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2009年8月26日水曜日

今週末、セビージャ郊外のトマーレスで第34回シウダ・デ・トマーレス フラメンコ祭が開催されます。
左のポスターにあるように、出演はカンテに、ファンダンゴで人気のエル・カブレーロ、今最も人気のあるカンタオール、ミゲル・ポベーダ、カディスのあかるいおばちゃんカンタオーラ、マリアナ・コルネホ、ラ・ウニオンで優勝したことのあるミゲル・デ・テナ、そして踊りにはベテラン、ラ・デブラと若手のローラ・ハラミージョという、なかなかバラエティにとんだメンバーです。

トマーレスはセビージャのベッドタウンのひとつで、 バスがプラサ・デ・アルマスのバスターミナルから出ています。ただはじまるのが22時なので、終わるころには終バスはないかな。でもタクシーよんでセビージャまで帰ってもそれほど高くないと思いますよん。20ユーロするか、しないか。

夏のフェスティバルは、野外で、バルもあって、とても気持ちがいいのだけど、行き帰りの足には不自由しますね。

2009年8月18日火曜日

ヘレスのブレリア祭り


フラメンコ・ファン待望の、ヘレスのフラメンコ・フェスティバル、
第42回フィエスタ・デ・ブレリアのプログラムが発表されました。
9月5日土曜日、22時開演。会場はいつものようにヘレスの闘牛場でございます。
今年は亡くなったヘレスの名ギタリスト、パリージャ・デ・ヘレスに捧げられ、
第一部がパリージャ家の人々によるコンサート、第二部がファルーのバイレ、第三部がヘレスのコンパスの魔術師、ディエゴ・カラスコという構成。
これは楽しみ!

なお出演者詳細は下記の通りでございます。


第1部 ファミリア・パリージャ
〈c〉ロシオ・パリージャ、マレーな・パリージャ、サンドラ・リンコン、グレゴリオ・パリージャ、〈g〉フアン・パリージャ(亡くなったパリージャの兄)、マヌエル・パリージャ(フアンの長男)、〈violin〉ベルナルド・パリージャ、〈flauta〉フアン・パリージャ、〈perc〉ルイス・デ・ペリキン、〈palmas〉グレゴリオ、マルコス

第2部 エル・ファルー
〈b〉ファルー、〈g〉シモン・ロマン、アントニオ・ビジャール、ペドロ・グラナイーノ、〈g〉ヘスーリ、アントニオ・レイ、〈perc〉イシドロ・スアレス、〈violin〉ベルナルド・パリージャ

第3部ディエゴ・カラスコ
〈c、g〉ディエゴ・カラスコ、〈ゲスト・アーティスト〉レメディオス・アマジャ、ジュニオ、ダビ・デ・マリア、ティオ・ディエゴ・パントーハ、〈g〉クーロ・デ・ナバヒータ、フェルナンド・カラスコ、〈perc.palmas〉フアン・グランデ、アネ・カラスコ、マロコ、ルイス・カラスコ、〈コーラス、パルマ〉カルメン&ホアキナ・アマジャ“ラス・ペリグロ”

ちなみにディエゴ・カラスコと共演のジュニオはトリアーナ生まれのヒップホップ系の、ダビ・デ・マリアはポップ系のどちらも人気歌手。どんな舞台をみせてくれるのか楽しみです。

2009年8月8日土曜日

マドリード ララ劇場のフラメンコ

マドリードの夏はフラメンコ公演がめじろおしという話を前にかきましたが
もうひとつありました。
ララ劇場のフラメンコ公演でございます。

プログラムは以下の通り。すべて21時開演です。
13日(木)〈c〉セリア・フローレス(アントニオ・ガデスの娘でルンバ系のCDをだしてます)
14日(金)〈piano〉ラウラ・デ・ロス・アンヘレス
17日(月)〈c〉アウロラ(その昔、「ベソス・デ・カラメロ」というヒット曲だしました)
18日(火)〈b〉ミゲル・カーニャス(エル・フラメンコにもきてましたね。カナーレス門下)
19日(水)〈g〉ラファエル・リケーニ(トリアーナ出身の天才ギタリスト)
20日(木)21日(金)〈b〉マリア・カラスコ舞踊団「フラメンコ・リブレ」
22日(土)〈c〉モンセ・コルテス
24日(月)〈c〉マリア・バルガス(パコ・デ・ルシア伴奏での録音もあるベテランカンタオーラ)
25日(火)〈c〉エンリケ・ベルムデス“エル・ピクラベ”(注目の若手カンタオール)
29日(土)パタ・ネグラ(ご存知セビージャのフラメンコロック。ラファエル・アマドール)

こうみてくると個人的にひかれるのはリケーニとパタ・ネグラかな。
どちらも久しぶりの登場なんでみてみたい気が。。。

2009年8月5日水曜日

ヘレス 夏の夜のフラメンコ映画とペーニャ

なんかまたヘレス?
といわれそうですが、昨日からヘレスのアンダルシア・フラメンコ・センターでフラメンコ映画の上映会がはじまりました。8月中の毎週火曜、22時からの上映です。
今年はドキュメンタリー
(そう、これがDVDとして購入できるのはなんと日本だけ、なのです)
来週以降は
8月18日「エスパーニャ・オトラ・ベス」(1969年スペイン)
8月25日「トリアーナ、パライソ・ペルディード」(2008年スペイン)

昨年のビエナルでスペイン初公開された「フラメンコ・ミ・ビダ」は未見ですが、マティルデ・コラルやジェルバブエナ、ソラジャ・クラビホ、ディエゴ・デ・モロンらスペインのアルティスタたちが出演しているようです。また日本でも撮影し、遠藤あや子さんや北島歩さんなども出演してるとか。。。
市民戦争の人民戦線で戦ったアメリカ人が会議でスペインにやってくるという物語の「エスパーニャ・オトラ・ベス」にはマヌエラ・バルガス、フォスフォリート、マノロ・ブレネスらも出演しているそうです。
25 日の「トリアーナ」はテレビ用のドキュメンタリーで、これはテレビ放映されたのをみましたが、トリアーナのヒターノたちの話がとても興味深いものです。。。

また、サンティアゴ街のペーニャ、ルイス・デ・ラ・ピカでは毎週土曜日にライブを開催。
8月8日 〈c〉エンリケ・ソト,〈g〉ペペ・デル・モラオ
8月22日 〈c〉 ルイス・モネオ、〈g〉フアン・マヌエル・モネオ
8月29日 〈c〉ホアキン・エル・サンボ、〈g〉ニーニョ・ヘロ
(15日は祝日でお休み)
と、これまた地元のアルティスタたちが登場予定です。

というわけで、8月のヘレスの夜は
火曜は映画、金曜はシネ・アストリアでのライブ、土曜はサンティアゴ街のルイス・デ・ラ・ピカのペーニャでのライブ、とフラメンコを堪能できそうです。

2009年7月31日金曜日

カマロン トリビュート

カマロン・デ・イスラ。
この名前を一度もきいたことのないフラメンコ関係者はいないはず。(そうであることを祈ります)

いうまでもなく、1992年に肺癌で夭折した、20世紀後半を代表する天才カンタオール、であります。
カディス県はサン・フェルナンドという、カディスの町のちょっと手前の町に生まれ育ち、
こどものときから歌いはじめ…(中略)
パコ・デ・ルシアと出会って、現代フラメンコの基礎をつくった人であります。
もっと知りたい、という人はまずこのベスト盤3枚組CDでも聴いてみましょう。
百聞は一聴にしかず。
音程、リズム、フラメンコ性。どれをとっても文句のつけようのない歌い手でございます。

その彼の代表作のひとつに「レジェンダ・デル・ティエンポ」があります。
1979年に発表されたこのアルバム(当然レコードでした。。。)は、エレキギターやドラムス,キーボードなども取り入れたロックな1枚。
発表当時は、『邪道だ!」と純粋派に糾弾されたそうですが、今きくと、なんとも70年代なアレンジな中に、現代にも通じるフュージョンのめばえが感じられる、歴史的な1枚です。

で、今年はこのアルバム誕生から30周年、ということでトリビュート作品が初演されます。
音楽監督は日本でも、小島章司さん公演でおなじみのギタリスト、チクエロ。
歌は、こどものころ、カマロンに舞台にあげてもらい、またカマロンがその死の直前に彼の歌を聴けといったと伝えられる、ドゥケンデとシルビア・クルス。
さらにはバイレには、スタイリッシュなフラメンコをみせるラファエラ・カラスコが参加。
キーボードやドラム、エレキギターやベースも加わりにぎやかな舞台となりそうです。
初演は8月2日、カタルーニャきっての音楽祭 カステル・デ・ペララダです。
あー観にいきたい!

2009年7月30日木曜日

カルロス・サウラのフラメンコ・オイ

なぜかマドリードの夏はフラメンコ公演が多いのです。
まずは毎年恒例、マドリードの夏を彩るフェスティバル、ベラーノ・デ・ビジャ
これは音楽、ダンスなど多彩な催しがあるのですが,フラメンコだけでも

8/12〜16  フラメンコ サバティーニ庭園
(12ファルーコ&アントニオ・レイ、13アウロラ・バルガス&ルイサ・パリシオ、14カリスト・サンチェス&ミラグロス・メンヒバル、15カプージョ、16カルメン・リナーレス)
8/17〜19  サラ・バラス舞踊団「フアナ・ラ・ロカ」 サバティーニ庭園

やはり毎夏恒例のプラディージョ劇場でのフラメンコ公演
8/5〜8   カーノ(カニート) プラディージョ劇場
8/12〜8/15 ペパ・モリーナ舞踊団 プラディージョ劇場 
8/19〜29  マルーコス・ダンサ プラディージョ劇場

とありますし、ほかにも

7/2〜8/16 ドローレス・ヒメネス舞踊団 グラン・ビア小劇場
8/12〜23  スイテ・エスパニョラ舞踊団 ラティーナ劇場
8/20〜9/20 ラファエル・アマルゴ舞踊団 カナル劇場
・・・・・

セビージャは暑すぎて、みんな海に逃げてしまうせいか、フラメンコ公演、8月はほとんどないんですけどね。
マドリードは観光客も来るからかなあ。セビージャも来るけど観光的にはオフシーズンなんです。。。


で、そんな中でひときわ光り輝くプログラムがこれ、

アントニオ・ガデスとの「血の婚礼」「カルメン」「恋は魔術師」のフラメンコ三部作、「セビジャーナス」「フラメンコ」、アイーダ・ゴメス「サロメ」、「イベリア」など、フラメンコと関係の深い作品を多く世におくりだしている映画監督カルロス・サウラが、映画「フラメンコ」から14年。オイ、すなわち、今、現在のフラメンコを舞台作品にしたものでこれが初演。

振付にラファエル・エステベス、ナニ・パーニョの若手コンビ、アーティスティックアドバイザーにホセ・ルイス・オルティス・ヌエボ、音楽監督にチャノ・ドミンゲスを招き、今、現在、最高のフラメンコをみせてくれるというのです。
出演者がまたすごい。
ロシオ・モリーナ、パストーラ・ガルバン、コンチャ・ハレーニョら総勢18人の踊り手たちに加え、
ギターにアントニオ・レイ、カンテにダビ・パロマール、ヘスース・メンデス、ラ・トレメンディータ…。若手実力派が勢揃い、といった趣きです。
もちろん音楽監督のチャノ・ドミンゲスも自らのグループを率い参加、振付のラファエルとナニの二人も舞台に登場します。
さてさてどんな舞台になりますやら。わくわくした気分でまちこがれているのであります。

あ、これをもとに映画もつくるという話も。。。

2009年7月29日水曜日

ラ・ウニオン コンクールとフェスティバル

昨日は井上圭子さんが出場するラ・ウニオンのコンクールの舞踊部門の話をしましたが、
このコンクール、もともとはカンテ・デ・ラス・ミーナス、すなわち、ミネーラ、タランタ、カルタへネーラ、ムルシアーナなど、の復興/再評価のためにはじまったものです。
最初はコンクールもカンテだけでした。それが1988年にギター部門、1994年に舞踊部門が誕生し、今年からはその他の楽器部門も加わるようになったのです。
今年のコンクールは8月12日から。その前にはさまざまなアーティストが登場するフェスティバルが開催されます。プログラムは以下の通りです。

8月5日(水)前夜祭 ラ・ウニオンの日

8月6日(木)開会宣言/2008年優勝者(カンテ/ロシオ・マルケス、舞踊/アルフォンソ・ロサ)公演

8月7日(金)ニーニャ・パストーリ

8月8日(土)〈g〉カルロス・ピニャーナ、〈c〉アルカンヘル

8月9日(日)〈c〉ギジェルモ・カーノ、マリアーナ・コルネホ、カプージョ・デ・ヘレス

8月10日(月)〈c〉アルヘンティーナ、〈b〉ラファエル・アマルゴ

8月11日(火)〈g〉ビセンテ・アミーゴ

8月12日(水)コンクール準決勝

〈ピアノ〉アブドン・アルカラス、〈b〉シルビア・ロサーノ、エンカルナシオン・ロペス、〈c〉サラ・サラド、アナ・モチョン(なんと14歳!のグラナダッ子)、チュルンバケ・イホ、アロア・カラ、クリスティーナ・ソレール、〈g〉アントニオ・カセレス、

8月13日(木)コンクール準決勝

〈フルート〉ダニエル・ポルティージョ、〈b〉アナ・モラーレス、井上圭子、〈c〉コロライート、エバ・ルイス、エバリスト・クエバス、カルメン・フェルナンデス、ニーニョ・デ・アウロラ、チャト・デ・ベレス〈g〉ホセ・アンドレス・コルテス、カルロス・サラテ

8月14日(金)コンクール準決勝

〈ピアノ〉ボルハ・エボラ、〈b〉カルロス・カルボネル、マリア・カネア(18歳!)、〈c〉エステル・メリノ、ドミンゴ・エレリアス、ヘスース・コルバチョ、アントニオ・ホセ・メヒアス、アントニオ・オルテガ・イーホ、エル・カルピオ、〈g〉エル・フアニ

8月13日(土)コンクール決勝

なお、開演は全日22時45分から。

www.fundacioncantedelasminas.org


 こうしてみてみると、今年もまたギターが低調だったようですね。通常1日2人ずつ6人出場するのに今年は4人だけ。そのうち二人は昨年も登場したような。。。うち一人はなんでこれが予選通過?と首かしげざるをえない人で、もう一人もとても受賞者のレベルではなかったのですが、今年は上達したのでしょうか。。。去年は該当者なしだったのですがさて、今年は。。。

 14日登場するボルハはマノロ・サンルーカルの弟エボラの息子。さてどんな演奏をきかせてくっるのでしょうか。


2009年7月25日土曜日

スペイン公演情報 ヘレスのビエルネス・フラメンコ

毎年8月恒例の、ヘレスのビエネルネス・フラメンコのプログラムが発表されました。
今年で14年目。会場は例年通りフランコ通りのシネ・アストリアで22時開演。入場料は10ユーロです。出演は以下の通り()内は伴奏者です。
8月14日のレメディオス・アマジャをのぞきすべてがヘレスっ子。舞踊は若手が登場します。


8月7日 〈c〉アナ・デ・ロス・レジェス(ヘスース・アルバレス)、ヘスース・ソト“アル・アルメンドロ”(アルベルト・サン・ミゲル)、アントニオ・レジェス(アントニオ・イゲロ)、〈b〉フェルナンド・ガラン

8月14日 〈c〉アントニオ・ペーニャ“エル・トロ”(ホセ・イグナシオ・フランコ)、ホアキン“エル・サンボ”(ドミンゴ・ルビチ)、レメディオス・アマジャ(フアン・ディエゴ)、〈b〉エステファニア・アランダ

8月21日 〈c〉ナサレ・カラ(フェルナンド・モレーノ)、ルイス・モネオ(フアン・マヌエル・モネオ)、ディアマンテ・ネグロ(ヘスース・アルバレス)、〈b〉フェルナンド・ヒメネス

8月28日 〈c〉ホアキン・マリン“エル・キニ”(ペペ・エル・デ・モラオ)、マカレーナ・デ・ヘレス(フアン・マヌエル・モネオ)、フアン・モネオ“エル・トルタ”(フアン・マヌエル・モネオ)、〈b〉ヘマ・モネオ

個人的には21日のディアマンテ・ネグロが気になる。これって、あの「カンタ・ヘレス」に参加しているディアマンテ・ネグロの家族? まさか本人?