5日目はカンテの日。
ヘレス出身エセキエル・ベニテスは最近評価が上がってきている歌い手の一人。
一曲目のソレアから観客を沸かします
©︎ Festival Internacional de Cante de Las Minas |
2曲目のアレグリアスはパルマの二人も参加。
彼が歌う歌詞は全部自作だそう。いわばシンガソングライター。一部が自作という人はいるけれど全部、という人は珍しいと思います。
マラゲーニャからベルディアーレスかと思うとまたマラゲーニャに戻るというユニークな歌い方をしたり、トリージャの歌詞をブレリア・ロマンサーダのようなリズムで歌ったり。いファンダンゴ、そしてブレリア。パルマがヘレスぽくなく、ずーっと裏入れてベラーっとして感じで続いているのには違和感あったけど、エセキエルはちょっと踊って観客を楽しませました。
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続くマイテ・マルティンはヘレスのホセ・ガルベスのギターで。ホセの古風な、歌を立てる伴奏でカンテ・デ・レバンテ、87年に優勝、ランパラ・ミネーラを手にした時にも歌ったレトラも歌い、これまた会場を沸かせます。
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ロンデーニャ、ソレア、シギリージャ、ティエント、そしてブレリアとこちらもたっぷり聴かせました。最高の調子とはいかなかったように思うけど、歌い手としての基礎がしっかりしてるから、超例え調子が悪くてもレベルは保持できるのでしょうね。
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新しい歌詞も伝統の歌詞もそれぞれにそれぞれの良さがありますね。
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