2015年3月1日日曜日

ヘレスのフェスティバル9日目その2パトリシア・ゲレーロ「トウチェ」

夜中12時からは小劇場サラ・コンパニアでパトリシア・ゲレーロ「トウチェ」
音楽は前日のルベン・オルモの作品の音楽を担当したブルーノ・アクセルで、彼のソロから始まるシギリージャで幕をあける。照明が暗く、バイオリンの照明があかるめのせいもあって、踊りが始まっているのにしばらく気がつかなかったという。。。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
フラメンコの人たちは黒バックに黒い衣装というのがなぜか多いのだけど、この場合、照明がきちんとしていないと踊りがちゃんとみえないんだよね。非常に残念。
パトリシアは切れのいい踊りでバイオリンに応える。

© Festival de Jerez/Javier Fergo
これ、白い衣装だったんですね、写真ではじめてわかる。私がみている二階席からは黒のシージョのせいでまた黒の衣装だよ、としかみえなかった。
 裏が深紅の黒い(また黒だ!)バタ・デ・コーラでマラゲーニャ。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
バタの扱いもそつなくこなす。

© Festival de Jerez/Javier Fergo

最後はまっかな衣装でパコ・デ・ルシアの「シルヤブ」もどき(怒)からのタンゴ。モネータのようにおばちゃんたちんの振りを真似する訳でもないのにやっぱりどこかグラナダぽいのが面白い。

バイオリン抜きの正統派の構成でもう一度彼女をみてみたい、というのが正直なところであります。


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