2016年3月4日金曜日

ヘレスのフェスティバル14日目/サンティアゴ・ララ「パット・メセニー/トリビュート」エステベス&パーニョス「バイラブレス」

19時からはサラ・パウルで、サンティアゴ・ララのパット・メセニーへのトリビュート・アルバムの発表記念コンサート。
パット・メセニーの難曲をフラメンコのテクニックできかせます。
変にフラメンコに寄せすぎず、かといってジャズにさすりよって行くのでもない、
フラメンコ・ギタリストがメセニー弾いている、という感じが心地よい。

foto Javier Fergo para Festival de Jerez
バックのピアノ、ドラム、ベースもジャズっぽくいい感じ。
たぶんジャズファンがきいても、フラメンコファンが聴いても抵抗なく、音楽自体を楽しめると思います。 CDもおすすめ。

メルセデス・ルイスとロシオ・マルケスもゲスト出演で華をそえました。
ロシオはCDでエストレージャ・モレンテが歌っているところを担当。
Foto Javier Fergo para Festival de Jerez


ラファエルとナニ(バレリアーノ)の二人は、クリストバル・レジェスの日本公演の時に知り合い、ヘレスのフェスティバルで「ムニェカス」で鮮烈なデビューを果たしたときからのファン。ということでとても楽しみにしていた公演。

Javier Fergo para Festival de Jerez
でも今回はちょっと残念。
いろいろ研究しているのはわかる。美しい瞬間、楽しい瞬間、オレ!な瞬間もあった。
でも全体としてはモノトーンで、伝わってくるものがない。
次回に期待。

Javier Fergo para Festival de Jerez



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