2026年9月26日土曜日

ディエゴ・デル・モラオ『マス・モラオ』

いやあ、良かった。幸せいっぱいになるそんなコンサート。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León
6月にカハソルでのディエゴは全くの一人での公演だったけど、今回は、カホンにアネ・カラスコ、パルマにフアン・グランデとフアン・ディエゴ・バレンシア、カンテにマロコ、エレアコでフェルナンド・カラスコ(フェルナンド・デ・ラ・モレーナの息子)と、ヘレスの仲間に囲まれて、より一層生き生きと、フラメンコな時間をプレゼントしてくれた。


Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

タランタ/ミネーラのソロから始まり、ブレリアになるとアネとパルマ隊が加わり、リズムを補強、パコ・デ・ルシアのファルセータも引いたりするんだけど、ヘレスのアクセントが加わっていい感じ。他の誰の曲にも似ていない、シギリージャ。モダンだけどシギリージャの曲の本来の性質を失っていないのがかっこいい。

ソレア・ポル・ブレリアはマロコが加わる。マロコは伯父ディエゴ・カラスコや叔父ホセ・ソトの影響が強い。

パコへのブレリア。以前のディエゴはパコよりビセンテの影響が強かったように思う(今でもソレア・ポル・ブレリアの最初のとことかちょっとビセンテが見える気がした)けど、最近はパコの方が強いってのも面白い。こうしてみていくと曲目は6月とそんなに変わらないのだけど、リズムが加わるだけで、かなりイメージが変わる。

フェルナンドがエレアコで参加してタンゴ。今っぽい。マロコの歌うブレリアでの、コンパスの回し方パコとモラオが混ざり合うなんてむかしゃ考えられなかった。それだけ異なったスタイルのギターだったのに。再び、タンゴでマロコが歌い、最後は父モラオのファルセータ満載のブレリア。ヘレス、ヘレスなフラメンコ、フラメンコで気分が上がる。最高!

なおこの日、ロペ・デ・ベガではフアナ・アマジャとアウロラ・バルガスのジョイント公演もあったのだけど時間が重なっているので行けず。こちらも素晴らしかったようです。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

ちなみに22時半からはセントラルでアンドレス・マリン新作も。ただこの日、夜マラソンがあって交通遮断されていたのでそちらにも行けず。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León


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