2017年4月6日木曜日

ヘーレン財団フラメンコ学校移転

1996年、セビージャに開校したクリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学校。
舞踊やギターだけでなくカンテのコースもある、世界で最初の総合フラメンコ学校だが、その本拠がトリアーナのプレサ通り、サンタ・アナ教会近くに移転した。
サンタ・クルス街の古いお屋敷を改装して誕生したが、その後カンテとギターはベティスのスタジアム近くに移転。舞踊はスペースの問題でフンカルという、また離れたところで活動するなど、不便な状態が続いていた。
それが今回、昔お菓子屋さんだったビルを買い取り全面的に改装。総面積1500平米の中には9つの教室と、収容100人の小ホール、パティオなどがある。

舞踊コースはミラグロス・メンヒバルやハビエル・バロン、

カンテは写真のカリスト・サンチェスやフアン・ホセ・アマドール、

ギターはペドロ・シエラやニーニョ・デ・プーラ、パコ・コルテス、エドゥアルド・レボジャールらが教鞭をとる。

日本人も頑張ってます。弾いているのはゆなさん。

現在、スペインをはじめ、世界40か国からの生徒たち、100人以上が学んでいるという。
10月から6月までの年間クラスの他、7月にはクルシージョも開催している。

これまでの卒業者/在籍経験者からは、ウニオンのコンクールで優勝したヘマ・ヒメネス、ロシオ・マルケス、セリア・ロメロ、ヘロモ・セグーラ、マリア・ホセ・ペレス(以上カンテ)、ラ・ピニョーナ(バイレ)をはじめ、ルイサ・パリシオ、ラウラ・ビタル、アルヘンティーナ、ヘスース・コルバチョら多くのプロたちが巣立っていった。

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