ラレアル舞踊団は
マドリードのレアル・コンセルバトリオ・プロフェッショナル・デ・ダンサ
王立マリエンマ舞踊専門学院の最終学年の生徒+卒業生による公演。
(記者会見で監督は全員が生徒といってましたが
ソロ2曲を踊ったビクトル・マルティンは昨年卒業しているそうです)
ホセ・アントニオ振付けのエスクエラ・ボレーラ/スペイン舞踊の作品
「アイレス・デ・ビジャ・イ・コルテ」で開幕。
カスタネットにサパティージャ(バレエシューズ)
回転、跳躍などバレエ的な動きをよくこなしている。
写真でわかる通り東洋系の女性二人(Hsue Yu .Hsien, Sou Jung Youn)も熱演。
そのうちの顔の小さい女性は首のおきかたとか形がとてもきれい。
東洋系ががんばっているのはうれしい。
続くソロは開幕公演「ファトゥム!」 にも出演していたビクトル・マルティン。
「ファトゥム!」でもグランフェッテをみせていた彼だが
ここでも美しい回転と跳躍のスペイン舞踊を堪能させてくれた。
かつてアイーダ・ゴメスが踊った
マリエンマ振付けのファンダンゴ・デ・カンディルも器用にこなし
スペイン舞踊の実力をみせてくれたのだが
フラメンコとなると残念ながら弱い。
コンパスもサパテアードも。
民族舞踊も無難にこなすんですけどね。
ま、1、2、3、と数えているのがきこえてきそうではありましたが。
スペイン舞踊は難しい。
ボレーラ等バレエの技術は一朝一夕には身に付かない。
でもフラメンコも難しい。
1、2、3だけじゃないものが要求されるから。
それでも17歳から21歳の若い才能たちが
きちんとした姿勢で舞台に立っているのはほんとうによろこばしい。
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