2019年9月13日金曜日

第2回カビルド・フラメンコ三日目夜

19時からの音楽堂での公演は『マラゲーニャ』。マラガ出身の踊り手カルメン・ゴンサレスとギタリスト、フアン・レケーナに、実はバルセロナ生まれのホセ・バレンシアというトリオ。





三人が喋り、歌い弾き踊る。時に客席にいるホセ・ルイス・オルティス・ヌエボにも声をかけ、彼も話すという、非常にリラックスした舞台。

最初はマラガの踊り手、カレーテの踊りの指導「鼻は上に、手は腰に、足を前に手をひっくり返してがっと掴む」を三人で踊ってはじまり、レケーナが再びルンバを踊るカレーテの真似をしたり。

カルメンのアレグリアスの後、

モントージャのロンデーニャから自作のロンデーニャを演奏し、         


カルメンがマントンで踊る。

ギターのロンデーニャとは違う、歌のロンデーニャをホセがアカペラで歌い、


今度はマラガのアルティスタの話になって、マラゲーニャの話に。
トリニのマラゲーニャ、メジーソ、チャコンを歌い、


マラガの歌い手のアレグリアスになり、ホセのプレゴン。熱唱!


そして最後はピジャージョとレポンパのタンゴ。ホセは普段あまり歌わないというけれど、ちゃんとこなせるのはさすがでございます。

昔、チャノ・ロバート、マティルデ・コラル、フアン・アビチュエラがオルティス・ヌエボの司会で語り、ちょっと歌って踊るという作品があったけど、ちょっとそれを思い出しました。こういうのいいなあ。

21時からはカルメン・リナーレス『10のカンテ』
アンケートで選んだ10曲を歌うという企画。
最初はカンティーニャ。ギターは息子のエドゥアルド・エスピン(右)とペドロ・バラガン。

続いてブレリアで『Quiero olvidar tu nombre』

ティエントに続いて
 娘で女優のルシア・エスピンが詩を朗読する。


さていよいよ佳境に、というところで雨が降ってきた。
いや正確に言うと、始まりから小雨がぱらついていたりしたのだが、本格的に降り出してはたまらない。とここで中止に。
いい感じだったので非常に残念だが仕方ない。この続きは来年!




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