2025年10月30日木曜日

セビージャ・ギター祭 ロレンツォ・ミケリ/ホセ・マヌエル・レオン

 

今日もギター祭。クラシックとフラメンコのジョイントコンサート。

©︎ Festival de la Guitarra de Sevilla

最初はクラシック。ロレンツォ、ミケーリ。クラシックギターはど素人の素直な感想としては、フラメンコでは聞いたことがないようないろんな音が次々に登場するのがシンプルに面白かったし、シューベルトの子守唄がいろんなアレンジで展開される曲とかも親しみやすくて、楽しかった。この曲のビデオが本人のYoutubeチャンネルにあったので貼っときますね。このビデオよりもずっと音が良かったです。

後半はアルヘシラス出身のフラメンコ・ギタリスト、ホセ・マヌエル・レオン。
クラシック聞いた直後なので、よくクラシックギターの人がフラメンコは音が汚い、みたいにいう感覚が少しわかった気がしました。汚いということはないけれど、コンセプトが全く違う、というか。一つ一つの音の立ち上がりから消えていくところまで全部、細かく気にしているようなのがクラシック。フラメンコはそれよりも勢いというか、全体の流れの方が優先する、という感じなのかな、と。というか、クラシックは澄んだ音を大切としているけれどフラメンコはそれよりも明瞭で力づよく勢いのある、離れがいい音を大切にしているというか。って個人の感想です。私も、もっとたくさんクラシックを聴いていけばもっと色々わかってくるのかな。
この日も最初はタランタ。これってパコがタランタやミネーラなどでコンサートはじめていた影響じゃないかと思うんですが、どうなんでしょ。
昨日のマヌエル・バレンシアに比べるとずっとモダン。これ何の曲?とか思うと馴染みのメロディが出てきてそうか、ソレアか、ペテネラでしたか、とか思わされるという展開。
モダンに振り切っちゃうのではなく行ったり来たりしてる感じが面白いな、と。





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