2010年10月22日金曜日

バジャドリードのフラメンコ

その昔、城選手が所属したサッカーチームがある、バジャドリード。
フラメンコとは一見、縁のなさそうなカスティージャの町だが、
フラメンコ舞踊の歴史にその名を残す、ビセンテ・エスクデーロはこの町の出身。
観光案内所を出て右手に少し行くと、
彼の銅像が立っているし、
この町の公立部要学校にもその名を残している。

その町で、11月4日、フラメンコ公演が行われる。
マジョール広場のソリージャ劇場のサラ・エクスペリメンタルで
21時から行われる「フラメンコ・アル・オイド」と題されたリサイタルの主役は
カネラ・デ・サン・ロケ。
芸名通り、カディス県サン・ロケ生まれの歌い手だ。
ペリーコのアンソロジーにも参加している名歌手、ハリートの親戚で
アントニオ・マイレーナの影響を多大に受けた歌い手だ。
ギター伴奏は、自らも歌う(日本でCDを録音している)ギタリスト、
アントニオ・カリオン。
また今年、ラ・ウニオンのコンクールに出場した息子のカネラ・イーホも共演する。

フラメンコを愛するのはアンダルシア人だけではもちろんないのである。

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