2019年4月30日火曜日

Flamenco + 日本のうた/徳田志帆、萩原淳子、吉武もえ

鹿児島出身のバイラオーラ、徳田志帆がセビージャ滞在を機に企画した公演は、フラメンコのスタジオが幾つかある、カステジャール通りのLaberinto Art Lab.で
セビージャ在住の萩原淳子、声楽家(でバイラオーラ)の吉武萌との共演で、日本のうたとフラメンコで構成。うたは
セビージャ在住の日本人フラメンコたちもたくさんやってきた、あたたかな公演でありました。

会場にやってくると、主役の徳田が梅酒とお菓子で歓迎してくれる。
30分遅れで始まる、というのはセビージャらしいけど、会場は立ち見も出る満員。

吉武の歌う荒城の月。

 それを少し踊って

トリアーナのタンゴへと続く。

ギターソロのブレリアを挟んで徳田のソレア
深く掘り下げていく。重みがある。


振りと振りの間にちょっとひっかる感じがあるのはちょっと残念。
自然に流れるように行くともっといい。
またシージョのフレコが髪飾りに引っかかったりしたのも残念。
踊りは見るものだから、見た目も大切。
アクセサリが飛んだり、髪が乱れたりするのも、アクシデントでもあるけど、なるべくそうならないようにする工夫も大切。少なくともセビージャ派では。




五木の子守唄とナナ・デ・カバージョが絡み合う。



萩原はアレグリアス。余裕。
どんな歌が来てもどんなギターが来てもちゃんと対応できるのは実力。


最後は徳田が思いを語り、フィン・デ・フィエスタ。




まだ実験段階な感じもあるけれど、なんかここから色々生まれそうな気も。




0 件のコメント:

コメントを投稿