2011年10月4日火曜日

第3回カタルーニャ・アルテ・フラメンコ


カタルーニャのフラメンコ祭が今年も開催される。
カタルーニャ各地の劇場で開催されるもので
出演者はカタルーニャが生んだ
現代フラメンコの雄、
マイテ・マルティン、ドゥケンデ、ミゲル・ポベーダらをはじめ
エストレージャ・モレンテ、カプージョなど
人気アルティスタが並ぶ。

フラメンコが生まれたのはアンダルシアだけど
カタルーニャは早くからそのアルテに注目し
また多くのアルティスタをうんできた。
カルメン・アマジャやミゲル・ボルールの名前をだすまでもないだろう。
バルセロナだけではない。

カニサーレスはサバデイだし、
ペドロ・シエラはロスピタレに生まれ育った。
そして今、スペインで最もポピュラーなフラメンコ歌手である
ミゲル・ポベーダもまた
カタルーニャはバダローナの生まれだ。


★第3回カタルーニャ・アルテ・フラメンコ
10/14(金)21時
[出]〈c〉マイテ・マルティン
[場]サンタ・コロマ・デ・グラマネ サガラ劇場
10/21(金)21時
[出]〈c〉ドゥケンデ
[場]ロスピタレ・デ・リョブレガ
10/22(土)21時
[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ
[場]ジローナ アウディトリ
11/16(水)21時
[出]〈g〉チクエロ
[場]サン・クガット テアトロ・アウディトリ
11/18(金)21時30分
[出]〈c〉アルヘンティーナ
[場]バルセロナ アウディトリ
11/19(土)21時
[出]〈c〉カプージョ・デ・ヘレス
[場]バダローナ ソリージャ劇場
11/24(木)21時
[出]〈g〉フアン・ラモン・カロ
[場]サン・アドリア・デ・ベソス フォン・デ・ラ・ミーナ図書館
12/16(金)21時30分
[出]〈c〉ピティンゴ
[場]オスピタレ・デ・ジョブレガ ホベントゥ劇場
2012年
1/12(木)21時30分
[出]〈c〉ミゲル・ポベーダ
[場]バルセロナ アウディトリ・デ・バルセロナ
[問]http://www.catalunyaarteflamenco.com/

2011年10月3日月曜日

ヘレスのフェスティバル時のクルシージョ


おそらく
フラメンコ舞踊ファンにとっては世界最高のフェスティバルである、
ヘレスのフェスティバル。
来年もまた、フラメンコの故郷、ヘレスの町で
2月25日から3月10日まで
たくさんの公演が行われる予定。
公式クルシージョの予定はすでにこちらでご紹介してるが、
申し込み受付から半月。
ホアキン・グリロ、ロシオ・モリーナ、
アンヘル・ムニョス、マリア・デル・マル・モレーノのクラスはすでに満員。
インマクラーダ・アギラール、マヌエル・ベタンソスなど複数のクラスをもっている人も
片方は満員になっている。
例年に比べで足が少し遅いかな。
まだ
ヘレスのブレリアのアイレを楽しめるアンヘリータ・ゴメスや
ベレン・マジャ、イサベル・バジョン、
メルセデス・ルイス、ハビエル・ラトーレらのクラスは余裕があるよう。
ぜひぜひ第一線で活躍するアーティストたちの
本物のアルテにふれてほしい。

なお、このヘレスのフェスティバル開催時には
地元のスタジオでも独自のクルシージョを開催している。
オフィシャルのように入場券は含まれないが
お目当てのアーティストがいるならぜひこちらも。



◆セントロ・バイレ・ヘレス/ヘレスのフェスティバル時のクルシージョ
(オフィシャルではないので入場券は含まれない)
2/25(土)~27(月)
[教]〈b〉アデラ・カンパージョ
[内容]15時30分~17時30分(中級)100ユーロ、17時45分~18時45分(中級、ヘレスのブレリア)50ユーロ
2/27(月)~3/2(金)
[教]〈b〉ベアトリス・モラーレス
[内容]10時30分~12時(初級)150ユーロ、12時15分~13時15分(初級、ヘレスのブレリア)80ユーロ
[教]〈b〉マヌエラ・リオス
[内容]10時30分~12時(中級)150ユーロ、12時15分~13時15分(中級、ヘレスのブレリア)80ユーロ
3/3(土)~5(月)
[教]〈b〉ホアキン・グリロ
[内容]16時~17時30分(中級)110ユーロ、17時45分~18時45分(ヘレスのブレリア)60ユーロ
3/5(月)~10(金)
[教]〈b〉ビクトリア・ラモス
[内容]12時~13時30分(初級)150ユーロ
[教]〈b〉ピラール・オガージャ
[内容]9時45分~11時15分(中級/タラント)170ユーロ、11時15分~12時15分(中級、ヘレスのブレリア)90ユーロ
[問]http://www.academiadebailejerez.com/

2011年10月2日日曜日

第1回国際フラメンコ会議

アンダルシア・フラメンコ研究所主催による
第1回フラメンコ国際会議が
11月、セビージャで開催される。
対象はフラメンコを生業とする、
アーティストやマネージャー、
フェスティバル主催者、研究家、教授、大学生など。

 研究者たちによる文化財としてのフラメンコ、
マネージャーや学校経営者などによる文化産業としてのフラメンコ、
そしてフラメンコとメディア
というみっつの分野に分かれ、意見を交換する場をめざすという。
さてどんな意見がとびだすのだろうか。



★第1回フラメンコ国際会議
11/10(木)~12(土)
[場]セビージャ サンタ・クララ修道院 トレス・クルトゥーラ財団
[料]100ユーロ
[問]www.juntadeandalucia.es/cultura/web/areas/flamenco

2011年10月1日土曜日

モレンテ本とトマス・エル・ペラーテ


9月30日
セビージャのサンタ・ルシア教会で
雑誌ボロニアの「リブロ・デ・モレンテ」のプレゼンテーションが行われた。

ボロニアはコルドバの出版社で
スローカルチャーマガジンがうたい文句。
これはフラメンコと特別号の2号。
1号は去年のノーチェ・ブランカ・デ・フラメンコを記念して発売され
プロモーションDVDが付属しているが15ユーロ
2号は無料。

それでもって雑誌なのに本。
暑さも重さも判型もタイトルも本。
でも雑誌?

あけたら解決。
今年のノーチェ・ブランカやギター祭、スーマ・フラメンカなど
フラメンコ祭、銀行や不動産会社の広告があるのである。
ゆえに雑誌。ゆえに無料。
中身はエンリケと親交のあった人らの追悼文集+写真+インタビュー
文の長さも内容もばらばらだけど。
セビージャでのプレゼンテーションだけど
すでにコルドバでもマドリでもプレゼンしてるわけで
新譜発表的な感じは全くなく
会場にも記者はカナルスールラジオの人くらい。



アンダルシア・フラメンコ研究所所長のマリア・アンヘレス・カラスコと
出版したガブリエル・ヌニェスのあいさつ
モレンテのビデオ
(すばらしい!)
に引き続き
トマス・エル・ペラーテのミニ・リサイタル。

しかし
なぜトマス?

ウトレーラの歌い手で
エンリケとの接点もあまりなさそうなのに。

伴奏はクーロ・マレーナの息子のマヌエル・マレーナ。
ヘレスの歌い手にも同名の人がいますが別人です。

ソレア

そしてシギリージャはその息子クーロ・マレーナの伴奏で。
クーロは歌い手クーロ・マレーナの孫で同名でギタリスト。
スペインは親子や家族内で同名が多いので混乱しそう。
まだ十代だと思うけど
シギリージャをすごくまっとうに伴奏しているのがすごい。
きっとそういう環境で育ってきたのだろうけど、
シギリージャの伴奏って
間合いとかめちゃ難しいと思うんだけど
この若さでばっちり。
先が楽しみです。

カンティーニャと最後のブレリアは親子二人で伴奏。
いやいやいい感じ。

トマスは
伝統的なかたちを歌っているのだけど
声にいい割れ、というか、
スコンと抜ける感じがあるのがいい。
声の質感はちょっと似てるかな。
ちょっとフアン・デ・カマの声みたいな感じ、とでもいうか。

カンティーニャはもちろんピニーニの、だったけど
ブレリアはけっこうヘレスだったりするのが面白い。
またじっくり聴いてみたい歌い手だ。


2011年9月30日金曜日

オヨスのパリ公演

10月以降のスペインとその他、外国における
フラメンコ公演、イベント、クルシージョの情報をアップしました。
けっこうたくさんありますね。
なお情報は入り次第付け加えていきます。




この夏、
大震災復興支援チャリティーフェスティバル、真夏の夜のフラメンコにも
ゲスト出演していた、
アンダルシアフラメンコ舞踊団監督を退任した
クリスティーナ・オヨス。
その彼女の同舞踊団監督時代最後の作品、
「エル・ポエマ・デ・カンテ・ホンド」を
パリのパレ・デ・コングレで上演する。

スペイン以外の国で
最も早い時期にフラメンコが上演された国のひとつであるフランス。
モン・デ・マルサンやニームのような
一流のアルティスタが出演する大規模なフェスティバルから
地元アルティスタの小さな公演と
いろいろ行われているようだ。

オヨスはこれまでも新作初演をフランスで行ったり、
と縁の深い国のひとつ。
豪華な舞台をみせてくれることだろう。


★クリスティーナ・オヨス パリ公演「エル・ポエマ・デ・カンテ・ホンド」
11/29(火)~12/3(土)20時30分
[出]〈b〉クリスティーナ・オヨスフラメンコ舞踊団
[場]フランス パリ パレ・デ・コングレ
[料]33~75ユーロ
[問]http://www.viparis.com/
前売りhttp://www.rodrigue.fr/transact/venteenligne.aspWCI=PANIER_listeseances&IDStructure=63&IDManif=259

2011年9月29日木曜日

アンダルシア・フラメンコ舞踊団

1994年コンパニア・アンダルサ・デ・ダンサとして
マリオ・マジャを監督に発足した
アンダルシア自治政府のアンダルシア舞踊団。
その後マリア・パヘス、ホセ・アントニオの監督時代を経て
2005年、クリスティーナ・オヨスの監督就任と同時に
バレエ・フラメンコ・デ・アンダルシアと名前を変えた。

そのオヨスも契約期間満了で退任。
今後は監督により、ではなく
識者による委員会によって今後の方針を決めて進めて行くということになった。

9月27日に行われた記者会見で
若手舞踊家ルベン・オルモによる作品「メタフォラ」を
来年2月に上演することが発表された。

作品はダンサ・エスティリサーダとフラメンコの二部からなるものだという。
ダンサ・エスティリサーダは直訳するとスタイリッシュな舞踊。
すなわちクラシコ・エスパニョールの進化型とでもいうべき
バレエ的なテクニックもつかったスペイン舞踊。

11月にオーディションが行われ
10人のダンサーが選出される予定という。

アンダルシア自治政府の文化大臣パウリノ・プラタを囲んで。
左からロサリア・ゴメス/ビエナル監督、
イサマイ・ベナベンテ/ビジャマルタ劇場支配人=ヘレスのフェスティバル監督、
マルタ・カラスコ/舞踊研究家、
ホセ・ルイス・カストロ/前マエストランサ劇場支配人、演出家、
奥にセグンド・ファルコン/カンタオール、
名誉委員長マティルデ・コラル、
プラタ、
ビクトル・ウジャテ/バレエ団主宰、
アンヘレス・カラスコ/アンダルシアフラメンコ研究所所長

2011年9月28日水曜日

第20回スペイン舞踊とフラメンコのコンクール

毎年マドリードで開催される
今年も12月8日から11日まで
コロン広場下にある
フェルナン・ゴメス劇場を舞台に開催される。

参加希望者はYouTubeやVimeoにビデオをアップするか
DVDを送り
主催者に申込書、履歴書、衣装デザイン等を送付。
申し込みは10月31日締め切り。

そこで選ばれた10〜14の振り付けが劇場での選考に参加。
8、9日の予選を経て
10日が決勝

1992年にはじまったこのコンクール
第1回の優勝者はアドリアン・ガリア。
彼をはじめ多くの舞踊家が参加してきた。
今年
スペイン国立バレエ団監督に就任した
アントニオ・ナハッロもその一人。

さて今年はどんな舞踊家が登場することだろう。

なお、
一番上のリンクの
オフィシャルページでは
昨年の様子などいくつかのビデオクリップを観ることもできる。