アンダルシアの放送局、カナルスールで長らくフラメンコを担当し
現在、カナルフラメンコラジオ所属のベテラン・ジャーナリストで写真家の
カルロス・アルベロが1月25日夜、亡くなったそうです。67歳。
アルゼンチン出身。独裁政権をのがれやってきたスペインでフラメンコを愛し
1985年頃からフラメンコの写真を撮り始めた。
アンダルシア州の放送局として誕生したカナルスールでは
ラジオ、テレビでフラメンコを担当。
著書に写真集「マティセス・フラメンコス」、
「フラメンコ写真の歴史」
「グラナダ/フラメンカ」などがある。
つい先頃まで記者会見や公演などで見かけていたのに。
急な病気だったようだ。冥福を祈ります。
独裁政権なんて、時代は過去とつながり動いているのですね、最近カナルスールの昔の番組のビデオを見ているので感慨深いです。ちなみに今もフラメンコラジオを聞きながら書いています。
返信削除康子さん
返信削除コメントありがとうございます。本当に突然のことだったので皆まだ信じられない、といった感じです。アルゼンチンの独裁政権をのがれてきた世代はスペインにかなりいると思います。そのスペインも75年までは独裁政権だったわけで。
現代史ってかなり近いところにありますね。
フラメンコラジオはレコードやCDだけでなく、フェスティバル等での独自の録音等、ほかでは聞かれないものがあるのがいいですよね。