2015年11月29日日曜日

さよならアルバロ!アギラール・デ・ヘレスお別れ会


11月25日水曜日、高円寺のタブラオ、カサ・デ・エスペランサでアルバロ・アギラール“アギラール・デ・ヘレス”のお別れ会が開かれました。

11月18日朝、東京のご自宅で急逝。
東京に滞在中だったフアニ・デ・ラ・イスラに加え、22日にはヘレスから甥ダビ・ラゴスも手続きのためにやってきました。
スペイン大使館の協力のもと諸手続きを行い、荼毘にふしました。
アルバロがスペインに入っていた保険では当初支払われると思っていた葬儀費用はまかなわれないこととなり、遺体保管料や火葬代金など90万円にもなった諸費用を支払うために、そして突然のアギラールにお世話になった私たちも別れを告げるために、タブラオのオーナー、田代さんは場所を無料提供。パセオの小山社長が、アギラールの娘から頼まれたという松本真理子さん、アギラールのパートナー、和田裕子さんとともに発起人となりお別れの階を催したのでした。
涙雨の中、日本在住のスペイン人アルティスタを含む、多くの人がかけつけ、無事目的を果たす事もできました。
涙にくれる人も多い、悲しいお別れの会なのではありますが、訪れる人たちみんなのあったかい気持ちがこもった、とてもいい会となりました。
あらゆる人に真摯にむきあう、誠実だったアルバロならではではないでしょうか。

遺灰をスペインに持ち帰ったダビ・ラゴスはセビージャのロペ・デ・ベガ劇場でのイスラエル・ガルバン「エダ・デ・オロ」に、兄アルフレドとともに出演。
その熱唱は天国の叔父にも届いたことでしょう。

11月30日月曜日、20時から、ヘレスのサン・ミゲル教会でアルバロへのミサが行われるそうです。
安らかに。

追記
ヘレスに帰ったダビ・ラゴスのFacebookのポストの訳をのせておきます。

感謝
友達よ、僕はもうヘレスにいます。苦い旅から帰ってきました。
日本には従兄弟のフアニ・デ・ラ・イスラが残っています。哀しみと、あきらめと、避けられないことがあっても、人生は続いていきます。
きっともう、アルティスタとしての僕の叔父についての新聞の記事を読んでくれたことと思います。そこにはまた人間としてのこと、とくに無意識での先生としてのことが書いてあります。
そう、先生。なぜなら人にはその行いで、周りのお手本となって、人々の心に残る人がいるからです。日本のみなさんが、最後のお別れで、彼が蒔いた種を返し てくれたこと、敬愛と慕情。どんなアルティスタも、まずは人であり、その後にアルティスタなのだとについて言い続けます。
パセオ誌の小山さん、カサ・エスペランサの田代さん、ありがとう。きょうこ、ありがとう。
ティナ・パナデーロさんありがとう。
ルビ・モントージャさんありがとう。
マリ・カンパニージャ、松本真理子さん、ありがとう。
スペイン大使館のダニエル・アギラールさん、ありがとう。
小島章司さん、ありがとう。
君たちのアギちゃんのオメナへに来てくれた全ての人にありがとう。
全ての、メッセージを送ってくれた人、なにかできることはないかと行ってくれた人、ありがとう。僕の痛みは君たちの痛みだと感じました。ありがとう。
ディアリオ・デ・ヘレス紙のフラン・ペレイラ、ディアリオ・デ・カディスのダビ・フェルナンデス・メヒアスさん、知らせを、明日月曜日午後8時からサン・ミゲルでのミサのことを広めてくれてありがとう。
新聞で、彼に書いた記事で名前をだした人たち、出していない人たち。マリア・デル・マル・モレーノ、ペーニャ・ペテネラのピラール・カラスコ、フェルナン ド・ガラン、知己・デ・ヘレス、アンドレス・ペーニャ、ディエゴ・カラスコ、ダビ・カルピオ、ドミンゴ・オルテガ、フアン・カンタローテ、エル・プラテア オ、そのほかたくさんの書ききれない人。終わりがありません。皆さんが僕にそのことばで安らぎをくれました。ありがとう。
僕の奥さん、メルチョーラ・オルテガ、いつものように喪失を耐えられるように支えてくれてありがとう。
僕の兄弟、家族、アデライダ・アギラール、ラウラ・アギラール、クラウディア・アギラール、彼の奥さんである叔母パキ・フローレス・ベレス.アルフレド・ラゴス、二人は僕らの叔父と行きてきたことを知っている。
そして特別に、それがなぜかは彼がわかる。僕の従兄弟、フアン、フアニ・デ・ラ・イスラ。なぜならときにおきることが結びつきを強くする。それがおきて、 彼が逝ってしまったといわれたときに苦しんだ事。君が僕に電話してきたのは、なぜ僕だったかはアルバロおじさんが電話しただろう者だからか。そこに彼と一 緒に行った。彼といっしょに、彼のために。君なしではできなかった。だからずっと君を好きだよ。ありがとう、フアン。
彼が僕にそれほど昔にじゃなく送ってきたレトラ。
君の運命に記されている
決まっている日に
死が君とともにあることを
アギラール・デ・ヘレス
アルバロおじさん愛しているよ、どこにいても、あなたは僕の先生だ。
DEP 冥福を祈ります。


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