2014年9月21日日曜日

ペペ・トーレス&ハイロ・バルール「バイレ・デ・フロンテーラ」

オテル・トリアーナの公演はモロンのアルティスタたち。
ペペ・トーレスとハイロ・バルールというバイラオール二人に加え、
歌い手ガジとモイ、
ギターのダニ・デ・モロン、と、
今のモロンを代表するアルティスタたちが勢揃い。
そこにディエゴ・デ・モロンやエル・カルピンテーロといったベテラン、
ラファエル・デ・ウトレーラ夫人でオヨス舞踊団で活躍したカルメン・ロサーノ。
そしてフアン・ホセ・アマドールやエウヘニオとパコのイグレシアス兄弟という、
なんとも頼もしい布陣。


エスペランサ・フェルナンデスみたあとタパ等食べて寄り道して
開演にまにあわずオープニングとディエギートを見逃したのは痛恨の極み。

でもそのあとのペペ・トーレスがすごかった。
昔ながらの男性舞踊の伝統を感じさせる、
きちっとした中にもゆとりがあるというか、
やわらかさがある。
男らしくてやさしくて。いやいや魅力的でございました。
カルピンテーロの味のあるカンテ
カルメン・ロサーノの迫力ある踊りっぷり
ダニのギターソロ
そしてハイロのアレグリアス。
ちょっと太ったせいもあるのか、お父さん、ラモン・バルールを彷彿とさせる。
フィン・デ・フィエスタにいたるまで
前日とうってかわってこの夜はプロによる
質のいいフラメンコで楽しませてくれた。
Foto Bienal. A. Acedo

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