2016年10月3日月曜日

ホセ・メルセ「アントロヒア」

初日同様満員のマエストランサ劇場で2016年ビエナル最後の公演はホセ・メルセ

舞台下手に登場し、デブラ、マルティネーテ、トナとうたいつぐ。
Archivo Fotográfico La Bienal de Flamenco. Fotógrafo Óscar Romero.
  一度引っ込み、今度は舞台中央へ。トマティートの伴奏で、タランタ、タラントといいながら、歌ったのはカルタへネーラふたつとタランタト。ん?
タランタといいながらカルタへネーラをとまぜて歌うことはまだよくあることだけど、タランタとタラントと先にいっておきながら、カルタへネーラというのはありえないのでは?
続いてブレリア・ポル・ソレア。なんか伴奏といきがあっていないように思って不完全燃焼。

Archivo Fotográfico La Bienal de Flamenco. Fotógrafo Óscar Romero.

ペペ・アビチュエラの深くフラメンコな音の伴奏でマラゲーニャとグラナイーナ。
歌い慣れたマラゲーニャはいいのだが、グラナイーナがうーん、ちょっと変。
ソレアもなんかいつもの調子が出ない感じ。シギリージャで少し取り戻したか。

Archivo Fotográfico La Bienal de Flamenco. Fotógrafo Óscar Romero.
 アルフレド・ラゴスの伴奏で、ファンダンゴ・デ・グロリアふたつとファンダンゴ・デ・マヌエル・トーレ。とくにグロリアがよかった。
そしてティエント/タンゴ。

トマティートが再び登場しアレグリアスを伴奏。
最後は全員の伴奏でブレリア。
Archivo Fotográfico La Bienal de Flamenco. Fotógrafo Óscar Romero.
最後は立って歌い、ちょっと踊ってみせる。
Archivo Fotográfico La Bienal de Flamenco. Fotógrafo Óscar Romero.

アントロヒア、とタイトルをつけるだけのものだったかどうかは疑問だが
一曲一曲が短く、あっという間のコンサートだった。

こうして2016年ののビエナルもおしまい。おつかれさまでした。

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