2018年1月26日金曜日

マリア・ホセ・ペレス新譜「トラソス」

 アルメリア出身の歌い手、マリア・ホセ・ペレスの新譜「トラソス」の記者会見が、かつて彼女が学び、また現在も教授を務める、クリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学校内の小劇場、“カフェ・カンタンテ” で行われた。

マリア・ホセ、クリスティーナ、ボリータ
マリナ・エレディアやアルヘンティーナらを伴奏し、そのアルバムをプロデュースしたへレスのギタリスト、ホセ・ケベド“ボリータ”がプロデュース。
マリア・ホセはボリータにプロデュースしてもらいたくて、コンタクトを探っていたところ、ムルシアのロ・フェッロのフェスティバルで出会い、仕事を依頼したのだという。その後すぐ、彼女はウニオンのコンクールで優勝し、コンディションも揃った。2015年のことだ。

10曲のうち半分が、得意のカンテス・デ・レバンテ、アレグリアス、グラナイーナ、ブレリアなど純フラメンコだが、、後の半分は少し変化をつけ、バイオリン、チェロ、コントラバスなど弦楽の伴奏によるサンブラ、セビジャーナス、アルゼンチン・タンゴ「ノスタルヒアス」、数年前スペインで大ヒットした「ビダ・ロカ」というバラードなども、と、変化に富んだ構成。


質疑応答に続いて、マリア・ホセは、生まれ故郷のアルメリアに歌ったアレグリアスと

ビダ・ロカを熱唱した。





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