22時からアルカサルで、トマティートの息子、ホセ・デル・トマテのコンサート。
2018年、二十歳の時にCDデビューを果たし、昨年セビージャでもリサイタルを行ったのだけど、その時の印象が悪くなかったので、再び。
Archivo fotográfico Bienal de Flamenco. Fotógrafa: Claudia Ruiz Caro |
タランタからのグループでのブレリアというプレゼンテーションは一緒だったけど、ソレアをソロで弾いたり、パコ・デ ・ルシアの『愛のうた』を演奏したり、レパートリーは増えてるし、上達してる。さすが若いね。
とは言っても、まだ足りない。お父ちゃんが君の年頃には、と言いたくなるし、『愛のうた』もまだ人前で演奏するほどにはこなれていない。
ただ、ソロでも曲の形がちゃんとできてるし、ブレリアのアタックの鋭さとか、才能の片鱗みたいなのは見え隠れするんだよね。タンゴ、ブレリアのノリもさすがだし、最後のブレリアの最初にマンサニータの曲入れるとかもツボ。
日本もそうだけど、今の20歳と昔の20歳は違うよね。今の方が、一人前になるのに時間がかかる。フラメンコもそう。そんな中パコと同じく20歳でデビューアルバム、リリースした彼だけど、パコの20歳やお父さんトマティートの20歳(カマロンに見出されて『レジェンダ・デル・ティエンポ』録音)に比べるとまだまだ足りない部分も多そう。だけど、MCも堂々とこなす現代っ子。
また見てみたいな。
Archivo fotográfico Bienal de Flamenco. Fotógrafa: Claudia Ruiz Caro |
でも歌い手もパーカッションも変えてくれると嬉しいかも。
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