2025年9月26日金曜日

アマルガマ/メルチェ・エスメラルダとレオノール・レアル

セビージャのビエナルによるアーティストたちのトークショー(というのかな?)、アマルガマ、パラブラス・デ・ロス・フラメンコス。4月1日、カルメン・リナーレスとアルカンヘルで始まり、今回が9回目。アマルガマとは異なったものを混ぜたもの。というわけで世代の違うアーティストを取り合わせているのが特徴的。開始時に私は日本滞在中だったこともあって、YouTubeにアップされているものを見たりはしてたものの、ライブで見るのは初めて。メルチェの話が聞きたいな、久しぶりに会いたいな、と思って出かけて行ったのでした。


行ってよかった。トークだし、舞踊の舞台のように一箇所を集中してみていることで他を見逃すというようなことはないし、内容は動画で十分以上に伝わるのだけど、やはりその場にいることで伝わる熱のようなものもあるな、と。

メルチェが最初は歌を習いに行ってそこで踊りを習っている人を見て真似して踊って褒められたところから始めたとか、


レオノールがアンダルシア舞踊団在籍時代に、フラメンコはインディビデュアル、個々のもののはずなのにみんな同じ髪型なことなどに抵抗があって、やめてすぐショートカットにしたら、マネージャーがそれじゃ売れないと言われてやめた話とか(で今は髪を伸ばそうとすると反対されるそう)

などいろいろな話の中で心に残ったのは16歳のメルチェがフェスティバルに出演したら、彼女がソレアのひとつめのレトラを踊っているのをみたアントニオ・マイレーナが歌ってくれた話とか、背が高いので身を屈めるようにして踊っているのをみたピラール・ロペスが手をいっぱいに伸ばして踊りなさいと言って、その通りに踊っていると後に褒められた話とかがやはり心に残ります。

ビデオはこちら



左からアンドレス・マリン、メルチェ、ペパ・モンテス、レオノール、ビエナル監督ルイス・イバッラ、ペドロ・リカルド・ミーニョ

トークの後も、近くのバルでビールを飲みながら、ビエナル監督、アンドレス・マリン、メルチェ、レオノールと話は続いたのでした。



0 件のコメント:

コメントを投稿