2019年11月21日木曜日

ニームのフェスティバル プログラム発表

フランスのニームのフラメンコ祭のプログラムの記者発表がセビージャで行われました。


左から芸術監督チェマ、アンダルシア・フラメンコ委員会の長となったリカルド・パチョン、ニームの劇場支配人フランソワーズと通訳の女性。

ビエナル、へレスのフェスティバルに次ぐ規模で、海外のフラメンコ祭としては最大規模のものの一つでは?
スペインの隣国ということもあり、第一線のアルティスタたちが顔を並べる。

今年も、イスラエル・ガルバン、ロシオ・モリーナをはじめ、パトリシア・ゲレーロ、エドゥアルド・ゲレーロなど新進気鋭の踊り手たちだけでなく、ギターソロ公演も、ビセンテ・アミーゴ、アントニア・ヒメネス、ホセリート・アセドと三つ。その上、リケーニがロシオと共演するっていう豪華さ。歌もダビ・ラゴス、ペラーテ、マイテ・マルティン、ヘマ・カバジェーロといい感じ。
下記の公演だけでなく、写真展や講演などもあります。イスラエルのマスタークラスもあるそうです。
10日間のフラメンコ合宿?お正月明けすぐですが、へレスやビエナルは長すぎる、という人にもオススメかも。
小さな町だし、アルティスタたちを身近に感じされますよん。ちなみに

◇第30回ニーム劇場フラメンコ・フェスティバル
1/9(木)~19(日)
1/9(木)20時
[出]〈c〉マリオラ・メンブリベス『ロルカ』、ダビ・ラゴス『オディエルノ』
[場]フランス ニーム パロマ
1/10(金)20時『エル・ソンブレロ』
[出]〈b〉エステベス/パーニョス舞踊団
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/11(土)20時『トレス・ゴルペス』
[出]〈c〉トマス・ペラーテ、〈g〉アルフレド・ラゴス、ラウル・レフレ
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/12(日)18時『ソンブラ・エフィメラII』
[出]〈b〉エドゥアルド・ゲレーロ
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/13(月)20時
[出]〈c〉ヘマ・カバジェーロ、〈g〉ハビエル・パティーノ
[場]フランス ニーム ローマ博物館
1/14(火)20時『ディストピア』
[出]〈b〉パトリシア・ゲレーロ
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/15(水)18時
[出]〈g〉アントニア・ヒメネス
[場]フランス ニーム オデオン
1/15(水)21時
[出]アミル・エルサファル
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/16(木)18時
[出]〈g〉ホセリート・アセド
[場]フランス ニーム オデオン
1/16(木)21時
[出]〈g〉ビセンテ・アミーゴ
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/17(金)18時
[出]〈b〉ロシオ・モリーナ、〈g〉ラファエル・リケーニ
[場]フランス ニーム オデオン
1/17(金)21時『メメント』
[出]〈c〉マイテ・マルティン
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場
1/18(土)18時
[出]〈b〉ロシオ・モリーナ、〈g〉ラファエル・リケーニ
[場]フランス ニーム オデオン
1/18(土)21時『恋は魔術師』19(日)18時
[出]〈b〉イスラエル・ガルバン
[場]フランス ニーム ベルナデット・ラフォン劇場

[問]www.theatredenimes.com

ちなみに記者会見の最後にトマス・ペラーテがアルフレド・ラゴスのギターで歌ったのですが、これが最高でございました。

大地から湧き出るようなペターテの声とアルフレドの天空から吹いてくる風のようなギター。その二人の出会いで、一見まったく違うようなものが、実は同じもので、こんなに美しくなるか、という感じで。
これ見るためだけにニーム行こうかと思います。


今年のフェスティバルに出演のエステベス/パーニョスやホセリートも一緒に。

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