の出場者の皆さんお疲れ様でした。

5分という制限時間の中で、皆さんそれぞれのフラメンコを見せてくれました。
5分は短い、とお思いかもしれませんか、それぞれのレベルを知るには十分な時間ではないでしょうか。コンパス、姿勢、回転、サパテアード、ブラセオ、体の使い方、表情、振付の構成、伴奏との付き合い方/対話、衣装や髪型、化粧など装い全般…いろんな要素で踊りは出来上がっています。舞台にただ立っただけでも見えてくるもののあります。

今回のコンクールでは年齢制限がなく、多くの生徒さんを持つベテランのプロから、若い方までたくさんの参加があったのは嬉しい限りです。
熱い思いで参加された参加者の中から決勝進出者を決定するのも簡単なことではありませんでしたが、審査員全員で話し合い、およそ半数の方を選出しました。
決勝進出者の方々、おめでとうございます。
来週も頑張ってください。
進出できなかった人の中にも、あと一歩だった方もいらっしゃいます。
個人的にまた見てみたい方もたくさんいらっしゃいます。
きっと1曲だけではわからない本当のその人の実力というのもあるでしょう。
あくまでも今回は今回のパフォーマンスに対する評価です。
また次回を目指して頑張ってください。


以下、それぞれの参加者への私見を記します。
あくまでも私の見方です。

1、青木ルミ子さん ソレア 決勝へ
トップバッターにもかかわらず健闘。衣装もいい。ブラソも力こもっているが、胴体が鎧でも着ているかのようで、硬いのが残念。
2、出水宏輝さん アレグリアス 決勝へ
パソ詰め込みすぎの感ありだが熱演。この人も胴体が鎧。
3、佐渡靖子さん アレグリアス
白いバタ・デ・コーラにマントン。セビージャっぽい。振りにセンティードがあるともっとよくなる。一つ一つの動きに心を込める、というか、最後までちゃんとやりきるといい。
4、知念響さん シギリージャ 決勝へ
バストンで始まる黒い衣装でのシギリージャ。花落とすのはアクシデントではあるのだけど、昔のセビージャのタブラオなら罰金もの。
5、藤川淳美さん ソロンゴ
バタ・デ・コーラにマントンだが、マントンもぐしゃっとなったりで残念。こういう踊りをしたい、という志、目標が見えない。振りをなぞっているという感じ。
6、小野木美奈さん アレグリアス
昔風の振り。構えなど胴体は最初の人たちよりも使えているが、全体的にどたどたしている感じ。
7、松彩果さん アレグリアス 決勝へ
力強いアレグリアス。アレグリアスは戦いではないし、もっと軽やかに踊って欲しい気がするが、回転にキレがあり、表情もいいし、細部もいい。実力十分。
8、谷口祐子さん アレグリアス 決勝へ
バタ・デ・コーラにマントン。マントンを床に投げ捨てるのではなくゆっくり置くなど、細部がいい。ちょっと機械的だけど上手。もう少しゆったりした感じでもいいかも。
9、清水登美さん カーニャ
最初の回転でバランス崩したせいか、調子が出なかった?歌と踊りがバラバラな感じ。
10、市川幸子さん ソレア・ポル・ブレリア 決勝へ
胴体はもちろん、首の位置など、体の使い方がちゃんとしている。欲をいえば、この曲で何を表現したいのか、例えば怒りとか、燃え上がる愛、とか、具体的なものではなく、ぼうっとしたイメージだけでいいので、それがもっと踊り手の中ではっきりするとより伝わってくる、より良くなるのではないかと思う。
11、不在
12、橋田佳奈さん バンベーラ
若い。装いは良いがまだ生徒さんの域を出ない。実力十分。なぜ他の曲ではなくバンベーラなのかを考えるべきというか、やはり何を表現したいかをイメージして欲しい。
13、屋良有子さん ソレア・ポル・ブレリア 決勝へ
体の使い方などテクニックも実力十分。だが、全体的に前かがみになっているのが残念。エバのような、コンテンポラリーぽい動きも入れているが、中途半端な感もある。
14、関真知子さん アレグリアス 決勝へ
アバニコにピンクのチュール生地の、軽そうなバタ・デ・コーラ。きちんとしているが動きにもう少しセンティードが欲しい。一つ一つの動きに思い入れを込める、というか。右から左へ、だけじゃない表現を考えるといいのでは。
15、伊藤千紘さん ソレア・ポル・ブレリア 決勝へ
暗色の衣装で頭の真ん中に赤い花なのは違和感あり。シージョあったら上下のつながりができてよかったかも。もしくは花を下につけるとか。足も出来るから、あとはトロンコ、胴体のコントロールや首なども気をつけるともっと良くなるだろう。
16、ドミンゴさん ソレア・ポル・ブレリア
フラメンコが好き、という気持ちは伝わる。基本をしっかりやれば面白くなるかも。
17、山中純子さん シギリージャ 決勝へ
男装でのシギリージャ。カスタネット、もみあげの髪をくるんとした古風なこしらえ。首の位置と胴体のコントロールなど、課題あり。男装でなくバタで踊ってもよかったかも。
18、宇根由佳さん アレグリアス 決勝へ
7の松さん同様、力で押していくアレグリアス。足が確実で、一つ一つの音がクリアなのがいい。胸をもっと開いてもいいかもしれない。
19、鈴木敬子さん ソレア 決勝へ
ポーズがとてもきれい。歌ともっと絡んでもいいのではないか。足、ちゃんと聞こえない時あったのは残念。
20、佐藤哲平 アレグリアス 
昔ながらのトラへコルトで姿がいい。あやふやさがありところどころ遅れたりもあるが、楽しそうなのがいい。また見てみたい。
21、森山みえさん シギリージャ
赤いバタ・デ・コーラにカスタネット。前かがみな感じ。肩を前に落とさず、胸を開くとずっときれいに見えると思う。カスタネットの音にもニュアンスつけると表現に幅が出るのでは?

というわけで、全体的に、胸を開き、首の位置を気をつけるなど、姿勢にもっと注意するるとより美しく、よりフラメンコに見えるのではないかと思いました。
特に胴体、見逃されがちですが、構えを斜めにしたり、時に反ったり、ねじったり、変化つけると踊りに奥行きが出る、というか、ダイナミックになると思います。顔の位置、首も、難しいですが、気をつけるだけの価値はあります。
また、歌との連携も大切です。歌がよくないと踊りも引きずられてしまう、というか、踊りが良くても歌がイマイチでコンクールでいい順位が出ないというのはスペインでもあることです。反対にいい歌、ギターは踊りを助けてくれると思います。
バタ・デ・コーラやマントン、多くの方が使っておられました。どちらも独自のテクニックが必要です。華やかに見えますが、きちんと扱えないと逆効果です。またマントンもバタもある程度重さがあった方が、技術的に、体力的に大変ですが、美しく見えると思います。
動きにセンティードを持たせる、というのは、A地点からB地点へただ移動させるのではなく、思いを込めるということ。技術的に言えば、速度を変えたり、角度を変えたり、で変化をつけるというのも有効でしょう。
あと、やっぱり、今はたとえできなかったとしても、こういうことがしたいのだ、これが好きなんだ、というイメージは必要なように思います。そして、この曲を通して私は何を伝えたいか、というイメージも。それは言葉にならないイメージでもいいのです。
アレグリアスならカディスの陽光でも、カディスの光る風でも、ペルラ・デ・カディスの笑顔でも、とにかく私はフラメンコが好きなの!でも、何でもいいと思います。
曲それぞれが持つキャラクターを理解して、それを表現しようというのでもいいのです。
ソレアにはソレアの、シギリージャにはシギリージャの、タンゴにはタンゴのキャラクターがあるのです。それを表現するのが一つ、そしてその先、その曲で「私が」表現したいこと、というのも出てくると、観客としてはもっと面白く見ることができます。
ただ振付をなぞるだけではなく、自分は何を伝えたいのか、というイメージを考えることは有効だと思います。
他の人からもらった振付でも、それで何を伝えたいのか、を考えて、どこが焦点なのか、どこに焦点を持っていくかなどを考えるといいのかもしれません。
そして何より大切なのは基礎。コンパスはもちろんのこと、姿勢も大切。サパテアードではリズムだけでなく音にも気をつけ、ニュアンスまで出せれば最高。ブラソ、表情、見せ方。舞台でのいかた。歩き方。細部に気をつけることでパフォーマンスの効果は何倍にもなると思います。


というのは私の見方。参加者の人も、観客としてみていた方も、私と違う見方をされていることと思います。これは違う、ということがあれば是非おっしゃってください。







2018年6月16日土曜日

傷口にウォッカを吹きかけろ

ハードボイルドなタイトルに戸惑いつつのムジカーサ。
代々木上原の坂の上のマイクなしで声が届き、オペラグラスなしで表情を見ることができる小さなライブスペース。
松彩果を初めて見たのもここだった。その身体のコントロールにびっくりした。
あれは何年前だろう。

不思議な公演だった。
軸が揺るがない松。
この人ならではのペソ、重みを持った動きで彼女のフラメンコを表現する森田志保、
明るさと圧倒的な存在感で聴かせるヘレスの太陽、アナ・デ・ロス・レジェス
スペインの若手たちと何ら変わらないセンスで聴かせる徳永兄弟、
独自の世界を持つNOBU、
シンガーソングライターの松谷冬太
繊細なパーカッションの朱雀はるな。
メンバーそれぞれの個性も様々だし、内容もフラメンコ・フラメンコな曲あり、フラメンコポップの名曲あり、日本語の歌あり、ユーモアあり、芝居仕立てなところあり、と様々。
それがごちゃ混ぜに観客の前に差し出される感じ。
ミックスパエジャというかごちゃ混ぜサングリアというか。
多分、松と森田とアナとギターだけでやれば、めっちゃフラメンコなコンサートになったと思う。
あえて異種格闘技的な存在を入れることで、
人生はフラメンコだけじゃないんだよ、って言ってるのかも?

マルティネーテからのバンベーラ。彼女は芯がしっかりしているフラメンカ。
こういうフラメンコが好きで、そこに近づきたい、私はフラメンカ!、という意思を感じる。
松谷のライ・エレディアの名曲lo bueno y lo maloはフラメンコでなく歌うとこうなるのか、という感じ。個人的に思い入れのある曲だけに、うーむ、ちょっと悲しい。でも名曲はこうやって広まっていくのかもだな。
そこに絡んで始まる黄色のシャツに赤いジャケット、スペインの国旗カラーの衣装のNOBU。アレグリアス。ジャケット、もう少し丈が長い方がいいんじゃないか、って思うんだけど、どうなんだろう。国旗意識してのあえてでの長さ?うーむ。
この人が好きなのはフラメンコのノリなんじゃないかと思う。コンパスで迷子になったり、コロカシオン姿勢も悪いし、よくこれで足打てるなー、と感心。バーン!と決めるのが気持ちよさそうで観客を引き込んでいく。
多分、コロカシオンとか基礎をきちんと学んで、その上にこの明るいノリ、ユーモアのセンスが出たらすごくいいのではないかと思うのだけど、どうなんだろう。フラメンコにとってもユーモアはすごく大切で、それを表現できるキャラクターは貴重だ。
森田はソレア。ゆっくりした動き。重みがある。松がフラメンコに近づこう、フラメンカになろう、という踊りだとすると森田は私はこう、私の好きなフラメンコはこう、私のフラメンコはこう、という感じの踊り。
どちらもフラメンカなのだけど、そんな気がする。
アナは表現の幅が広がった気がする。重みが出てきたというか、タンゴやブレリアの自由闊達さだけでなく、マルティネーテやソレアなどの痛みや重みも見事に表現していた。


ごちゃ混ぜ感はあって、もう少し整理する必要があるかもなんだけど、そのごちゃ混ぜ感も意外に悪くないってのが本音。
日本のフラメンコもいろいろだね。楽しいね、と思った1日でした。

ちなみにスペインのバルで出すサングリア、赤ワインに果物、炭酸系ソフトドリンクだけでなく、ウォッカやブランデーなど、そこらへんにあるお酒を適当に混ぜたりします。
なんで甘いからといって飲んでると悪酔いすることもありますよ。ご注意。

それにしても客席が豪華。日本のフラメンコシーンを引っ張っているアルティスタたちが揃ってた。
全員でなんかやったらすごいだろうなあ。











2018年6月10日日曜日

第1回全日本セビジャーナスフェスティバル

6月9日土曜は第1回全日本セビジャーナスフェスティバルで審査員を務めさせていただきました。
参加者の皆さん、受賞された方もそうでない方も皆さんおめでとうございます。
皆さんのフラメンコ愛、確かに伝わりました!

小さな子から若い人、年配の方まで、全員が努力して、踊って、楽しんでいることに感動。いやあ、日本のフラメンコが根っこをしっかり張っていると実感しました。女性が圧倒的多数ではありましたが、男性も頑張っているのは嬉しい限りです。

セビジャーナスはもともとセビージャのお祭りで踊られる、一般の人たちが楽しむ踊りで、基本、専門家が踊るものである、他のフラメンコ曲とは一線を画しまmす。
フラメンコ舞踊のレッスンで最初に取り上げられることが多いということもあり、日本でも多くの人が踊ることができる曲でしょう。
ということもあってか、22グループの参加者、プロから初級者まで、レベルも年齢も様々。発表会風あり、フェリア風あり、舞台作品風あり、とそれぞれに工夫を凝らして頑張っていました。
カスタネット、マントン、アバニコなどの小物使いの工夫。
フォーメーションの工夫。衣装の工夫。
出演者の方々も、他のグループの演技を見ることは勉強になったのではないでしょうか。

劇場の舞台で、コンクールとして競っている、ということもあるからか、緊張しているのでしょうけれど、笑顔がない人もいたのは残念。セビジャーナスは笑顔が基本です。
また、二人一組で踊る時に相手と視線を交わすのも基本中の基本ですが、こちらもやはり自分の踊りに一生懸命すぎて相手を見ることができなかった人もいたようです。
とは言いながら、昨日の参加者、誰でもセビージャのフェリアで、地元の人と一緒に踊れるはずです。
このフェスティバルが毎年続いて、このフェスティバルからセビージャのセビジャーナスコンクールにゲスト出演したり、フェリアで踊ったりする人がどんどん出てきますように。

なお、入賞者は、審査員の話し合いによって決定しました。
ほぼ全員が同じグループを良いと思い、意見の相違が全くなかったことは驚きです。
審査員の生徒さんも出演しておられましたが、その先生は自分の生徒たちのグループを推すことは禁じられていました。結果的には審査員の生徒さんのグループが入賞することになりましたが、それはその先生の他の審査員が支持したことによってだったことも特筆しておきましょう。
(スペインのコンクールや各賞決定の時、家族や関係者がその賞に対する投票の辞退をするということは、20年くらい前のビエナルの各賞の時にもありました)






受賞者を含め、全参加者の簡単な感想を簡単にまとめてみました。
なお、これはあくまでも志風個人の見解であり、審査員全体のものではありません。

1。小形衣里フラメンコスタジオ、ラス・フローレス
女性8人の華やかな色彩のバタ・デ・コーラでのグループ。二人で組んでも一人で踊っている感。バタの扱いも初級。前に行きがちな肩修正すれば良い。
2。RAPSODAS
女性二人。マントン、アバニコ、カスタネットで変化をつける。舞台を大きく使っているのはいいが、これも二人の目線が交差しない感じというか、ソロ二人ぽい。
3。Buena suerte con Sevillanas
男性一人、女性二人。男性も女性振りのような感じ。基本の振り付け。
4。大野環フラメンコアカデミア「EL ANILLO」
青い衣装の4人。カスタネット。首の位置、注意。ちょっといいものを感じさせる人あり。
5。CUATRO FLORES
赤字に黒のアニマル柄風のスカートの女性4人。アバニコ。楽しそうに踊っているのがいい。ちゃんと相手を見ているのもマル。フェリア風のセビジャーナス。
6。Studio Si セビージャ賞
10人。セビージャのフェリア風。楽しそう。今風のあみあみだけのシージョをマントン風に使ったり、パリージョを使ったり。そのままセビージャのフェリアやコンクールに出ることができそうな感じ。
7。アカデミア・マルガリータ
バタ6人。白いブラウス。フラメンカなセビジャーナス。フォーメーションの変化もいい。笑顔不足が残念。
8。湘南マダーム
女性4人。衣装がいい。ピンクの人の笑顔がいい。セビジャーナスにはやっぱり笑顔。
9。ワークショップ ZAMA 努力賞
女性7人、男性2人の9人。一昔前のフェリアの雰囲気の衣装。初心者風だが、いいお顔、というか楽しそうに踊っている。普通のおじさんが踊っているのは新鮮!というか、セビージャぽい。
10。Mr. Kと4人の美魔女達
美魔女というけど、そんな年じゃないでしょう。黄色さんのいい笑顔。
11。arco irisアルコイリス 最優秀賞
こどもたち。衣装も髪のまとめ方、花のつけ方などのしつらえも正統派のセビジャーナス。こどもだから、というのを差し引いても高評価。
12。Las Tornillerias グラシア賞
女の子4人。掛け声かけながら元気に踊る。元気すぎてbruta、ちょっと乱暴。アバニコも使う。スペインで絶対受けるタイプ。スペインの友達に見せたい。
13。Les Cordobesas de Akabane 振付賞
アンダルシア州の旗の色でもある緑の衣装。フェリアで久しぶりに会った友達に挨拶するというお芝居から始まり、ラップバトルならぬセビジャーナスバトルがあったり、の舞台作品仕立て。群舞も慣れている感じで、クオリティが高い。
14。森山みえフラメンコ舞踊団
映画「セビジャーナス」のマティルデ・コラルに歌っていたパレハ・オブレゴンの曲を使って、マティルデのイメージなのか、マントンを使って。ここも肩が前に出てしまいがちなのが残念。ゆっくりなセビジャーナスはやさしそうに見えて実は難しい。
15。スタジオ・エランヴィタール マエストロ賞
なんと、碇山奈奈さん直々のご出演。何十年ぶりかで見た奈奈さん、セビジャーナスも秀逸。余裕があって、生き生きしていて、粋で、華がある。ストレートなセビジャーナスなのだけど奈奈さんの存在で全てが変わる。すごい。
16。Las pipas de Girasol
カスタネット付き。赤い衣装にマントンシージョ、冠のようなペイネータ。
17。プリマベーラ
決して下手というわけではないのだが、無表情なのが残念。笑顔が欲しい。
18。Pytagoras(ピタゴラス)
白い衣装。マントン。舞台に出るときは歩き方から舞台にいるという意識が必要では?
19。Contigo vino y baile
発表会風だがきちんとしている。カスタネット。好感が持てるのは相手の顔をちゃんと見ているからかも。
20。Diego y pitimini
男女デュオ。闘牛士とカルメン(?)風の芝居仕立てなようなのだがはっきり物語が伝わらないのが残念。構成の問題? それとも物語があるわけではなく、単なる衣装? マントンをつかっての女性は正統派フラメンコで素晴らしい。
21。ラティドスJr.
10人の小学生のグループ。よくできている。この中からいい踊り手が育ってくる予感。
22。ともだち列車たからもの家族号 特別賞
3組の親子?振付、フォーメーションがよく工夫されている。










2018年6月1日金曜日

マドリード共同体スーマ・フラメンカ

マドリード共同体のフラメンコ祭、スーマ・フラメンカも今年で第13回。
舞台はマドリードにあるカナル劇場が主ですが、共同体の中の他の町でも幾つかの公演が行われます。



◇第13回スーマ・フラメンカ
6/5(火)20時「バイレ・デ・アウトール」
[出]〈b〉マヌエル・リニャン
6/7(木)20時「ドス・パルテス・デ・ミ」
[出]〈g〉アントニオ・レイ
6/8(金)20時「ニ・リエンダ、、ニ・ヒエッロ・エンシマ」
[出]〈c〉エル・カブレーロ
6/9(土)20時「ナセール・パラ・モリール」
[出]〈b〉アデラ・カンパージョ
6/10(日)19時「チャノ・ドミンゲス・クアルテト・フラメンコ」
[出]〈piano〉チャノ・ドミンゲス
6/12(火)20時
[出]〈c〉ペドロ・エル・グラナイーノ
6/13(水)20時「ティエンポ・デ・ルス」
[出]〈c〉カルメン・リナーレス、アルカンヘル、マリナ・エレディア
6/15(金)20時「ジェレム」
[出]〈b〉エル・チョロ
6/16(土)20時「ディレクト」
[出]〈c〉ホセ・バレンシア
[場]マドリード カナル劇場サラ・ベルデ

6/6(水)20時30分「バイラ」
[出]〈b〉ファルキート、ホセ・マジャ
6/7(木)20時30分「ロンボポルバンビノ」
[出]〈c〉マヌエル・ロンボ
6/8(金)20時30分「アルカンタルアマヌエル」
[出]〈c〉マイテ・マルティン
6/9(土)20時30分「ソナンタ・デ・トカオール」
[出]〈g〉ホセ・ガルベス、〈c〉ルイス・エル・サンボ、ミゲル・ラビ、ゲスト〈b〉ホアキン・グリロ
6/10(日)19時30分「ミンブレス・デ・カンテ」
[出]〈c〉サムエル・セラーノ、イスラエル・フェルナンデス、アウロラ・バルガス
6/13(水)20時30分「シンコ・エスパダス」
[出]〈piano〉ディエゴ・アマドール
6/14(木)20時30分「ソイ・フラメンコ」
[出]〈g〉トマティート
[場]マドリード カナル劇場サラ・ロハ

6/9(土)21時「アスタ・エル・トゥエタノ」
[出]〈b〉ラ・モネータ
[場]マドリード圏ラ・カブレーラ セントロ・コマルカル・デ・ウマニダデス・シエラ・ノルテ・カルデナル・ゴンサガ

6/10(日)19時「デ・ロ・ホンド・イ・ベルダデロ」
[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス、ゲスト〈c〉ロシオ・マルケス、ゲスト〈b〉ルシア・ラ・ピニョーナ
[場]マドリード圏ポスエロ・デ・アラルコン

6/16(土)20時「ロ・トライゴ・アンダオ」
[出]〈c〉ヘマ・カバジェーロ
[場]マドリード圏エル・エスコリアル レアル・コリセオ・カルロス・テルセロ

6/21(木)22時30分「フラメンコ・ジャズ・カンパニー」
[出]〈piano〉ペドロ・オヘスト他
6/22(金)22時30分
[出]〈チェロ〉バティオ
6/23(土)21時30分「コモ・ソイ」
[出]〈g〉ヘロニモ・マジャ
6/24(日)20時
[出]〈g〉フアン・カルモナ、ホセミ・カルモナ、パケーテ
[場]マドリード カナル劇場サラ・ネグラ

6/23(土)21時30分「デ・プラタ・エス・ラ・エラドゥラ」
[出]〈c〉グアディアナ
[場]マドリード ラサロ・グアルディアノ美術館

6/23(土)22時「ミ・エレンシア・カンタオーラ」
[出]〈c〉レラ・ソト
[場]マドリード 学生寮庭園

6/24(日)22時
[出]〈c〉ラファエル・デ・ウトレーラ
[場]マドリード 服飾博物館

[問]http://www.madrid.org/sumaflamenca/2018

2018年5月10日木曜日

タレント・フラメンコ・コンクール優勝者ガラ

セビージャ、セントラル劇場では昨年開催されたタレント・フラメンコ、コンクール優勝者ガラ公演。
クリスティーナ・ヘーレン財団がアンダルシア・フラメンコ機関の協力で行ったこのコンクール、優勝者には財団での年間コースの奨学金が授与される。

舞踊部門のアドリアン・ドミンゲスはシギリージャ。
91年セビージャ生まれ。今セルバトリオやマノロ・マリンのアカデミアで習い、タブラオ、パラシオ・アンダルースなどで活躍し、後、マドリードに出てカサパタスなどで踊っているとか。体はよく動くが、シギリージャでもブレリアでもソレアでも同じような踊りだろうな、って思わせる、三拍子系サパテアードの繰り返しはつまらない。靴のかかとの一方がベージュでもう一方は黒ってのはなぜ? 個人的には黒がいいなあ。靴裏もベージュは悪目立ち。で、気になったのが足首がぐらっとすること。あれなんでだろう?

続くギター部門はムルシア出身ブラス・マルティネス。ソロでグラナイーナ。実際に突っかかるわけではないけれど、つまずくような感じがあるのはなぜ? パルマ二人とのブレリアは、ファルセータのメドレーで、曲全体としての統一感などはない。まだまだか。

最後に登場したカンテ部門優勝のレラ・ソトが素晴らしかった。
ビセンテ・ソトの娘。ソルデーラの孫。アントニオ・ヘロの息子ノノ・ヘロの伴奏で、バンベーラ、ティエント・タンゴ、シギリージャ。
このままリサイタルでもおかしくない実力。音程の良さではすでに父を超えている。
強弱のつけ方、かすれ、など、いやあ、もう立派なプロです。

後で聞いたところによると、彼女も財団に少し通ったそう。
これからどんどん良くなっていくことに期待。

でも後の二人はまだ通わなくちゃいけないような。。。
 

2018年5月7日月曜日

第1回ヘレスフラメンコギター国際フェスティバル

第一線で活躍するギタリストをどこよりも数多く輩出している街、ヘレス。
この街で第一回のフラメンコギターフェスティバルが開催される。
マスタークラスにコンクール、講演、コンサートと盛りだくさん。
監督を務めるのはサンティアゴ・ララ。
恩師バラオに捧げる公演ではバリバリ活躍中の門下生が一堂に揃う。



◇第1回ヘレスフラメンコギター国際フェスティバル
7/18(水)~7/22(日)
7/18(水)、19(木)11時~13時
[教]〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
7/20(金)、21(土)11時~13時
[教]〈g〉サンティアゴ・ララ
21時講演;フラン・ペレイラ「ハビエル・モリーナ、ギターの魔術師」
22時30分 コンクール決勝/青少年部門
7/19(木)
21時お話;ホセ・ルイス・バラオ、司会ホセ・マリア・カスターニョ
22時30分 コンクール決勝/全体部門
7/22(日)22時
コンクール授賞式、受賞者ガラ
[場]ヘレス グアリダ・デル・アンヘル
7/20(金)22時「マエストロ・バラオに捧げる」
[出]〈g〉フアン・ディエゴ・マテオス、アルフレド・ラゴス、ボリータ、パコ・ララ、ハビエル・パティーノ、ホセ・イグナシオ・フランコ、ハビエル・イバニェス、サンティアゴ・ララ、パコ・レオン、特別協力〈c〉ダビ・ラゴス、〈b〉メルセデス・ルイス
7/21(土)22時
[出]〈g〉ディエゴ・デル・モラオ、アントニオ・レイ、特別協力〈c〉ティア・フアナ・デル・ピパ、マラ・レイ、〈b〉ファルー、ヘマ・モネオ
[場]ヘレス アルカサル

[問]info@festivalguitarraflamenca.com

2018年5月6日日曜日

カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバル プログラム発表

今年のウニオンのコンクールとフェスティバルのプログラムが、マドリードのコラル・デ・ラ・モレリアで発表された。
踊りがビバンコスだけで、例年に比べて地味かも。
ロンボ、ディアナ・ナバーロはスペイン歌謡系だし。


◇第58回カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバル
8/1(水)22時「ラ・ウニオンの日」
[出]〈fl〉オスカル・デ・マヌエル他
8/2(木)22時
[出]2017年優勝者  〈c〉アルフレド・テハーダ、〈b〉フェルナンド・ヒメネス、〈fl〉セルヒオ・デ・ロペ
8/3(金)23時
[出]〈c〉ミゲル・オルテガ、ディアナ・ナバーロ
8/4(土)23時
[出]〈c〉マヌエル・ロンボ、ピティンゴ
8/5(日)23時
[出]〈c〉アントニア・コントレーラス、アルカンヘル+ブルガリアン・ボイス
8/6(月)23時
[出]〈c〉マリア・テレモート、〈b〉ビバンコス
8/7(火)23時
[出]〈g〉ビセンテ・アミーゴ
8/8(水)、9(木)、10(金)22時
コンクール準決勝
8/11(土)22時
コンクール決勝
[場]ムルシア ラ・ウニオン 旧公設市場

[問]www.fundacioncantedelasminas.org



2018年5月4日金曜日

ヘーレン財団フラメンコ芸術学校「日西友好条約150周年記念日本人留学生ガラ公演」

クリスティーナ・ヘーレン財団理事長、ホセ・ハポン・セビージャ名誉領事の挨拶、
元アンダルシア国際大学総長のフアン・マヌエル・スアレス・ハポンと私の日本のフラメンコについての話の後、日本とスペインをテーマにした短編映画コンクールで2位になった、現在留学中のカルメン小林を主人公とした短編ドキュメンタリー「カルメン」

の上映に続き、ヘーレン財団フラメンコ芸術学校の日本人留学生らによるガラ公演。

まだ19歳と言うあくつゆなは同級生と共にソロを演奏。

繊細な演奏。
 続いて、北岸麻生伴奏で、工藤朋子のソレア。
プロの貫禄。

工藤はペソのある、重心の低い、いいソレア。
歌い手も財団の学生。こなしてはいるものの役不足。
もっといい歌い手で見てみたい。






奨学生二人のコプラ・ポル・ブレリアの伴奏は鈴木ひろよし


小林百恵と加藤凛のブレリアは、フラメンコからロック調になったりの変化球。
フラメンコを言葉として使おうという姿勢が頼もしい。
これからどんな展開を見せるのか楽しみ。

最後はタンゴ。大城まどかから

島袋紀子へと踊り継がれる。
カルメンが歌う。

若いっていいね。


セビージャ カルトゥハセンターのフラメンコ

セビージャは旧万博会場内に今年3月オープンした新劇場、カルトゥハセンター。
ミュージカルや人気歌手のコンサートなどの他、フラメンコ公演も行われます。
市立、州立の劇場に比べると入場券がちょっと高いかな。



◇セビージャ カルトゥハセンターのフラメンコ
5/26(土)20時「メルセ、シンフォニコ」
[出]〈c〉ホセ・メルセ
[料]32~62ユーロ
6/7(月)20時30分「ノ・マレコホ50アニョス・エン・ファミリア」
[出]〈c〉ディエゴ・カラスコ、ゲスト〈c〉レメディオス・アマジャ他
[料]15~30ユーロ
6/9(土)21時「トレス・フラメンコス」
[出]〈b〉ファルキート、ファルー、カルペータ
[場] セビージャ カルトゥハセンター
[料]25~50ユーロ
6/22(金)20時30分、23(土)19時、22時「ナシードス・パラ・バイラール」
[出]〈b〉ロス・ビバンコス
11/23(金)、24(土)「メスティソ・イ・フロンテリソ」
[出]〈c〉ピティンゴ

[問]https://cartujacenter.com

2018年4月24日火曜日

アルヘシラス パコ・デ・ルシア国際ギターの出会い

パコ・デ・ルシアの生まれ故郷アルヘシラスで、彼の死後始まったフェスティバル、
パコ・デ・ルシア国際ギターの出会い。
今年のプログラムが発表された。
開幕を飾るのは地元出身で、一昨年素晴らしいアルバムを発表したギタリスト、ホセ・カルロス・ゴメス。二日目はスペイン歌謡/ポップのパストーラ・ソレール。
20日のファルキート、ディエゴ・デル・モラオがフラメンコファンにとってはベストかも?


◇第5回パコ・デ・ルシア国際ギターの出会い
7/17(火)22時15分
[出]〈g〉ホセ・カルロス・ゴメス
7/18(水)22時15分
[出]パストーラ・ソレール
7/19(木)22時15分
[出]〈violin〉パコ・モンタルボ
7/20(金)22時15分
[出]〈g〉アントニオ・レイ、〈b〉ファルキート、〈c〉アントニオ・レジェス、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ
7/21(土)22時15分
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ
7/22(日)22時15分
[出]〈g〉ダニエル・カサレス、トリアーナ交響楽団
[場]アルヘシラス マリア・クリスティーナ公園

[問]https://emelleventos.es/

2018年4月22日日曜日

メルセデス・デ・コルドバ「セール」

エバ・ジェルバブエナ舞踊団で長らく活躍したメルセデス・デ・コルドバ。
地元コルドバのコンクールで優勝した実力派。
その初めての作品「セール」が4月20日コルドバ、ゴンゴラ劇場で上演された。

エンリケ・エストレメーニョ、プルガ、ヘスース・コルバチョのアカペラで始まり、タラント。舞台全面に黒紗幕があるのだが、それにシワが寄っていて舞踊が見にくいのだが、彼女のいつもの、官能的なタラントではなく、苦しみに溢れた感じ。コラへを感じる。

フアン・カンパージョの美しいギターソロ。ヘスースが歌うアカペラのミロンガ。
おりに閉じ込められた白いバタ・デ・コーラのメルセデス。
カラコーレス。

ギターと寄り添い、
彼女自身がギターのように歌い出している場面の美しさ。
涙が出そうだ。

そして最後に踊ったソレアが圧巻。エバの影響は顕著。
だが、フラメンコは彼女の言葉でもある。
畳み掛けるように訴えかけてくる。


音楽も衣装も照明もいい。
もう一度見たい作品。

2018年4月18日水曜日

ヘレスのブレリア祭

ヘレスのブレリア祭のプログラムが発表された。
この他にも、フェスティバルにわせたクラスなどが各スタジオで行われるほか、
フラッシュモブなども行われる予定。


◇第51回フィエスタ・デ・ラ・ブレリア
8/20(月)~25(土)
8/23(木)「エル・リオ・デ・ラ・ブレリア」
[出]〈c〉ディエゴ・カラスコ、トマシート、ソルデリータ、アントニオ・アグヘータス・チーコ、ホセ・バレンシア、フアニャーレス、マロコ・ソト、レマチェ、アナベル・バレンシア、レラ・ソト、フェリパ・モレーノ、〈b〉ヘマ・モネオ、〈g〉ノノ・ヘロ、フェルナンド・カラスコ、〈perc,palmas〉アネ・カラスコ、フアン・グランデ、フアン・ディエゴ・バレンシア、マヌエル・カンタローテ
8/24(金)「ヘレス・コン・ハポン」
[出]〈c〉フェルナンド・デ・ラ・モレーナ、ダビ・ラゴス、メルチョーラ・オルテガ、エル・ロンドロ、今枝友加、〈b〉アンドレス・ペーニャ、ティオ・エル・ソリ、ティア・フアナ・カラスコ、小島章司、森田志保、鍵田真由美、佐藤浩希、〈g〉アルフレド・ラゴス、ホセ・ガルベス、ハビエル・イバニェス、〈perc, palmas〉ハビエル・ペーニャ、カルロス・グリロ、ペリーコ・ナバロ
8/25(土)「マヌエル・モネオに捧げる」
〈c〉バルージョ、ルイス・モネオ、マカニータ、ヘスース・メンデス、ルイス・エル・サンボ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ、フアン・マヌエル・モネオ、マヌエル・バレンシア、ミゲル・サラード、〈b〉マヌエラ・カルピオ/伴奏〈c〉エストレメーニョ、フアン・ホセ・アマドール、、ミゲル・ラビ、フアニジョロ、エル・キニ、イスラエル・デ・フアニジョロ、イバン・デ・ラ・マヌエラ、〈g〉フアン・ディエゴ・マテオス、フアン・レケーナ、フィン・デ・フィエスタ/フェルナンド・ソト、ルイス・ペーニャ、カルメン・レデスマ、トロンボ、ぺぺ・トーレス、ディエゴ・デ・マルガラ、ボー、〈palmas〉チチャリート、ディエゴ・モントージャ、マヌエル・サラド、マカノ
[場]へレス アラメーダ・ビエハ

[問]www.flamencodejerez.info, www.flamencodejerez.tv

2018年4月13日金曜日

マドリード フラメンコ祭

マドリードのフラメンコ祭のプログラムが発表された。
約一ヶ月にわたる、舞踊を中心としてプログラム。
ビエナルはフラメンコ全般、ヘレスが舞踊中心だから、その2つのフェスティバルの中間?的存在。ただし会場は市立劇場の二つのホールのみだが、フラメンコとスペイン舞踊のバラエティに富んだプログラムで、入場券が安いのがいい。

◇フラメンコ・マドリード2018
5/16(水)21時「開幕ガラ」
[出]〈c〉アウロラ・ロサーダ、エンカルナ・アニージョ、ラ・シーカ、マリア・ラ・コネハ、マリア・メスクレ、マリア・テレモート、マリア・バルガス、マウイ、モンセ・コルテス、ナイケ・ポンセ、ロシオ・バサン、ティア・フアナ・ラ・デル・ピパ、クーロ・アルバイシン
5/17(木)21時「ケ・パサリア・シ・パサラ」
[出]〈b〉エル・フンコ、〈c〉ダビ・パロマール、〈g〉リキ・リベラ、〈perc〉ロベルト・ハエン
5/18(金)21時「ケヒオ」
[出]サルバドール・タボラ劇団
5/19(土)21時「フラメンコ」
[出]〈b〉ベレン・ロペス
5/20(日)20時「オラス・コンティゴ」世界初演
[出]〈b〉ルベン・オルモ
5/22(火)21時「ガラ・コンセルバトリオ」
[出]〈b〉マリア・デ・アビラ高等舞踊学校、マリエンマ専門舞踊学校
5/24(木)21時「バイラオーラス、エル・ヌエボ・ティエンポ」
[出]〈b〉ロサリオ・トレド、ラ・ピニョーナ、メルセデス・デ・コルドバ、マリア・モレーノ、カルメン・ラ・タレゴナ
5/25(金)21時「コン・セクエンシア」
[出]〈b〉アルフォンソ・ロサ
5/26(土)21時「エル・ミラル・デ・ラ・マハ」
[出]〈b〉サラ・カレーロ
5/27(日)20時「フラメンコ・ミーツ・ジャズ」
[出]〈piano〉ドランテス、〈サックス〉ティム・リース、〈ウッドベース〉アダム・ベン・エズラ、〈b〉パストーラ・ガルバン
5/29(火)21時「ガラ・コンセルバトリオ」
[出]〈b〉フォルテア舞踊学校、カルメン・アマジャ舞踊学校
5/31(木)21時「シロコ」
[出]〈b〉エミリオ・オチャンド
6/1(金)21時「レシタル・フラメンコ」世界初演
[出]〈b〉コンチャ・ハレーニョ
6/2(土)21時「ADM」
[出]〈b〉モリネーロ・エン・コンパニア
6/3(日)20時「カルメン、カルメラ」
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、ロサリオ・トレド、ポル・バケーロ
6/5(火)21時「ボデゴン」
[出]〈b〉ホセ・マルドナード
6/7(木)~10(日)21時「第27回スペイン舞踊とフラメンコ振り付けコンクール」
[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場 サラ・ギラウ
5/29(火)20時30分「タン・ソロ」
[出]〈b〉マヌエル・レジェス
5/30(水)20時30分「カンタアオラ」
[出]〈c〉ロサリオ・ラ・トレメンディータ、ヘマ・カバジェーロ
5/31(木)20時30分「エル・アルテ・デ・イラ・イ・デル・アモル」
[出]〈piano〉パブロ・ルベン・マルドナド、〈b〉カレン・ルゴ、〈c〉アントニオ・カンポス
6/1(金)20時30分「フラメンコ・ディレクト」世界初演
[出]〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ、〈g〉ジェライ・コルテス
6/2(土)20時30分「アガレアノ」
[出]〈g〉リカルド・モレーノ
6/3(日)19時30分「ラ・マヒア・デル・フラメンコ」
[出]〈b〉シルビア・マリン、〈マジシャン〉マーゴ・モル
6/6(水)20時30分
[出]〈c〉マヌエル・デ・ラ・トマサ、エル・プリル、〈g〉ルベン・ララ
6/8(金)20時30分「ラ・プリンセサ・デスカルサーダ」
[出]〈piano〉ミリアム・メンデス
6/9(土)20時30分
[出]〈c〉マリ・ペーニャ、〈b〉カルメン・レデスマ
6/10(日)19時30分「フラメンカズ・トリオ」
[出]〈g〉アントニア・ヒメネス、〈c〉ナイケ・ポンセ、
[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場 サラ・ハルディエル・ポンセラ、〈perc〉ナスリネ・ラマニ
[問]http://www.flamencomadridfestival.com

https://www.teatrofernangomez.es/programacion/flamenco-madrid-2018


2018年4月11日水曜日

フラメンコ・ビエネ・デル・スール ホセ・マリア・バンデーラ「カンシオン・アンダルーサ」

セントラル劇場でのフラメンコ・ビエネ・デル・スールは、「カンシオン・アンダルーサ」。
パコ・デ・ルシアの死後発売になった最後のアルバムの、甥ホセ・マリア・バンデーラによるライブバージョンだ。

最初はホセマリのグラナイーナのソロ、共演のギタリスト、アミルのミネーラと、ギターソロが2曲あり、続いて、ホセミ・がルソンのウッドベース、イスラエル・カトゥンバのパーカッションが加わり「カンシオン・アンダルーサ」に。
シギリージャからルンバ風に進みジャズ風の展開を見せる「オホス・ベルデス」
パソドブレ風の「ロマンセ・デ・バレンティア」、ブズーキが加わりアップテンポな「チキータ・ピコネーラ」はエスニックなワルツのよう。「マリア・デ・ラ・オ」はブレリアで。「ススピロ・デ・エスパーニャ」がこの夜の最高潮だったかも。
パーカッションとベースの「キャラバン」の後は、ゲストのラファエル・デ・ウトレーラが登場。カラコールのサンブラ、そして「テ・エ・デ・ケレル・ミエントラス・ビバ」。ラファエルはコプラが苦手なのか、歌い慣れていない感じ。
アンコールは「セニョリータ」

昨年7月のアルヘシラスでの初演より、ずっとしっとり落ち着いた感じ。
パコの幼い時の思い出のスペイン歌謡が、パコゆかりのフラメンコ、ジャズのスタイルを経てよみがえる。
ホセマリはパコの速度や技術だけでなくペソを表現できる唯一の存在。アミルの方がパコっぽい弾き方なんだけど、ペソが違う。

パコがライブでやっただろうものとはきっと違うのだろうけど、良きコンサートでありました。

なお、観客席には、パコ・ハラーナ、サルバドール・グティエレス、マヌエル・デ・ラ・ルス、オスカル・ラゴと実力派ギタリストが揃い踏み、でありました。




2018年4月10日火曜日

闘牛場のイスラエル・ガルバン

4月10日、イスラエル・ガルバンに会うために闘牛樹へ。

これはこの9月のビエナルの開幕公演、イスラエル・ガルバン「アレーナ」がこの闘牛場で開催されるためのもの。


 左からビエナル監督、アントニオ・ソイド、セビージャ市分化担当官アントニオ、イスラエル、イスラエルのブレーン、ペドロGロメロ

2004年のビエナルでマエストランサ劇場で初演された「アレーナ」
イスラエルにとっては「初めて観客とつながった」作品。
それまでは変だとか、フラメンコじゃないとか、言われていたのが、この作品で初めて理解されたのでありました。

1回の闘牛で6頭の牛が出てくるように、6つの場面からなるこの作品。
内容は「ビエナルがこの作品をと言ってくれたから変えない方がいい」と思い、
会場の違いでの変更や、出演者の違いはあるものの、大きな構成は変わらないそう。


舞台は闘牛場のアレーナ全部を使い、観客は本当の闘牛同様、観客席に座る。
まだ明るいうちに始まり、だんだん暗くなっていくその時間の経過も効果的に使われるそう。

なお、出演者は最初に発表されたものからまた変更があり、キキ・モレンテ(初演でビデオ出演した父エンリケと同じことをライブで行う)、ニーニョ・デ・エルチェ、ピアニストはディエゴ・アマドールに代わり「ラ・クルバ」で共演したシルヴィ・クロボアジェ、だが、初演にも出演したアルフレド・ラゴス、プロジェクト・ロルカらの予定。


なんとなくイスラエルが闘牛士に見えてきた。

2018年4月7日土曜日

マヌエル・トーレ CDブック

マヌエル・トーレのCDブックが発売となりその記者会見が4月6日、セビージャのカサ・デ・プロビンシアで行われた。



彼について、またその録音や録音されたカンテや伴奏についての詳細な解説もさることながら、付属のCDが素晴らしい。ここでもSPからの復刻であることには変わりがないのだが、最良の状態の盤を探すことで今まで聴いていたのとは全く違う、若々しく輝きのある声が聞こえてくるのだ。
これにはちょっと感動。


記者会見には、アンダルシア州フラメンコ機関のアンへレス・カラスコ、著者のうち、このシリーズの創設者、カルロス・マルティン・バジェステ、ホセ・マヌエル・ガンボアらが出席。





またトマス・デ・ペラーテがソレアとシギリージャを歌って華を添えた。


2018年4月4日水曜日

アントニオ・カニージャス逝く

4月3日、歌い手アントニオ・カニージャスが、肝臓ガンのためマラガの自宅で亡くなった。88歳だった。

本名アントニオ・ヒメネス・ゴンサレスは1929年マラガ県カニージャス・デ・アセイトゥノに生まれた。
サエタの名手として知られたが、マラガの歌全般のエキスパートでもあり、また1996年にはラ・ウニオンのコンクールで優勝するなどもしている。

生まれ故郷のカニージャスは三日間喪に服し、マラガは市のメダルを贈ったという。
昨年8月にはマラガのビエナルの一環として、彼に捧げる公演が行われ、ボネラ・イーホらが出演した。

冥福を祈る。




2018年3月24日土曜日

批評家賞はラファエラ・カラスコ

ヘレスのフェスティバル、世界各地から訪れたジャーナリストや専門家たちが選ぶ各賞が発表された。

もっとも優れた作品に贈おくられる批評家賞はラファエラ・カラスコ「ナシーダ・ソンブラ」


新人賞にはヘレス出身ヘマ・モネオ。


今年新設されたギターの賞にはマヌエル・バレンシア。

フラメンコな瞬間におくられるペジスキート賞にはフアン・オガージャ。


また、ヘレスのペーニャ協会が選ぶ、伴唱賞にはマヌエル・タニェとホセ・アンヘル・カルモナ、新人賞にはジェシカ・ブレアが選ばれた。

2018年3月23日金曜日

速報 コルドバ、ギター祭

今年で38回目となるコルドバ、ギター祭のプログラムが発表された。
なんと今年は恒例ハビエル・ラトーレのクラスの他、エバ・ジェルバブエナとマリア・パヘスのクルシージョが行われる。
公演ではマリア・パヘスやビセンテ・アミーゴも。
なお、フラメンコ以外ではキッスや、マイク・スターンも登場します。

◇コルドバ ギター祭
7/4(水)20時30分「オエジェメ・コン・ロス・オホス」
[出]〈b〉マリア・パヘス舞踊団
[場]コルドバ ゴンゴラ劇場
[料]18ユーロ
7/7(土)22時30分「エンロルケシードス」
[出]〈c〉ミゲル・ポベーダ
[場]コルドバ アセルキア劇場
[料]25~50ユーロ
7/12(木)20時30分「アル・ボルデ・デル・アリア」
[出]〈g〉フアン・カルロス・ロメーロ
[場]コルドバ ゴンゴラ劇場
[料]18ユーロ
7/14(土)22時30分「メモリア・デ・ロス・センティードス」
[出]〈g〉ビセンテ・アミーゴ
[場]コルドバ アセルキア劇場
[料]25~35ユーロ

[問]www.guitarracordoba.es

◇コルドバ・ギター祭
7/5(木)~7/7(土)
[教]〈g〉フアン・マヌエル・カニサーレス
[内容]10~14時 中上級「両手の正確さのためのフラメンコ・ギターの練習」
[料]180ユーロ
7/8(日)~10(火)
[教]〈g〉ホセ・アントニオ・ロドリゲス
[内容]10~14時、10日は18時から20時も。中上級「コンサートのためのフラメンコギター。個性を探して」
[料]180ユーロ
7/8(日)、9(月)
[教]〈g〉パコ・ハラーナ
[内容]17~20時 中上級「伴奏フラメンコギターのための知識」
[料]125ユーロ
7/11(水)~14(土)
[教]〈g〉マノロ・サンルーカル
[内容]10~14時 中上級
[料]180ユーロ
[場]コルドバ コルドバ大学文学部

7/4(水)~6(金)
[教]〈b〉ハビエル・ラトーレ
[内容]10~13時 中上級「ピアソラ・フラメンコ」
[料]100ユーロ
7/7(土)、8(日)
[教]〈b〉マリア・パヘス
[内容]11~14時 中上級「フラメンコ動きの考古学」
[料]100ユーロ
7/8(日)~9(月)
[内容]8日17時~20時、9日11時~14時 中上級「振付の動きにおける意図」
[料]100ユーロ
[場]コルドバ アセルキア劇場

[問]https://www.guitarracordoba.es

2018年3月21日水曜日

フラメンコ・ビエネ・デル・スール メルセデス・ルイス「デハメ・ケ・テ・バイレ」

2年前のヘレスのフェスティバルで初演した作品
なんですが、完璧、忘れてました。
公演前に自分のブログ見て、ああ、そういえば、そんなのあったよね、と言う。
忘れっぽくなったなあ。
パコ・セペーロ、ダビ・パロマール、ヘスース・メンデスという3人のゲストの代わりに、サンティアゴ・ララ、ダビ・ラゴス、ダビ・カルピオという布陣。
そういえば、ありました。パロマールの代わりをラゴス、ヘスースの代わりをカルピオ。

ダビ・ラゴスは、もう音程から声の出し方、、速度、声の強弱の調節、どれをとっても完璧で、素晴らしい。ミロンガ、ガロティンはコリンで。

ギターの早いスピードでのシギリージャからの、カルピオのマルティネテをカバーレスで終わる。男装で踊る。

プレゴンの高低とか名人技。もともとカディスのパロマールの役だから、カディス風の早口言葉風レトラとかもうまくこなす。アレグリアスはバタで。
ファンダンゴを挟んでソレア。黒い別珍風のドレスで、背中が大きく開いていて、その背中の部分になんだかよくわからない飾りがいっぱい。

メルセデス、なんでもちゃんと一通りできるんだけど、衣装が彼女を助けてない。
最初の衣装は、上のホックを止め忘れたのか、背中の上がビヨンとなっていて気になったし、バタもぺちゃんとしている。まあ、クラシックな感じにしたということかもだけど。しかしソレアに至っては、バランスが悪すぎる。で、そっちばっか気になって踊りに集中できなかったよ。

華奢で腰の位置も低めで、日本人体型に近いメルセデス、腕も肩の前がわについている感じで、ブラソの動きも小さめ。なんでも出来るのに、オレ!の瞬間が来ないんだよね。
コミュニケートしてこない感じ。シャイな人なのかな。
それともためが足りない?
ヘレスのバイラオーラでは実力が一番なだけにもう一歩進んで欲しいというのは、見る方のわがままですしょうか。

2018年3月14日水曜日

ヘレスのフェスティバル 観客賞はスペイン国立バレエ

ヘレスのフェスティバル。
観客の投票による観客賞はスペイン国立バレエの受賞が決定した。

Festival de Jerez- Javi Fergo


なお、2位はアンドレス・ペーニャとピラール・オガージャ「トゥルネ」

Festival de Jerez- Javi Fergo

3位はダビ・パロマル。エル・フンコ、リキ・リベラ、ロベルト・ハエンの「ケ・パサラ、シ・パサリア」
Festival de Jerez- Javi Fergo

この作品のセビージャ、セントラル劇場で見てきましたが、
また、地元ネタで、セビージャの聖週間やセビジャーナス、フェリア、さらにはサッカーチームの応援歌までちりばめて、またもや笑い死しそうでした。

2018年3月12日月曜日

ヘレスのフェスティバル カルペータ「ア・バイラール」

ファルキートの末弟、カルペータの初めてのリーダー作品。
あれは確か大震災の年だから7年前、母ファルーカの作品に出演していた彼の凄さに目を見張った。当時13歳。子供が踊ったと言う感じではなく、すでに踊り手として、一人前で、感服したのを覚えている。
その後も何度か、兄たちと競演しているのを見たけど、初の作品ということで期待したのだが。
結論から言うと非常に残念だった。

まず照明がひどい。バックミュージシャンの方が踊り手よりも明るい、ということもままあり、カルペータに当たっていても、顔が陰になっている。初演、ということを考えてもひどすぎる。
© Festival de Jerez/Javier Fergo


シギリージャから始まるが、これがカナーレス風。
ソレア/カーニャも、途中で踊るのをやめて、拍手を待つような感じ。ホアキン・コルテス風? ラファエル・アマルゴじゃないんだから。

万事がそんな感じで、一曲をきちんと踊ると言うよりも、途中でほったらかして歩いたり、出てくるなり、お辞儀したり、わけがわからない。

お友達なのか、エレキベースを弾いていた男が、ピアノの弾き語りを長々としたり(それも歌もピアノも上手ではない)、ギターソロが二曲続いたり、また歌い手でも一人、音程が良くないのがいたり。

カナーレスやコルテスのビデオ見過ぎなのかなあ。
すごくいいものは持っているのにもったいない。
自分一人でやりたい、と思ったのかもしれないが、まだまだです。
誰かが助けてあげないと。

© Festival de Jerez/Javier Fergo

ヘレスのフェスティバル ディエゴ・デ・モロン、ぺぺ・アビチュエラ

超ベテラン、ギタリスト二人の競演。
最初はディエゴ・デ・モロン。
メガネをかけセーターで登場。
© Festival de Jerez/Javier Fergo


舞台にセーターで登場するフラメンコのアルティスタは他にいない。
こういうとこらからして、唯一無比な存在。
ブレリア。おじ、ディエゴ・デル・ガストール譲りのファルセータ満載。かと思うと、ラテンの『ソラメンテ・ウナ・ベス』が入ったりもする。
つっかえたりもして、危なっかしいのだが、木の音がする。
「長い間舞台で弾いていなかったから」と説明。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
続いて、ソレア。
音が少なく、メロディをシンプルに綴っていく。ゴルペを多用し、ラスゲアードはあまり使わない。今のフラメンコギターの流れとは全く別にいる、独自の世界だ。
ロンデーニャ、シギリージャ。
チューニングに手間取り、途中でチューニングし直す、なども。
それでもいい。そんな存在なのだ。

ぺぺ・アビチュエラはソレアから。
それまでの白黒テレビが急にカラーに変わったような、そんな感じ。
異世界から現代に戻ってきた?
切れずに進むコンパスが心地良い。

© Festival de Jerez/Javier Fergo
タランタ。
そしてアネ・カラスコを呼び込み、カホンと一緒にアレグリアス。ブレリア。
リズムに乗って気持ち良く演奏。
音がきらきらしている。繊細さと重みがある。
最後に時計を見て、シギリージャとカバル。歌うような演奏。
1944年生まれというから今年で74歳とは思えないような若い感覚が息づいている。

© Festival de Jerez/Javier Fergo

1時間ちょっとの歴史的ギタリスト、二人の競演。いつまでも忘れないだろう。





2018年3月11日日曜日

ヘレスのフェスティバル ハビエル・ラトーレの振り付け工房

毎年恒例ハビエル・ラトーレの振り付け工房
毎年のことだが、クラスで振り付け、1週間で舞台に上がるという力技。
通常の振り付けクラスのように、全員が同じ振りを鏡に向かって踊るのではなく、
舞台への出入りがあり、フォーメーションを変えて、という、
実際の、舞踊団などで舞台での群舞さながらの振り付け。
クラスのレベルはプロ、つまり超上級者とされているものの自己申告だし、初対面の人もいるにもかかわらず、瞬時にレベルを見抜き、構成していくわけで、一体彼の頭の中はどうなっているのだろう、といつも思う。


 最初はそのハビエルのソロ。オペラに振り付けたスペイン舞踊。

美しい。
続いてアナマルガのアラブ風ルンバ

 そしてカルロス・カルボネルのアレグリアス。さすがカディスだねえ、

そして群舞のハレオ。
圧巻でございました。毎年のことですが、日本人、東洋人がんばってます。

























ビデオはこちら
https://vimeo.com/259510391