2015年5月31日日曜日

ホセ・デ・ラ・ベガ フラメンコ学校発表会

9月から新学期がはじまるスペインでは、6月は年度の終わり。
ということで各地の学校ではフィン・デ・クルソ、コースの終わりという、おさらい会が行われる。
ふつうの小学校では学芸会のようにお芝居や合唱だったりするわけですが、フラメンコ学校では発表会となります。

バルセロナの老舗フラメンコ学校、ホセ・デ・ラ・ベガのフラメンコ学校ではコルネラのアウディトリオでフェスティバルを開催します。

ホセ・デ・ラ・ベガはウトレーラ生まれのベテラン舞踊家で、ビセンテ・エスクデーロとも親交が深く、このポスターもエスクデーロの絵ですね。


◆ホセ・デ・ラ・ベガ フラメンコ学校フェスティバル・フィン・デ・クルソ
6/19(土)21時
[出]〈b〉ホセ・デ・ラ・ベガ フラメンコ学校生徒
[場]バルセロナ圏コルネラ アウディトリ
[料]10ユーロ
[問]http://www.josedelavega.com/


2015年5月30日土曜日

マンレウのフラメンコ祭


 カタルーニャの北部、バルセロナとフランス国境のまんなかくらいの町マンレウでのフラメンコ祭。


◆第29回マンレウ・フラメンコ祭
6/6(土)22時
[出]〈c〉ロシオ・バサン、ミゲル・デ・テナ、〈g〉アントニオ・パトロシニオ・イーホ、〈b〉クアドロ・フラメンコ・デ・ペーニャ・フラメンカ・デ・マンレウ
[場]カタルーニャ マンレウ Teatre Escola Puig Agut
[問]https://www.facebook.com/penaflamenca.demanlleu

2015年5月29日金曜日

映画とフラメンコ 

今年もまた映画とフラメンコというシリーズで、6月は毎週、フラメンコに関する映画が上映される。

開幕はチュス・グティエレス監督が生まれ故郷グラナダのサクロモンテをとりあげたドキュメンタリー。
その後ワインとフラメンコを描いたもの、昨年のロンドンでのフラメンコ・フェスティバルのドキュメンタリー、アントニア・ヒメネスら、女性ギタリストを取り上げた映画、そして踊り手チョニとその公演を扱ったものと続く。

なお8月には同じプログラムがヘレスでも上映される。
入場無料。


◆第9回映画とフラメンコ
6/3(水)21時「エル・サクロモンテ」
6/10(水)21時「フラメンコとワイン」「マス・アジャ・デル・フラメンコ」
6/17(水)21時「トカオーラス」
6/24(水)21時「グロリア・ベンディータ」
[場]セビージャ CICUS
[問]http://cicus.us.es/

2015年5月28日木曜日

アドリアンの振り付けアトリエ


 アドリアンの
クラス参加者の中から最高7人のコンクール参加者をセレクションするという。
振り付け「プレリュード・イ・エル・アンティガル」。
プロの作品を踊るチャンス。

◆アドリアン・ガリア振り付けアトリエ
6/28(日)、7/5(日)、7/12(日)12時〜14時15分、最終日は14時30分〜16時45分も
[教]〈b〉アドリアン・ガリア
[内容]第11回アルコベンダス国際コンクールに参加する振り付けのアトリエ。
[場]マドリード
[料]90ユーロ
[問]cursos@adaedanza.es

2015年5月27日水曜日

アントニオ・カナーレスのマスタークラスenマドリード

世界をまたにかけ活躍中のアントニオ・カナーレス。
そのマスタークラスがマドリードで行われる。
 

◆アントニオ・カナーレスのマスタークラス
6/2(火)
[教]〈b〉アントニオ・カナーレス
[内容]19時30分〜20時30分こども、20時30分〜21時30分大人1、21時30分〜22時30分大人2
[場]マドリード フシオン・アニョ・ウノ
[問]www.fussiondac.hol.es

2015年5月26日火曜日

マリアナ・コルネホに捧げる

亡くなったカディスの歌い手マリアナ・コルネホに捧げるガラ公演が行われる。
およそ60人もが出演予定。この収益はマリアナの銅像をつくるのに使われるという。

ガラは4つのパートにわかれ、最初はグループ、トマ・カスターニャが出演。
二番目はカルメン・デ・ラ・ハラで、エンカルナ・アニージョ、エドゥアルド・ゲレーロらが出演。
3番目はヘレスでピパをはじめ、マカニータやホセ・ガルベス、マカレーナ・デ・ヘレスらが出演。
最後のパートはダビ・パロマール、ミゲル・ロセンド、ランカピーノ、セルヒオ・モンロイ、リカルド・リベラ、フアン、ピラール・オガージャ、フンコらが出演。

◆マリアナ・コルネホに捧げる
6/4(木)21時
[出]〈c〉カルメン・デ・ラ・ハラ、ダビ・パロマール、マカレーナ・デ・ヘレス、ホセ・ガルベス、エセキエル・ベニテス、フェリパ・デル・モレーノ、ラ・マカニータ、ランカピーノ、ホセ・アニージョ、エンカルナ・アニージョ、フアナ・ラ・デル・ピパ、〈b〉エル・フンコ、フアン・オガージャ、ピラール・オガージャ、エドゥアルド・ゲレーロ、ヘスース・フェルナンデス、マリア・ホセ・フランコ、アントニオ・エル・ピパ、〈piano〉セルヒオ・モンロイほか
[場]カディス ファリャ大劇場
[料]6〜15ユーロ
[問]前売 http://www.tickentradas.com

2015年5月25日月曜日

アルコベンダス・フラメンカ


2015年度のフラメンコ・コンクール、アルコベンダス・フラメンカの優勝者公演がこの週末、アルコベンダスで開催される。
インターネットで審査されたこのコンクールの優勝者公演、今年度の優勝者であるロシオ・ルナ、クリスティアン・ペレスの二人に加え、昨年度のカンテ部門優勝者、クリスティーナ・ソレールも出演。
入場は4ユーロだが
招待券希望者はこちらまで


◆アルコベンダス・フラメンカ
5/29(金)19時30分
[出]〈c〉クリスティーナ・ソレール、ロシオ・ルナ、〈b〉クリスティアン・ペレス
[場]マドリード圏アルコベンダス アウディトリオ・パコ・デ・ルシア
[問]www.AlcobendasFlamencaNuevosTalentos.org

2015年5月24日日曜日

ホセ・バレンシアenセビージャ

ホセ・バレンシアのリサイタルがセビージャで行われます。
踊り伴唱で活躍しているホセですが、ソロ・アルバムもリリース。
歌のための歌い手としても活躍中。
今回はフアン・レケーナのギターで1時間、たっぷりきかせてくれます。




◆ホセ・バレンシア「エン・ディレクト」
6/2(火)21時
[出]〈c〉ホセ・バレンシア、〈g〉フアン・レケーナ、〈palmas〉ボボーテ、フアン・ディエゴ・バレンシア、マヌエル・バレンシア
[場]セビージャ キンテーロ劇場
[料]15ユーロ(前売り12ユーロ)
[問]http://www.teatroquintero.com/programa.php?isp=30

2015年5月23日土曜日

アビニョン・フラメンコ祭


5月26日から31日までフランス、アビニョンでフラメンコ祭が開催される。
メイン公演はエスペランサ・フェルナンデスとサラ・カレーロ。
そのほかにも地元アルティスタたちの公演などもある。

 ◆アビニョン・フラメンコ祭
 5/27(水)20時30分
[出]ルイス・デ・ラ・カラスカ
[場]フランス アビニョン Theatre du Balcon
5/28(木)20時30分
[出] 〈c〉エスペランサ・フェルナンデス、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス
[場]フランス アビニョン CDC Les Hivemales
5/29(金)20時30分
[出]〈b〉サラ・カレーロ、〈c〉へマ・カバジェーロ、〈g〉フェルナンド・デ・ルア
[場]フランス アビニョン  Theatre du Chene Noir
5/30(土)20時30分
[出]〈c〉アントニオ・メヒアス、〈g〉マヌエル・エレーラ
[場] フランス アビニョン  Theatre du Chene Noir
5/31( 日)16時
カンテコンクール
[場]フランス アビニョン  Theatre du Chene Noir
[問]http://www.lesnuitsflamencas.com/

2015年5月22日金曜日

マルコ・フローレスのクルシージョenバルセロナ

5月25日から28日までの毎日13時から14時まで
バルセロナのホセ・デ・ラ・ベガのスタジオで
マルコ・フローレスのクルシージョが開催されます。

詳細、申し込みはescuelajosedelavega@gmail.comか☎93 454 31 14で。

2015年5月21日木曜日

スペイン舞踊のアトリエ


コルドバ出身でスペイン国立バレエにも在籍していたバレリアの・パニョスのスペイン舞踊のクラスが、5月25日から6月5日までマドリードで開催される。
会場は昔からある舞踊スタジオ、カンボリオであります。
毎日11時から13時まで。

フラメンコもいいけれど、スペイン舞踊の美しさも大好き。
エスクエラ・ボレーラの名手でもあるバレリアーノのクラス、ぜひ。

2015年5月20日水曜日

MAX賞にイスラエル、ロシオ、オルガ

スペインの舞台芸術に対する、アカデミー賞的存在のMAX賞の授賞式が5月18日、バルセロナで行われた。フラメンコ関係の受賞者は以下の通り。

最優秀振付け
ロシオ・モリーナ「ボスケ・アルドラ」
最優秀女性舞踊家
オルガ・ペリセ「ピサダス」
最優秀男性舞踊家
イスラエル・ガルバン「フラ.コ.メン」


ロシオ・モリーナは「最優秀女性舞踊家、最優秀舞踊作品 でもファイナリストだった。また男性舞踊家ではマヌエル・リニャン、最優秀群舞ではリニャン「ノマダ」のジョナタン・ミロ、アドリアン・サンタナ、アナベル・モレーノ、アゲダ・サアベドラがノミネートされていた。


2015年5月19日火曜日

マヌエル!

5月19日朝、私を待っていたのは彼の死を知らせるメールだった。
マヌエル・モリーナ・ヒメネス。67歳だった。

1948年、アフリカ大陸にあるスペイン領の町セウタ生まれ。幼くしてセビージャはトリアーナに移り住む。チケテテ、マヌエル・ドミンゲス“エル・ルビオ”とトリオ、ロス・ヒタニージョス・デル・タルドンを結成。後、アンダルシア・ロックの草分け、スマッシュを経て、1972年ローレ・モントージャとローレ・イ・マヌエルを結成。75年に発表したアルバム「ヌエボ・ディア」はフラメンコの枠をこえた全国的なヒットとなる。

後、ローレと別れ、ソロでも録音。またローレとの娘、アルバとデュオで歌うこともあった。




ギターを膝の上にたてて、やさしくなでるようにつま弾き、歌うフラメンコの吟遊詩人。
いつも真っ白い服を着ていたボヘミアン。彼の魂は永遠にトリアーナにある。


2015年5月18日月曜日

ハビエル・バロン トーレ・デ・ドン・ファドリケに

アラメーダ地区にほど近いトーレ・デ・ドン・ファドリケが 野外コンサート会場として再開。
88年、90年のビエナルの会場ともなったここ城壁に囲まれていた時代の、その城壁の内側にあたり、フェルナンド3世の王子ファドリケが建設を命じたといわれる8メートル弱の塔で、サンタ・クララ修道院の中庭になる。

その新装オープンを飾るのはハビエル・バロン。
13世紀の塔をバックにみるフラメンコ。楽しみであります



5/29(金)22時「エンクエントロ・エン・エル・バルアルテ」
[出]〈b〉ハビエル・バロン、〈c〉アントニオ・カンポス、ミゲル・オルテガ、〈g〉フアン・カンパージョ、〈perc〉カトゥンバ、〈palmas〉ロベルト・ハエン
[場]セビージャ トーレ・デ・ドン・ファドリケ
[料]25ユーロ
[問] http://www.labienal.com 前売http://www.generaltickets.com/