2017年11月11日土曜日

さよなら チキート

チキート・デ・ラ・カルサーが、11月11日、故郷マラガの病院で亡くなった。
1932年マラガ生まれの歌い手。
90年代に得意とするチステ、小話でテレビに出て有名になり、映画に主演するなど人気を博した。

本名グレゴリオ・エステバン・サンチェス・フェルナンデス。
マラガのラ・カルサーダ・デ・ラ・トリニダー地区の生まれ。8歳の時から地元のタブラオで歌っていたという。
踊り伴唱で数々のアルティスタと共演。マドリードの大きな劇場にも出演し、
1964年には国営放送のフラメンコ番組に出演している。



日本にも、1973年秋から1974年春にラウルのグループで、1975年秋から1976年にかけて、リカルドのグループで、と2回ほど、新宿「エル・フラメンコ」に出演した。




80年代にはマラガ、トレモリノスにあった、踊り手マリキージャのタブラオで、高橋英子、俵英三とも共演していたという。

ずいぶん前に引退し、2012年に妻を亡くしてからはマラガで一人暮らし。
10月、家で倒れていたのを発見され、そこからは回復したものの
10月30日、狭心症で入院し、昨夜容態が悪化したという。

冥福を。



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