2018年2月26日月曜日

ヘレスのフェスティバル トレメンディータ

ロサリオ・ラ・トレメンディータ「デリリウム・トレメン」は19時からボデガで。

同名の新譜発表を兼ねたこのリサイタル、通常のカンテのコンサートを予想していった人はびっくり仰天したことだろう。
ロサリオはサンプラーを操り、ギターやエレキベースを弾き、歌うのだ。
フラメンカと言うよりロッカー!


© Festival de Jerez/Javier Fergo
でその伴奏もウッドとエレキのベースとドラムス/パーカッション。
パブロ・マルティン・カミネーロとパブロ・マルティン・ホネス。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
でもその中で歌われているのはフラメンコ。
カンテ・デ・レバンテだったり、ソレアだったり。
かと思うとポーリュシカポーレだったり。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
口の中で音がこもってしまうような歌い方もあって、歌詞がよく聞き取れないところがあるのは残念だけど、面白い。
何より、無理やり新しいことをしようとしたのではなく、
彼女の中での自然を追求した結果だという感じで、伝わってくるものがあるのだ。

だから最初はおそらく、抵抗もあっただろう観客も最後は盛んな拍手を送っていた。



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