2024年1月17日水曜日

ビエナル2024のポスター発表

 偶数年の今年はビエナルの年。

というわけで、まずは関連イベント/記者会見第一弾。 ポスターのお披露目が1月16日、セビージャ市役所で行われました。市役所前には時間が近づくにつれたくさんのアーティストたちが。            

今年のポスターはマジョルカの画家バルセロによるもので、根っこがあって枝が伸び、花が咲く、というイメージなのかな。その根っこが女性のダンサーのようでもあり。カマロンやパコ、カラコール、フェルナンダなどの名前が散りばめられてあります。

市長と新監督のルイス・イバッラ。元ABC紙のフラメンコ記者
でまだ20代。©︎La Bienal

で、ルイス・イバッラ監督がまだ正式発表はされていないプログラムの一部、というか、出演予定アーティストの名前などを語ってくれたのだけど、これがすごい。いやあ、みんな出るん?みたいな感じ。

©︎ Kyoko Shikaze


「10年ぶりにミゲル・ポベーダが出演します。ビエナルのための、唯一の公演となります。唯一の公演は他にも、アルカンヘルがツアー中ですがその公演とはひと味違う、ビエナルのための特別な公演となります。エスペランサ・フェルナンデスイスラエル・フェルナンデスはもっと内輪感のある公演、ホセ・バレンシアペドロ・エル・グラナイーノラファエル・デ・ウトレーラダビ・パロマールらは新作を上演し、他にもグアディアナラ・ファビも出演します。舞踊ではイスラエル・ガルバンが閉幕を飾ります。舞踊では、セビージャ交響楽団との共演で『カルメン』を踊ります。ファルキートはビエナルのためだけの特別な公演をカンテのスターを迎えて行います。歌い手の名前言いたいのですが、これはもう少し後にします。エバ・ジェルバブエナはここ数年ビエナルではやっていないクアドロ形式で踊ります。マヌエル・リニャンは新作、ホアキン・グリロメルセデス・デ・コルドバマヌエラ・カルピオラファエラ・カラスコは国内初演。また、パトリシア・ゲレーロのアンダルシア舞踊団監督としての第一作も上演します。マノロ・フランコはあのアルバム『アルヒベ』以来のソロでの2枚目のアルバムをビエナルで初演、フアン・カルロス・ロメロドランテスラファエル・リケーニペドロ・シエラ。またベテラン勢ではアウロラ・バルガスホセ・デ・ラ・トマサカリスト・サンチェスエンリケ・エストレメーニョフアン・ビジャールマヌエラ・カラスコは引退ツアー中ですがセビージャでは特別な公演となる予定です。他にも、ハビエル・バロンロサリオ・トレドと、アンドレス・マリンはアナ・モラーレスとの公演です。エル・ペレアントニオ・カナーレスホセ・アントニオ・ロドリゲスの公演はそれぞれが勝手にやる柄方式ではなく一緒の場面があります。トレメンディータカイタと、リカルド・モレーノニーニョ・ホセーレと共演します。ミゲル・アンヘル・コルテスホセ・マリア・ガジャルドと『アルベニス・フラメンコ』を演奏します。パコ・ハラナセグンド・ファルコンラファエル・ロドリゲス“カベサ”の共演もあります。ライムンド・アマドールカラカフェはそれぞれのパートだけでなく共演のシーンもある予定です。マカニータイネス・バカンペドロ・リカルド・ミーニョとです。ヘスス・メンデスマリア・テレモトカンカニージャプリリマヌエル・バレンシアが監督でフアナ・ラ・デル・ピパダビ・カルピオマヌエル・モンヘがヘレスの公演をします。他にもエストレマドゥーラのアーティストの日もあります。若手では、ダビ・デ・アラアルマヌエル・デ・ラ・トマサレラ・ソトとの新作を上演します。エル・トゥリペレーテの公演もあります。フロレンシア・オスは新作を初演し、パウラ・コミトレは新作をスペイン初演します」



市長の挨拶©︎La Bienal

市長、新監督と出演予定のアーティストたちなど
©︎La Bienal


最後に一曲演奏したダビ・デ・アラアルも良かったのでビデオのっけときますね。



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