セントラル劇場でのアンダルシア州のフラメンコ公演シリーズ、アンダルシア・フラメンコ。15日は今回のプログラムで一人だけ経路が違う、といってもいいリン・コルテス登場。
歌うけど歌い手ではなく歌手。ギターも弾くけどギタリストではなく弾き語り。リズム的にはブレリアやルンバもあるけど歌うのは基本カンシオン。いわゆるフラメンコ・ポップのアーティスト。コルドバ出身で、昔、ビセンテ・アミーゴやケコらとつるんでたイメージ。その後、ライムンド・アマドールのグループでコーラスとかしてた人。
基本はカンシオンで、その中にパコ・デ・ルシアの『二筋の川』に歌詞つけて歌ったり、ぺぺ・デ・ルシアの『アル・アルバ』歌ったり、ロルカの『血の婚礼』のセリフを歌ったりとかはあって、ぺぺの曲のちょっと前にブレリア、一節だけ歌ったのがフラメンコでした。
フラメン・ポップ、フラメンコ・シンガーソングライター界隈は最近どうなのかな、と思ってきてみたけど、うーん、80年代からそんなに変わっていないと言う感じ。ま、これは人によるのだろうけど。でも確実にこう言うタイプの音楽のファンというのは存在し、こういうのをフラメンコと思っている人もいるのだな、と。いや、フラメンコといえばフラメンコですよ、広い意味では、でも狭い意味では違うよな、と思いつつ。
パーカッションがビセンテとも共演してたセサル・モレノじゃないかと思うんだけど最後まで紹介しなかったので…
日曜夜は新人の公園に行ってきます。
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