セビージャの町の東にあるセロ・デ・アギラ地区。
元スペイン国立バレエ団でサラ・バラス舞踊団で活躍するルイス・オルテガや
先日のマヌエラ・カラスコ舞踊団来日公演でファンを増やしたラファエル・カンパージョらを輩出した、フラメンコな地区。そのすぐ隣にある倉庫街、ポリゴノ・イタサにあるのがサルバドール・タボラ劇場。アンダルシア演劇界の蜷川的存在、サルバドール・タボラが率いる劇団ラ・クアドラの本拠地である。
三方を高くなった客席が囲む、スタジオのような小劇場で、臨場感は抜群。
サルバドール・タボラといえばかつて日本公演を行った「カルメン」をはじめ、「ドン・フアン」「椿姫」などフラメンコをフューチャーした作品を思い出す人もあることだろう。
その彼の新作が「アンダルシア。伝説と歴史の間に」で、毎週木曜金曜とこの劇場で上演中。
で、土曜は「シクロ・フラメンコ・プリミティーボ」でフラメンコが楽しめる。
先週末にはマヌエル・モリーナが娘アルバ・モリーナと共演したそうだ。
これからの公演予定は
11月21日 〈b〉ラ・チョニ
11月28日 〈b〉フアン・デ・ロス・レジェス
12月5日 〈b〉アデラ・カンパージョ
12月12日 〈b〉ラファエル・アマルゴ
12月19日 〈b〉ホセ・ガルバン
と、舞踊公演が続く。
入場料は18ユーロ。ウエブからの購入も可能だけど、セビージャのカテドラルの前にあるCD/本/オーディオのショップ、FNACや劇場窓口でも購入可能。
セントラル劇場のフラメンコ・ビエネ・デル・スールも、カハソル文化センターのフエベス・フラメンコスも来年にならないと始まらないようだけど、やっぱりセビージャ。
1週間のうちにフラメンコ公演がまったくない、という事態にはならないのである。
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