5日目の深夜0時からと6日目の19時からの2回公演だった
レオノール・レアルの「エレ・エレ」
写真;Javier Fergo
ショートカットの彼女が
ヘレス・フェスティバルでソロ公演を行うバイラオーラだとは
誰も思うまい。
ヘレス生まれだが、
こどものときからクラシックバレエを学んでいた彼女とフラメンコの出会いは
ヘレス・フェスティバルだというのは不思議な気がする。
めきめき頭角をあらわし
アントニオ・エル・ピパやアンドレス・マリン、
アンヘレス・ガバルドン、ハビエル・バロンらの公演に出演。
ソロ作品をヘレス・フェスティバルで公演したのは
2008年「レオノレ」だった。
それに続く第2作目は自分自身のこども時代を回想する作品
美声の歌い手ロシオ・マルケスと
フラメンコなフアナ・ラ・デル・ピパ。
全く対称的な二人を結ぶギターはパコ・イグレシアス。
サパティージャで踊るオープニングから
タラント、バタ・デ・コーラでのファルーカ
などしっかり踊る。
が、私の心により届いたのは
彼女の最初の師である、
ヘレスの舞踊教授フアン・パッラの
昔ながらのアレグリアスだった
写真;Javier Fergo
フラメンコ的なことをわざとさけているような
レオノール。
彼女のフラメンコは
ほかの誰ともちがうものなのかもしれない
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