アルカンヘルのリサイタル、だけどギターがクラシックのホセ・マリア・ガジャルドだよ、っていう蔵の前知識だけで劇場へ。スマホでQRコード読み込んで出てくるプログラムを見てびっくり。
あら、クラシック歌うのね。サルスエラやオペラ…
いや、確か以前、古楽の楽団と共演してたりもしてたけど、ほおお、そうですか。
最初はトナ。
二人揃って始まる。
違和感はないような、あるような。
クラシックとは言っても、ポピュラーな、カンシオンぽいものをセレクトしているという感じで、クラシックを、というより、フラメンコではない歌を歌っているという感じ。
とにかく音程がいい。スペイン語以外のものはスペイン語訳して歌っている。
ところどころ苦しそうに聞こえる気がするんだけど、気のせいかな。
クインテットの第1バイオリンは、昔、エバの作品で超絶バイオリン聴かせてくれてたウラジミール。この日も絶好調。
プログラムには載ってなかったけど、ファリャの恋は魔術師もちょっと歌ったり。
アンコールでは『カルメン』の闘牛士の歌をスペイン語で歌い、最後はファンダンゴ・デ・ウエルバを、セビジャーナス『ケ・タンビエン・エス・デ・セビージャ』を歌って締め。
セビージャの観客を知ってますなあ。これがきたらもう一曲とは言わんよね。
クラシックもフラメンコも音楽なのだけど、近くて遠い、遠くて近いなあ。
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