2019年9月17日火曜日

セビージャでの日本人公演『シン・フロンテーラ』

アルチドーナから帰った翌日はセビージャのペーニャでの日本人公演へ。
ペーニャ・フラメンカ・エル・セロ・デル・アギラは、元国立バレエ第一舞踊手ルイス・オルテガやラファエル&アデラ・カンパージョらを生んだフラメンコな地区でもあります。

日本で活躍中の歌い手、エル・プラテアオが、故郷セビージャに日本の踊り手を紹介する、という感じなのかな。金曜も公演があったようですが、それはアルチドーナと重なっていて残念ながら観ることができませんでした。
当初、土曜夜に予定されていたのですが、雨が降りそうということで日曜昼に延期。


まずはこのペーニャのメンバーでもあるトゥデラのギターソロでグラナイーナ。


踊りのトップバッターは田中菜穂子でソレア。
細い体で渾身のソレア。



髪もクラシックな感じにカーブをつけるなど工夫しています。


でもソレアで笑顔?と思ったら、踊っているのが嬉しくて楽しくてつい漏れてしまった笑みだったそうな。なるほど。


遠藤郷子のカンテ・ソロはマラゲーニャ。丁寧に歌っていき、ペーニャの皆さんにも好評。今度は違う曲も聴きたいな。



一部の最後は大城まどか。男装でのシギリージャ。

細身の長身。モデルのようなアジアン・ビューティ。
きっちり細い足を入れていくのだけど、床が悪くて音が聞こえない。
こういう時は細い足をはしょってここぞという時に音を鳴らす方が効果的かも。


形が綺麗なので、柔らかい女性的な曲も似合いそう。

休憩を挟んで二部の始まりはプラテアオのファンダンゴから。
 熱唱。
 なんか日本にいる時よりもよりのびのびとした感じ。広がりがあるね。


北原ゆかは華やかな衣装でバタ・デ・コーラでアレグリアス。


 表情もいいし

手の形が綺麗。


そして堀江朋子のタラント。風格と重み。
これぞタラントという王道のタラント。




そして大トリはサマラちゃんのカンテソロでタンゴ。

教わった訳ではなく、見て覚えたそうな。すごいね。


最後はブレリアで引っ込んだのでした。



いやいやなかなか良い公演でございました。
昼間、自然光の中でのフラメンコもいいな。
出演者は汗だくだったと思うけど、なんか、リラックして、本領発揮していたのでは?
暑い中お疲れ様でした!

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