2010年9月6日月曜日

第1回フラメンコ短編映画祭

9月3日から5日までマドリードのサラ・ベルランガで開催された
第1回フラメンコ短編映画祭
カルロス・サウラ監督の新作「フラメンコ・フラメンコ」の予告編や
その予告編を監督したパコ・ミジャンの「アラウンド・フラメンコ」
(日本のフラメンコも登場する、世界のフラメンコを追った作品)や
クリスティーナ・オヨスの伝記テレビドラマ、
スイスやスペインの短編映画の上映もあったがメインはコンクール。

スペイン全国のみならず、アルゼンチン、アメリカ、メキシコ、キューバ、ベネズエラ、
イタリア、ドイツ、フランスなどから応募のあった26作品が、二日にわたって上映され
その中から第1位に選ばれたのはヘスース・プルポンの
「シンドロメ・デ・ピエス・イ・マノス(足と手症候群)」。
フラメンコの名マネージャー/プロデューサーを父にもちマドリードで映画製作を学び、
前述のカルロス・サウラの映画の現場でも働いたというサラブレッド。
パストーラ・ガルバンやディエゴ・カラスコ、ミゲル・ポベーダら豪華な出演者もさることながら、しっかりしたつくりと意表をついた展開が評価されたものだろう。
2位はシャルル・オルセンの「ラ・ダンサ・デ・ロス・ピンセレス(絵筆の舞踊)」。
3位は踊り手マリアーノ・クルセータ「インベルナデロ(温室)」


参加者の出身国も、撮影場所も世界中に渡ることで
改めてフラメンコがユニバーサルなアートであることが証明されたのではないだろうか。
さて来年は日本からの参加も?

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