セビージャ在住の萩原淳子、声楽家(でバイラオーラ)の吉武萌との共演で、日本のうたとフラメンコで構成。うたは
セビージャ在住の日本人フラメンコたちもたくさんやってきた、あたたかな公演でありました。
会場にやってくると、主役の徳田が梅酒とお菓子で歓迎してくれる。
30分遅れで始まる、というのはセビージャらしいけど、会場は立ち見も出る満員。
吉武の歌う荒城の月。
それを少し踊って
トリアーナのタンゴへと続く。
ギターソロのブレリアを挟んで徳田のソレア
深く掘り下げていく。重みがある。
振りと振りの間にちょっとひっかる感じがあるのはちょっと残念。
自然に流れるように行くともっといい。
またシージョのフレコが髪飾りに引っかかったりしたのも残念。
踊りは見るものだから、見た目も大切。
アクセサリが飛んだり、髪が乱れたりするのも、アクシデントでもあるけど、なるべくそうならないようにする工夫も大切。少なくともセビージャ派では。
五木の子守唄とナナ・デ・カバージョが絡み合う。
萩原はアレグリアス。余裕。
どんな歌が来てもどんなギターが来てもちゃんと対応できるのは実力。
最後は徳田が思いを語り、フィン・デ・フィエスタ。
まだ実験段階な感じもあるけれど、なんかここから色々生まれそうな気も。
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