2009年11月19日木曜日

カハソル175周年記念フラメンココンサート

カハソルはセビージャに本拠をおく銀行。
貯蓄銀行と訳されますが、日本の信用金庫のような存在。
もともとセビージャにあったカハ・サン・フェルナンドと、ヘレスのカハ・ヘレスが合併、その後ウエルバとセビージャのエル・モンテが合併し、カハソルという名前になりました。
この10年間、セビージャでフエベス・フラメンコス(木曜日のフラメンコ)という公演シリーズを続けていますが、そのほかにも各地のペーニャ、大学などを舞台に「コノセール・フラメンコ(フラメンコを知る)」という公演シリーズも続け、また毎年冬にはクリスマス・ソング、ビジャンシーコなどのアルバムをリリースしています。
フラメンコに理解があり、フラメンコをサポートしている銀行!というわけです。

その銀行が、その歩み始めから175周年ということを記念するフラメンコ公演が来週の木曜日、11月26日、セビージャのカハソル文化センターで開催されます。
題して「アシ・カンタ・ヌエストラ・ティエラ・エル・フラメンコ」(私たちの故郷ではフラメンコをこう歌う)
出演はバイレのイスラエル・ガルバン、カンテにアルカンヘルとパンセキート。
セビージャ、ウエルバとカディスのフラメンコを代表しての出演です。
どんな舞台になるのか、今から楽しみです。

写真は右からアントニオ・カセレス(銀行の財団理事)、パンセキート、イスラエル、マヌエル・エレーラ(元ビエナル監督。カハソルのフラメンコのプログラム責任者)

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