11月16日は. 2010年11月16日、フラメンコがユネスコの世界無形文化遺産に制定されたのを記念して、フラメンコの日、ということになっております。
で、アンダルシア州は、各県の博物館でフラメンコのパフォーマンスを行ったというわけ。
セビージャでは、アンダルシア現代美術館野、昔教会だったスペースで、現在も美術作品が展示されているスペースを舞台に、アンドレス・マリンがサックスとコントラバスとの共演でのパフォーマンス。
| ©︎ Kyoko Shikaze |
サックスによるトッカータとフーガに始まり、ひょっとこの面にもどこかにた,へんてこなお面をつけ、黒い羽織を着て、頭には折り紙という不思議な姿で登場。サパテアードは確かにフラメンコ舞踊の技術だけど、オーソドックスなフラメンコから遠く旅しているような、現代美術館にふさわしい作品なのかも。
現代美術家がブレーンでついているからってのもあるのかも。ひょっとこ風お面はペトリューシカに見えるようにも思うからニジンスキーも意識してる?考えすぎかな?
©︎ Kyoko Shikaze
音楽は他にもファリャの恋は魔術師の火祭りの踊りになったり、ソロンゴになったり、それ亜風のメロディをほんの一節だけ奏でたり。それでもとにかく、緊張感を持続させた、濃密な時間でありました。
いつも思うけど、アンドレスとイスラエルの振りに共通する、オーソドックスなフラメンコではない動きがいっぱいあるなあ、と。後ろに足蹴り上げるのとか。フラメンコンテンポラリーゆえ?
靴にマイク仕込み、大理石の床でサパテアード聞かせたのも珍しい試みですよね。
21世紀のフラメンコらしいといえばそうなのかも。
| Junta de Andalucía |
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