1月10日明け方、グラナダのギタリスト、ミゲル・オチャンドが亡くなった。
1965年生まれというから、まだ五十代。早すぎる。
本名ミゲル・モリーナ・マルティネス。グラナダ、レアレホ地区の生まれ。まだ10歳になるかならないかという時に、地元のペーニャ、ラ・プラテリアで演奏。1984年にはラ・ウニオンのコンクールで準優勝。
その後は、エンリケ・モレンテやカルメン・リナーレスなど主に歌伴奏で活躍していました。
知る人ぞ知る、伴奏の名手だったといえると思います。
Málaga en Flamenco 2007 ©︎ Kyoko Shikaze |
カルメン・リナーレスと。Málaga en Flamenco 2007 ©︎ Kyoko Shikaze |
マリア・ホセ・ペレスと。Málaga en Flamenco 2007 ©︎ Kyoko Shikaze |
1983年のフラメンコとアラブ音楽の出会いの作品『マカマホンダ』やマリオ・マジャの作品にも参加。2007年にはニーニョ・リカルドやサビーカスなど先人たちの名曲を演奏したソロアルバムも発表している。
早すぎる旅立ちをまだ信じられない。
0 件のコメント:
コメントを投稿