ソロでは初登場のホセ・マジャ。抽象画家マーク・ロスコ(wiki)の作品にインスパイアされて作った作品。記者会見で「この人は悲劇とエクスタシー、死に、多くインスパイアされていた。それはフラメンコにも通じる」と話していたのだけど、デジタルアート(と記者会見では言ってたけどビデオゲームのような映像)の中にロスコの作品を思わせるものがたくさん出てくるのであります。おそらく著作権の関係で作品を使うことはできず苦肉の策なんでしょう。
ロスコが線や形を使わず一面に色を塗るような作品を描いていたことからか、最初はロスコの作品に囲まれたような映像と、チェロに音楽で、フラメンコの伝統的な動きではなく、もっと自由なコンテンポラリーチックな動きから始まります。
| © Festival de Jerez/Rina Srabonian |
すごいフラメンコな人なのになんでこんな中途半端なダンスめいたものをやるんだろう、と正直、思ったけど、それがフラメンコへと近づいていくと、やはり唸らされる。コンテぽい動きも彼にとって必要なものだったのでしょう。
| © Festival de Jerez/Rina Srabonian |
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映像はほぼずっと流れていて、いろんな想いが詰まっているのだろういるのだろうことは理解できないわけじゃないですが、なくても良かったように思います。反対に気が散る。あと、歌はカンシオンぽいのりというかちゃんと歌える人たちがコーラスみたいな感じで歌ったりするのにもちょっと抵抗がありました。ギターのマルコ・デ・シルビアはヘレス出身の19歳ということですが、巧い!今後の展開も楽しみです。
最後の無伴奏のソレア!ホセの歌が、最近よくある踊り手も歌いますよ、っていう感じをはるかに超えるくらいに良くて最高で、ひとふし歌って踊るそのかっこよさ。もうこれだけで何もいらない。圧倒的な力!なんかもうひれ伏すしかない、っていうくらいの凄さでありました。みんなこれが観たかったんだ!っていうくらい。
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