2010年10月20日水曜日

ティオ・ボリーコ生誕百周年


1910年へレス生まれ。
本名グレゴリオ・マヌエル・フェルナンデス・バルガス。
1983年にこの世をさるまでヘレスの町からあまりでることもなかった彼。
フラメンコらしいしわがれ声でうたう見事なフラメンコの録音は
決して多くはないが、
そのどの録音もすばらしく、今もおりにふれては聴きたくなる、
私のお気に入りの1枚のひとつ。


そのティオ・グレゴリオの生誕百周年記念コンサートが
10月22日にヘレスのビジャマルタ劇場で行われることは以前に書いたが、


その翌日、10月23日11時30分より
ヘレスのアンダルシア・フラメンコ・センターで
ヘレスの老舗、ラジオ・フラメンコ番組「ロス・カミノス・デル・カンテ」
インターネットを通じて24時間フラメンコを流すラジオ局フラメンコラジオ.コムとが
共同で、ティオ・グレゴリオ“エル・ボリーコ”生誕百周年特別番組を放送する。
ティオ・ボリーコを直接知る、ホセ・マリア・ベラスケス(伝説のフラメンコ番組「リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテの司会者)やマヌエル・リオス・ルイス(ヘレス出身のフラメンコ学者)、ディエゴ・カラスコらが出演し、彼の人生とアルテについて語る予定。なお、

その後、14時からは センターからすぐのところにある、
ペーニャ・ドン・アントニオ・チャコンにおいて
「ティオ・ボリーコの百年」とだいしたCDブックの出版記念会が開催されるとのこと。


今年生誕百周年を迎える歌い手にはラファエル・ロメーロもいて
つまり二人は同い年というわけだ。
そのラファエル・ロメーロの記念の催しはその翌週に行われる予定。

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