1月14日、マイアミ在住のギタリスト、ホセ・ルイス・デ・ラ・パス、本名ホセ・ルイス・ロドリゲスが亡くなった。57歳。
©︎ Kyoko Shikaze |
1967年セウタ生まれ 3歳からウエルバ育ち。地元ウエルバでギターをはじめ、9歳からペーニャで学ぶ。後、15歳からセビージャでマリオ・エスクデーロに師事。1990年ビエナルのヒラルディージョのコンクールに出場。翌年、マノロ・マリン舞踊団に、1995年からはクリスティーナ・オヨス舞踊団のギタリストとして活躍。1995、1997、 2002年の日本公演にも参加している。オヨス舞踊団では音楽監督として、作品『ティエラ・アデントロ』(2002年)『イエルマ』(2003年アンダルシア舞踊団)などを作曲。また、ベレン・マジャやイサベル・バジョンを始め多くの舞踊家を伴奏した。
2009 en Sevilla©︎ Kyoko Shikaze |
2010年頃にアメリカにわたり、ソロ活動を中心に、彼の地の踊り手たちとも共演していた。
11月、胃の手術のため入院したところ、進行した腎臓がんが見つかりそのまま入院、闘病中だった。病院費用は入っていた保険で賄えたものの、仕事ができないということで、アメリカのフラメンコ舞踊家シウディ・がリードが立ち上げたクラウドファウンディングを昨日、見かけたばかりだった。
心からご冥福をお祈りします。
追記
2月1日に彼へのトリビュート公演が行われるそうです。
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